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(短編集)
medium 霊媒探偵城塚翡翠
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medium 霊媒探偵城塚翡翠の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全384件 361~380 19/20ページ
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| このミス、本ミスW受賞おめでとうございます。サインに釣られて初めて著者の本を買いました。 細かい所はどれだけ緻密に作ってあってもどうでも良く、唯々インパクト重視の私にとっては物足りない作品でした。 全体的な流れがこうなっていくんだろうなと思った方向から、更に驚きをもらわなかった事で満足感が足りない。 内容が荒削りでも強烈なインパクトの作品か、目の前に堂々とぶら下がってる物に気づかされた時にウッとなる物が読みたいわあ。 | ||||
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| 頭の悪い現代版オトコと狡猾オンナの繰り広げるストーリー。推理モノを読み慣れてる人なら早々にカラクリに気付きます。 一応連作集になっていますが、どの事件も割と退屈。終章で「実はこうこうこうでした!」ってどんでん返しを登場人物が延々と語るのはどうにも好かない。 | ||||
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| ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 霊能力であれこれと視えながらも,言語化して論理立てて警察に伝える必要があり, オカルト要素がアンフェアにならないのは,『魔法使いシリーズ/東川篤哉』に近く, 仕事では凜々しくも素顔はポンコツ,そんなヒロインとイチャつく語り部の作家など, カバー絵も含め,キャッチーな部分は『屍人荘の殺人シリーズ/今村昌弘』の印象です. ただ,彼女との出会いをと,第一話で回想に入り,以降も時系列が戻らない展開には, その後,そして大仕掛けまでが見えてしまい,『最驚』と謳った終盤にも驚きはなく…. スッキリとしなかったそれまでの事件の再整理も,多重推理とでも呼べばいいのか, 一つの真相に二つの論理で辿り着くなど,その発想自体には目新しさを感じた一方で, 三話分の論理が語られ続ける様子は,説明説明になりがちでややダレ気味にも映ります. また,全体的にも文章で説明をし過ぎで,いくつかで図解がほしくなる箇所がありました. 見方によっては読者やミステリへの挑発もあり,意欲的な作品だったとは思いますし, 好き嫌いが分かれるとはいえ,ライトな雰囲気は読みやすさに一役買ってはいましたが, 聞こえてくる評判や,それらを差し引いても,そこまでは?というのが率直なところです. | ||||
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| この本の魅力を100%味わいたいのならば、一切の先入観なしに読み始めてしまうのが理想である。そのため、具体的内容について触れるのは避ける。 自分はミステリ―愛好家と名乗れるほどジャンルに詳しいわけではない。ただ、それなりに数は読んでいるので疑い深くなっており、種明かしに至る前にトリックに感づいてしまうことも多い。しかし、本作のトリックはそれすらも見透かしているかように巧妙だ。いっそ清々しいほどまでの敗北感を味わえるエンターテイメントである。 | ||||
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| 全部で四章からなる物語で出来ています。 最初の1~3章はキャラクター小説のような感じで、30代以上の人にとっては読むのも まどろっこしく気恥しいようなストーリー描写が続きます。 だけど、そこを我慢して丁寧に読み込むことで、最終章の驚きを手に入れることが出来ます。 逆を言えば、最終章のために1~3章を忍耐強く読み込む必要があります。 本書は基本的にライトノベル小説です。 ・深い思想や哲学 ・リアリティと整合性のあるトリック ・繊細な人間模様が描かれている といった要素に関しては期待しないで下さい。 ライトノベルやキャラ萌え小説を読む忍耐を持ち合わせない人は、 本書のネタバレをググって答えだけ知るのもありかも知れません。 キャラ萌え小説が大嫌いなのに勝手に読み始めて酷評付けるのは筋違いでしょう。 もっとも、帯の宣伝が大げさなのもよくありませんね。 ミステリ小説の気鋭や大御所があのように絶賛してしまうと、 ライトノベルが嫌いな人でも手を出してしまいかねません。 そういうところは出版社はちょっと配慮すべきですね。 このままではとっかかりが無さすぎるので、いくつか見どころを挙げます。 ・最強のサイコパス犯人を上回るサイコパスが登場してしまうシーン ・読者の想像力の数だけエンディングの世界が変わる ・読み終わったあとに表紙カバーを眺めると腑に落ちるようになっている。未読の時点では絶対に分からない | ||||
