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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全318件 261~280 14/16ページ
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ワンこうおし疲れ様です。楽しかった。哀しみもあったけどね。 | ||||
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タイトル通りの王道な内容、そして直木賞をようやく獲得、と十分な額縁に恥じない一冊。 北から南まで、徐々に犬とともに移動する短編集。 文章は簡素で読みやすいが、北陸の冬独特の灰色の港町や、中部の美しい山々、それぞれの情景が頭に自然と浮かび、旅をしている気分が味わえる。 あっさりと別れを迎える人々と対照的にしぶとく次の地へ向かっていく多聞の目的地とは。 タイトルになっている最終章の【少年と犬】は鳥肌が立った。 人の最期でその人は決まらないし、いなくなるわけじゃないんだな。 老若男女様々な人が出てくることもあり、コロナ禍の今、 特にいろんな人に貸して、読んでもらいたい一冊だなと思いました。 | ||||
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シンプルで伝わりやすい一言一言、読みながら目の前にその風景が広がる作品でした。 出会えてよかった一冊です。 | ||||
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犬の飼い主がいろいろ変わって犬が可愛そうだと思った | ||||
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犬好き感涙作!最後は涙涙! という謳い文句に誘われて読んでみたが 最後に行くに従ってありきたりな期待外れの結末の予感が。 そしてその通りになった。 少年と犬の絆というにはあまりに内容が薄く説得力がない。 他の方も書いてますが関わった人達が不幸になりすぎ、死にすぎ。腹が減ってギリギリになったときに人前に姿を現し、しっかり世話をしてもらったそのお返しが人生の結末を教えに来るという死神のような役目では、あまりに救いがなさすぎるし そうまでして会いに来た結末があれでは肩透かしもいいところ。最初の二編は面白く読んだ。 | ||||
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子供が生まれるとその庇護者として犬を飼う習慣があるそうです。絶対に裏切ることのない最もよき友です。 若ければ、また犬を飼いたいと思います。 | ||||
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感動や涙がでる場面がありました。犬好きの人に是非読んで頂きたい本です。 | ||||
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犬好きなので、楽しく読ませていただきました | ||||
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読みだすと惹きつけられました。途中でやめられず最後のページまで、そして読み終わった時点で叉途中まで戻って 読み返しました。その後は弟夫妻に渡し、それから娘に渡したと聞きました。 私はもう若くありませんから読む本は選んで購読します。選別基準は新聞広告や仲間からの情報です。 とは云っても本屋に入ってあれこれ探し求める事もあります。結果的に期待に背く内容もあります。 | ||||
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犬を愛するすべての人に捧げる感涙作 帯にそう書かれており購入しました。 【普通】この言葉を使うことを好みませんが、この作品を一言で表すならこれです。 どの登場人物にも感情移入は出来ないまま、最高潮手前で章が終わってしまう。 少年と犬との絆をもっと深く知りたかった。あの程度でここまで?と疑問になり、最後は茶番に感じた。 私にとっては読み易くはありましたが、記憶には残らない物語でした。 | ||||
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東日本大震災から半年。中垣和正は外国人窃盗団の犯行後の逃走車を運転するドライバーとして金を稼ぎ始める。そのとき出会った野良犬はつけていた首輪に「多聞」と書かれていた。人懐こい犬といっしょに逃走車を運転する中垣は、この稼業にうんざりし始めて……。 ---------------------- 馳星周作品といえば去年、『 ゴールデン街コーリング 』に大いに楽しませてもらいました。その馳星周氏が今年(2020年)の上半期・直木賞を受賞した小説なので大きな期待とともに読み始めました。 被災地・東北で野良犬として生きる多聞が、各章ごとに新しい飼い主と出会いながらなぜか南を目指すという物語です。 ところがどうも楽しめません。犬と登場人物たちとの出会いが、一段落一文が多い短い文章によって淡々と描かれていきます。よく言えば装飾過多に陥らない乾いた筆致といえるのかもしれませんが、乾きすぎで潤いがないというのが私の印象でした。 また、「多聞」を手にする飼い主たちは、米国映画『 ベイビー・ドライバー 』の主人公のエピゴーネンをはじめとして、先行する小説や映画でみかけたことがあるような既視感のある輩(やから)ばかり。新味も驚きもありません。 そもそも最初の数十ページで、「震災」、「野良犬」、「南を目指す」、「書名が『少年と犬』」とキータームを4つ列挙されれば、それでこの300頁の小説の着地点はおのずと見えてしまいます。そしてその私の予測どおりにお話が展開したので、拍子抜けしてしまいました。 直木賞は犬が好きなのでしょうか。私が好きだった作家の姫野カオルコ氏も『 昭和の犬 』で2013年の下半期・直木賞を受賞していますが、あのときも楽しめなかったことを思い出しました。 ---------------------- この本に関連して下記の書を紹介しておきます。 【犬が重要な役割を果たす小説】 ◆古川 日出男『 ベルカ、吠えないのか? 』(文藝春秋社) :1940年代、太平洋戦争下で日本とアメリカが激戦を繰り広げた南洋に、それぞれの国の軍用犬がいました。この物語はその犬たちが子から孫、孫からひ孫へと世代を継ぎながら、20世紀の冷戦構造史をたどっていくという骨太の小説です。 現在形を多用することで、文章には躍動感が満ち溢れています。それが耳に心地よく、読者の心をつかんで離さぬ強い魅力を放ちます。文章の力強さを味わうことのできる小説です。 ◆クリフォード D.シマック『 都市 』(早川書房) :ポスト・ヒューマン時代の地球を引き継いだ犬類に向けて編まれた古事記あるいは地球書紀とも呼ぶべきSF小説です。全部で8つの短編から構成されていて、人間の存在を忘れてしまった1万年後の犬類にとってはもはや科学的な歴史書というよりは、神話あるいは伝奇書の雰囲気を漂わせています。 ◆竹内玲子『 永遠に生きる犬 ニューヨーク チョビ物語 』(講談社) :NY在住の著者が、シベリアン・ハスキーとの出会いから別れまでの16年間を描いた心温まるエッセイです。ペットを飼っている人、またはペットが逝くのを見送った経験のある読者は、自らの経験を重ね、心をひきしぼられる思いととともに読むことになるでしょう。私も今は亡き愛犬のことを思い返しながらページを繰りました。 【犬が重要な役割を果たす映画】 ◆メキシコ映画『 アモーレス・ペロス 』(2000年) :犬がかかわる3つの物語が同時進行します。2000年のカンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリ受賞。東京国際映画祭グランプリおよび監督賞を受賞した秀作映画です。 【震災後の人々を描く幻想的な小説】 ◆吉村 萬壱『 ボラード病 』(文藝春秋社) :いまは30代になった大栗恭子が小学校5年生当時を一人称で振り返る。そのころ母一人娘一人で暮らしていた海塚市は、その8年前には一度変わり果てた姿になったが、みごと復興を果たしていた。避難生活から戻って来た町の人々は笑顔を忘れず懸命に暮らしていた…。 「ボラード病」という病は、人々の思い込み、偏見や差別、妄想などを包含した疾病として、震災復興後と思われる社会をむしばんでいきます。幻想SFともいうべき味わい深い小説です。 . | ||||
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犬と生活を共にした者にしか分からない人間と犬とのスピリチュアルな関係を見事に描いた作品だと思います。目を腫らしながら今、読み終えました。 | ||||
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本屋で見かけて一目惚れし一気読みした。 目次から別々の短編集かと思ったが、一匹の賢い犬が様々な事情を持った人間たちとの関わりの話だった。 犬の多聞がこの先どうなるのか気になりながら怒涛のラストへ向かっていった。自分も犬と暮らしているが更に愛おしくなってくる作品だった。 感動をありがとう。愛犬もありがとう。 | ||||
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我が家では、家族みんなが愛犬に癒されてます、守られてます。 | ||||
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必ずしも幸福には恵まれなかった人たち、そのそれぞれの最期の場面に表れた犬が、つかの間の癒しや救いを与えて天国に送り出す。現実の世界では何の慰めもなく、人知れず思いを残して死んでいく人が多い中、せめて一瞬の安らぎをと、作者が捧げる鎮魂歌。 | ||||
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重厚感がありませんと感じました。最後の短編だけが良かったです。 | ||||
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書籍と思いクリックしたらキンドル版であったことに気づきキャンセルできなかった。 なぜキャンセルできなくしてあるのか? キンドル版に注意。 | ||||
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読む人の大半が共感し感動するような話ではない。小説の根幹には震災(2011年東日本と2016年熊本)があり、ポジティブに考えれば克服、一方作中はずっと死によって章が終わるため後味が悪かった。 もちろん、犬と震災(避難)、そして犬はずっと方角を気にしている描写から結末について大体予想できたが、ある意味現実的であり、読み続けてきた者としては希望が無い。 | ||||
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評価の低いレビューも散見しますが俺は好きな作品ですね。ハードボイルドだけど飾らない。確かに犬と出会う登場人物は不幸になりますがその一章一章の中身が濃密。東日本大震災から何年何年と、ところどころにかすかに伏線が書かれていて、最後まで読んであーそうか!と面食らいました。但しなぜ犬は少年の居場所がわかったのか。そこは小説ですから作者の犬に対する神秘性の描写だと思っています。そこを差し引いても星は5だと思っています。 | ||||
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震災で家族と離れた犬の物語。次に出会った飼い主とも別れてしまった。そして最後に会ったのは、震災前の近所の子供に再開。しかし、また震災で今度はそのこと度を命を張って守る・・・。悲しい話ですが良かったです。 | ||||
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