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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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なぜこんなに高評価? 本当に謎。設定もとっても微妙。どこで泣くの? 登場人物みんな死んで、最後は犬が死ぬんかい。笑 文書もラノベのよう。直木賞って、、、 | ||||
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数年前「空飛ぶタイヤ」という作品が直木賞に選ばれた時、本来なら漫画の様な作品が選ばれる時代になったかと、少し落胆しました。賞を得た作品は一年以上を空けてから読むことにしていますので、この度この作品を読んでみましたが、やはりがっかりさせられました。どうにも昨今の直木賞は、「そろそろ年齢と実績的に、この人にも・・・」という様な、作家達の配慮と身内意識から選ばれているのではと、心配しています。これは自分の偏見でしょうか? 本作に関しては、先ず設定と展開があまりのもお粗末です。各章の全員が、一匹の犬に同じ様な感慨を簡単に持ってしまい、瞬間に生き甲斐となってしまう。確かに「神」の様な存在と何度も書いてはありますが、誰もが一匹の犬にすぐに癒しを求めてしまうという設定はあまりのも安易です。昔から動物と子供を主人公にすると安易な物語となることは明らかでしょうに。 兎も角、文章が軽く月並みで慌ただしいの一言で、味わいと深みがありません。淡々ではなくタンタカ・タンという風な調子で進んでいくと言えば、お分かり頂けるでしょうか?それでも最初の1章はまだ読めましたが、泥棒と犬の章では、主犯となる外国人があまりに好人物過ぎるし、トラックの運転手はあまりにあっさりと「兄弟」扱いするのが不自然過ぎます。まあ、ここまではまだ我慢できますが、夫婦と犬・老人と犬の章では延々と人物描写がなされるのは、一体何のためか、そして死に方の不自然さ・・・同じことを描いているだけという風に感じたのは自分だけでしょうか?そして最後の章、犬の死はよいとして少年が「ここにいる」という風に胸を叩くのは、この少年の陥っている心理状態からは、あまりのも綺麗ごと過ぎます。作者はきれいな感動物語を書きたかったのでしょうか?それとも大人向けの童話を?バイオレンス作品に素晴らしい筆致を振るった著者の、ふと陥った気まぐれ作品と考えますが、個人的には子供じみたとさえ感じる期待外れの残念な一作でした。 | ||||
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同じような内容の繰返しなので、読んでいて、飽きます。 | ||||
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この程度で直木賞って取れるんですか? 犬も大好きだし、人と犬の心の通じ合いは長年実際に痛感して生きてきました。でも次から次へと作り話のように普通じゃない人に出会い、そのほとんどが死んでしまったりこれは小説とはいえ・・ありえないですね。 | ||||
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本屋にあったので直木賞作品ということで読んだ。 なんで、こんなあり得ないストーリーの数々で単純すぎるこの作品が直木賞とれるのかわからない。 | ||||
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一人目の飼い主=震災で死亡 二人目の飼い主=殺される 三人目の飼い主=殺される 四人目の飼い主=崖から落ちて死亡 六人目の飼い主=恋人を殺した殺人者 七人目の飼い主=熊と間違われて射殺される 何この設定。 そもそも1才の仔犬が、短期間たまに遊んだ子供を探して 仙台から熊本に普通行く? 他にも多数ありえへん設定の数々に閉口。 | ||||
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オムニバスになっているが、終着はどうなるのか期待しながら読み進めていったが… 直木賞作品にしてはいまいち | ||||
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最後は少しホロリとなったが、いやちょっと待て!! 犬と関わった登場人物が不幸になりすぎw 特に「夫婦と犬」の話はダメ夫が事故死して妻が清々していて、敢えてこの話を書いた意味が分からなかった。 タイトルからしてハートフルストーリーかと思っていたので「男と犬」の結末からいきなり残酷だったし、その後も死神犬でしかなかった。 何が言いたいのかよく分からない本だった。 よく売り文句に「傷付いた人々の心によりそう」とか書かれているけど、それにしては人が死にすぎだしw 本当に救われたのは最後の少年とその親だけ。 あと基本的にダメ男が多くて、頑張る女達がやたら美化して描かれている。 これが直木賞という事実には首を捻るしかない。 | ||||
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六つのストーリーが、繋がって行く。岩手の震災から、熊本震災につながる。 男と犬、泥棒と犬、夫婦と犬、娼婦と犬、老人と犬、少年と犬。 迷い犬である。ふらりとその人の人生の中に闖入する。当初は、共感され、家族と思われて、結果として飼い主が飼えなくなって放り出してしまう。岩手の住所で飼われていて、名前はタモンという。 シェパードで、雑種で、人懐っこく、聡明な犬である。そして、飼い主の心の動きまで読むことができる。最初の飼い主、カズマサは、因果なアルバイトをしている。そしてそそのかされて強盗団の運転手になる。カズマサには、認知症の母親とそれを支える姉がいる。認知症の母親は、タモンを見ると娘時代に戻り、カイトといって、笑顔さえこぼれる。海岸で、タモンと一緒に家族で弁当を食べるのが、幸せな家族だと姉は、幸福だと言って、涙を流す。その幸福は、長続きしなかった。強盗団のミゲルに『守り神』としてタモンは新潟まで連れられて行く。ミゲルの貧しい少年時代の犬の物語につながる。そして、稼ぐこともない不甲斐ないオトコのところに拾われて、しっかり者の妻の愚痴を聞いてやる。山道で通りすがる娼婦に出会ったタモン。そして、漁師の老人に出会い、やっとたどり着いたのが、熊本だった。関わる人を死に追いやらせてしまう不幸のチェーンレターのような犬の物語。熊本で、タモンはどんな悲劇を呼び寄せるのか? 犬好きの人には、ほろっとくるのかもしれないが、一つ一つの物語の後味の悪さは、どうしょうもない。これが、直木賞とは?不幸に同調してほしいと願っているのだろうか。タモンを歓迎する人が多いんでしょうね。いつかは、死ぬのだから。死ぬ前のほんのわずかな幸せを届けるタモン。 | ||||