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| 仕掛けはすごい ※ネタバレ含むかも※ ただその他の部分、主にキャラやミステリ・謎解きの部分では魅力は皆無でした 終盤の翡翠の口調がすごく気持ち悪い カマトト、性格の悪い美少女、裏表、ギャップ、そういう面を書きたかったんですよね けれどカマトト〜などが嫌いという意味ではなく、品のない口調でだいなし 嫌な女をいい感じに、それでも魅力的に書けていないってこの作品の見所をだいなしにしてると思う かといってそれまでの翡翠が魅力的だったのかというとそうでもなく それまでのミステリもつまらない 仕掛け以外で面白いところはなかった すごいと言われる理由は理解しているしわかる つまり、自分の好みではなかった それでも大絶賛だとか発狂するほどのものなのかは疑問が残る | ||||
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| 「すべてが伏線」 批判もあるだろうが、私にとってはこの帯の文字があってよかった。なぜなら、これがなければ、第3話までのどこかで読むのをやめただろうからだ。そのくらい、3話までは話がヌルかった。 最終話まで読んでよかった。終わりよければ……で、本作をおもしろく読み終えることができた。 主人公が次作でどのような立ち位置につくのか気になる。 | ||||
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| まず帯が煽りすぎです。 1/3くらい読んだところで犯人の想像はつくのですが、序盤の雰囲気がすごく好きだったのでどんでん返しがすごいというよりは残念感が強い。 全体の雰囲気は虚構推理に似てるなと思いました。(よく考えたら真逆ですが) | ||||
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| 別の大型書籍店で購入し、読了しました。 全4章の構成。 1章ごとの短編ミステリー小説です。 1〜3章までは普通(と言っても霊媒探偵の名の如く、霊媒を用いています)のミステリーなのですが、最終章でまさかのどんでん返しが待っています。 最終章〜エンディングまでの疾走感がとても面白い作品です。 | ||||
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| 1~3話は、萌え&オカルトの小粒なミステリーだなあと、なんだよこの陳腐な動機はと、読むのをやめようかと思ったのですが、第4話でなにもかもがひっくり返って驚きました。途中であきらめず、第4話まで読んでください! 1~3話の小粒さも、どんでん返しのために必須だったのでしょう。再読必死です。 1~3話の構成要素 ・萌え 75% ・オカルト 25% ・謎解き 10% 4話の構成要素 ・どんでんがえし 40% ・蔑み 60% 美女にハイヒールで踏みつけにされるのが好きな方におすすめです。ハァハァ。 | ||||
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| この方の作品を読むのは初めてで、レビューやSNSで大絶賛されていたので購入しました……が、推理小説が好きで色々な推理小説をよく読む人(または二時間サスペンスでテレビ欄を見て犯人を予想する人)は、タイトルとあらすじを見て犯人の目星がつくのではないでしょうか? 読み始めて暫くして「あぁー……やっぱり、そうなる?」となり、第一話のインタールードを目にして目星が確信へと……。『このトリックは本物です』や『覆される快感』『大どんでん返し!』等と称賛の嵐だったので、まさかこんな推理小説の定石通りでは終わらないだろうと期待をして読み進めていけば、段々と嫌な予感が……まさかまさかの期待を裏切ってくれないまま終了……。 “霊視”で知り得た現象・犯人を伝えて推理をしていくのですが、どの事件もどこかで読んだ、見たようなトリックと動機で真新しさがありません。一話に割けるページ数と登場人物が少ないのですぐに犯人もトリックも分かります。(今作の根底はそこには無いと思いますが……)最後に期待した大どんでん返しも無いまま……肩透かしを食らいました。 それに、“彼女”のキャラクターですが、某ゲームの紫髪の(自称)後輩系デビルヒロインを彷彿とさせます……性格と言動、口調が……嫌いではないですが、ここまで似てると……違うとは思うけれど、あのキャラをイメージしてる? となってしまいました。 全体のストーリーは悪くはないので、ミステリ小説ではなく、ライトノベル感覚で読めば星4でしたが、如何せん過剰な宣伝にミステリ小説としての期待値を上げてしまったので、その分の落差が……。『令和元年最驚の謎』と過剰な宣伝文句が書かれた帯とレビューを見ずに、この作品と出会っておきたかったです。 | ||||
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| 読み始めてから、このシリーズは続けてほしいなと思いました。有栖川有栖さんの「濱地健三郎の霊なる事件簿」と最初の設定は似ています。霊からヒントを得て、でもそれだと証拠にはならないので、そこに結び付けて推理を進めていく。濱地健三郎の~方も続編を期待していますが、medium 霊媒探偵城塚翡翠を読み終わったときに、これは続編は不可能と確信しました。少なくとも今の登場人物では。ネタバレにならないように書くのは難しいですが、いきなりの展開に、それはアンフェアでは?とがっかりしました。でもそのあとさらにそれをひっくりかえしたラストが待っていて、そうきたか・・・!読み応えありました。特に最後の謎解きや、立場がどんどん変わっていくところが。面白かったです。 | ||||