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(ネタバレ注意) 2つの災害を体験した家族と犬の話。 不幸の短編を幾つも連ね伏線などもなし。 最後にムリやりここ泣くところですよ的な話で終わる。個人的には泣けもせず盛り上がりもなく終わりました。 表現が柔らかく頭にすーっと入ってくるところは相変わらずでとても好きな作家なので次作に期待します。 | ||||
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読んでみましたが私にはハマらず。 好みの問題でしょうが。 作者の方が競馬が好きなようですが、Twitterに特定の騎手の悪口をずっと書いているのが怖いです。 | ||||
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評判なので読んでみましたが、一匹の犬の数奇な運命とと言う設定でしょうけど、劇画チックではありますが無理がありますね。現実味がありません。 次々と持ち主が死んで代わって行き、いつも従順なんてありえないし、犬好きの人の為だけに書かれたって感じでしょうか。もう少しチープさを無くす努力をしないと売れる作家にはなれないかな。 | ||||
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もともとオール読物の短編として書かれたものを一冊にまとめたもののようで、ひとつの小説とするには、構成のバランスが悪く、全体的に見ると良く言えば軽い、悪く言えば薄っぺらい内容になっている。 裏社会で生きざるを得なかった者たちとの話が半分占めるのも、その存在を肯定するような内容で気に入らない。感動的な場面も最終話にチョロっとあるのみ。しかも、震災、心的な負の要素を持つ少年、と言ったお涙頂戴要件をしっかり押さえているあたり、構成が軽いが故に、安易さを感じざるを得なかった。 | ||||
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好みが分かれるのか、テンポのいい軽快な文章が逆に私は物足りなかった 犬の深い心情や情景を言葉で表現することを期待してしまったから | ||||
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最後の「少年と犬」のために他は作ったんだろうなあ、という印象 少年と犬の、ソウルメイトみたいな感じ、ちょっと気持ち悪かった これが感動ポルノってやつか、ていう印象 ノワールやってりゃいいんじゃないの | ||||
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犬に限らず、動物、もとい生き物なら何でも好きな人間です。しかし、全編において何が面白いのか全く分からず読了。スラスラ読めたので☆2は一応付けました。 このような「名犬ラッ○ー」みたいな話が続く本は、完全に子供向きですね。物おじせず、他人の言葉を解し、従順で、苦しい時はそっと寄り添ってくれ、更に危機的状況になると助けてくれる・・・。 こんな犬はいねえ!!! 妄想も大概にしろ!! 犬に迷惑だ!! このように、人間の都合のいい犬が賢いとされ、「名犬」と崇められる現状に憤りを感じますね。臆病で、すぐ逃げて、人間になんか興味のない犬は駄犬なのか? 人間の一方的な願望や価値観を犬に押し付けているこの小説は、児童文学としてはありですが、直木賞など受賞しているとは片腹痛い。文学とは既存の価値観や道徳観念に疑問を持つところを出発点とするものではなかったか。 「神が人を癒すために犬を使わせた・・・」と言うような趣旨の文が度々でてくる。なんだか温かい言葉のようにきこえるが、とんでもない! これでは、犬は人間のために存在する生き物になってしまうではないか! 犬がまだオオカミだったころ、犬は自分のために人間のそばで生きることを選択したのだ。犬だって怒るし、ずる賢いし、自分本位だし、それで何が悪い? 犬は人間のために生きているのでは断じてない。 このような小説が売れるにつれ、その生物種の特性や命の本質と、かけ離れたところで、絶賛されているようで悲しくなります。 | ||||
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犬を美化しすぎていて冷めました。 | ||||
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一章ごとに登場人物がかわり、一匹の犬との関わりが描かれている。 期待して読んだのでイマイチでした。 犬が好きなのはわかるのだが登場人物がみなリアリティーがなく、薄っぺらかった。 お金がない人がたまたま道で見かけた薄汚れた犬を動物病院に連れ込むかな? | ||||
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当方が、著者とは何でも話せる親友だとする。 そこで「この作品、置きにいったよね?」と聞いたら、著者は「うん」と答えると思う。 特にラストは置きにいくのも程々にした方が良いのでは…と、余計な心配までしてしまった。 直木賞取ったのはもちろんおめでたいが、それがこの作品だったのは著者自身、複雑な心境があると思う。 まあ代名詞である悪い人ばっかり出てくる作品だと、取りづらかったかもしれないが。 それにしても、子供と犬って。 昔の話になってしまうが、松本隆作詞、筒美京平作曲や、全盛時の小室哲哉プロデュースみたいなもんで、売れる方程式に沿った鉄板中の鉄板。 そのあたり当然著者も自覚があるようで、受賞後のインタヴューでは「まあ、ご褒美をもらったようなもんで…」と、僅かだが歯切れの悪さが漂っていた。 踊るぽんぽこりんの近藤房之介みたいなもんで、作家も名前を知ってもらって何ぼな側面もある。 個人的な感想は著者の作品の中で一番下のランクだが、馳星周の間口として多くの人に手に取ってもらいたい。 | ||||
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若く賢く美しい稀少な犬が人間のために犠牲になるのが運命?!犬は人間のための生き物なの!? 初めの方はいやに人が死ぬなって思ってましたが、それなりに面白かった。最後は無理矢理美談!奇跡???何かつまらない。一介の犬飼いとしては2度と読み返したくない話でした。馬鹿犬でもうちのワンコの方が幸せだよ。 | ||||
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