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| 今年は本格ミステリが豊作だと聞いて久しぶりに手を伸ばしてみた。 これはいい、何より翡翠ちゃんがかわいい、表紙絵最高!! 前評判で最終話に驚きがあることはわかっていたけど、それを超えてきた感じでラストは衝撃で読んでいてニヤニヤした。 早く続編出ないかね。 | ||||
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| 4つの短編をおさめた連絡短編集です。 正直言って、第1話を読んだ時点で、たいしたことはないな、という印象でした。 ネタバレになってしまうので、ほとんどなにも書けないのですが、とにかく、期待に反して見掛け倒し、と感じたものでした。 また、インターバルで、連続殺人鬼のエピソードが描かれていますが、途中で犯人の見当もつきました。 ですから、個人的な評価はかなり低かったのです。 しかし、最後の第4話でみごとにどんでん返しを食らわされました。 いやあ、まいった、まいった。 やっぱり相沢沙呼はただものではない。 と、とってつけたように持ちあげておきます。 | ||||
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| 内容は比較的面白かった。 それより何より、途中からなんとなく、最後まで読んで確信的に、海外のとあるミステリ小説を彷彿させる設定や台詞が出てきたことに感銘を受けた。 純粋にミステリ小説を楽しめた満足感から、星5です。 | ||||
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| おすすめで出てきたんで読んでみました。ハッピーエンドが好きなので、読んでいくうちに嫌な予感がプンプン。 探偵といっしょに最後泣きたかった。この作家さんの本はこれしか読んでない。ちょっとラノベっぽいところがあるのが気になりました。らのべっぽいミステリの中では面白い方じゃないかな。とがったところはない。 | ||||
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| 相沢沙呼が描く代表的なヒロインといえば「マツリカ」だろう。男を屁とも思わず自分の才能と美貌を当然のごとくあるものとして受け入れる。その前では男はただうろうろするか、なんとか気に入ってもらえるように東奔西走する。 ところが、同じ作者が描く本書のヒロイン・霊媒師の城塚翡翠はそれとはまったく違う。弱々しくて世間知らず、自分の美貌に無自覚で天然。どうにも違和感がぬぐえなかった。そんな翡翠が推理作家の香月と組んで殺人事件を解決していく。霊媒師が見た霊の様子と作家の推理をつなげて警察にアドバイスする。いくつもの殺人事件を解決!、って相沢沙呼らしくない。「マツリカ」っぽさがかけらもない。ところが、これがすでに伏線であることに最後に気がつく。 ほとんどは作家の香月の視点で描かれる。だから、男の視線が女性に対してどれほど嫌らしく動いていくが、執拗に描かれる。ここは「マツリカ」と同じ。本当に男はしようもないなあと思わされ、そのしようのなさが最後に足下をすくう結果となる。ところどろろに挟まれる、シリアルキラーの視点も最後につながっていく。 考えてみればわかることだ。どんな女性でも自分のストロングポイントというものを理解している。それh男心をくすぐる声や仕草であったり、化粧の仕方や髪型であったり、あるいはプロポーションや頭脳であったりする。無自覚というのはほとんどあり得ない。翡翠から感じる違和感はそれ自体がトリックだった。読者として作者にだまされたと知ったとき、私は「本当に男はしようもないなあ」とため息をついた。反省しよう。 | ||||
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| ここ数年の国内ミステリーの中でも屈指の驚愕作! とくに、後半の展開は圧巻。 この本の上に、小説の神様、いや、ミステリーの神様が降りてきたことを確信する。 私の中で、この本の位置は、カーの「火刑法廷」と肩を並べる。 間違いなく、イリュージョン級の傑作! | ||||
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| こわい、かわいい…その後の彼 彼女を知りたいとも思うし、このまま自分の中に置いておきたいとも思った | ||||
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| 「マツリカ・マトリョシカ」から更なる進化を遂げ、いよいよジュブナイルという尻尾も切り離した本格ミステリ。 ただ、書店員さんが絶賛したプルーフと決定稿が明らかに異なる為、SNSで見られる評価と単行本を読んでの印象が真逆とも言える状況になっているのはどうかと... 明らかに相沢カラーが強いだろうプルーフも読んでみたいものですが。 | ||||
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