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(短編集)
medium 霊媒探偵城塚翡翠
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medium 霊媒探偵城塚翡翠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全375件 301~320 16/19ページ
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いやぁ、これ本気のミステリーですねぇ。ミステリーは文学の中において特殊ジャンルなんだなぁと、久々に堪能しました。 また、優れたミステリーは読む者にエネルギーをくれることを思い出しました。 これ、世界で売れる古典じゃないですかね。 一言で言うと「痛快!」でした。 | ||||
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読書は苦手で、挫折した本も申し訳なくもいくつかあったのですが、本書はそんな私にでも引き込まれる文章で特に後半は読むのが辞められず一気に読みました! | ||||
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タイトルにも書きましたが『全てが伏線』この宣伝文句が実に酷い。 この言葉のせいで読者はまず伏線ありきで見てしまう。 そしてある地点で一つの可能性が思い浮かんでしまうと 『作者がきちんと考えて作った伏線も全て答え合わせにしかならない』 この作品はこの可能性に気付いた時点ですべて面白くなくなってしまう。そしてその可能性が提示され過ぎている… 読んだ方の大半が物語半ばくらいで解ったのではないでしょうか。 こういった文句は我孫子武丸氏の「殺戮に至る病」みたいな作品に付けられるべきであって一本抜きとられたらジェンガの様に崩れてしまうこの作品には荷が重いです。 最後の章は大体予想どうりでしたがあんな口調にする必要があったのかな?まぁでも相手は外道だしお似合いかな… 付け加えるならば最後の「いい子ちゃんアピール」も蛇足かなあ。 ああ言う余韻は3行くらいで済ませるのが妥当かと。 見たこともないコインの片側を見せてこれが表だよと言われてしばらくした後、裏を見せられて「こっちが表だよバーカ!」と言われた後 泣きながら「こっちも表です…」と言われても混乱しかしませんよ。 しかもコイン自体に魅力がないのが致命的です。 というか観察力をいかした霊媒イズムで探偵ってまんまメンタリストのパトリック・ジェーンじゃ? あと最後の口調ってやっぱBBちゃんだよねコレ。 | ||||
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この作品は、評価が難しいです。本格派を気取ったライトノベルズ。技巧を凝らして最後のどんでん返しは良いのですが、登場人物たちに血が通っていないので、共感できないのです。原点とも言うべき、ホームズ、ワトソンコンビは、あたかも実在の人物のよう。だから、物語として面白いのです。 | ||||
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初めて、小説で騙されました。気持ちいい!そして、これが一粒で2度美味しいということなんですね、きっと。小説のタイトルを鑑みるべきだったという後悔はありますが、日常の謎ミステリーに強い興味を持ちました。トリックは、なんてことないです。ウミガメのスープのような、勘違いをするから奇跡だと感じる面白さ。圧巻でした。 | ||||
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2020年度本屋大賞ノミネート作品です。 まず、真相には心底ビックリしました! 驚きレベルの高さは見事であり評価出来ます! ただ、ビックリはしますが読後感は悪く、せっかく培ったイメージも下品に損なわれます。 また、真相の事件までに霊媒を駆使した3つの事件が描かれていますが、3つ目の事件は感情移入出来て楽しめましたが、1つ目と2つ目の事件は霊媒要素がホラーとしてもミステリーとしても中途半端であり、微妙なレベルの話で楽しいとは思いませんでした。 真相の伏線の一部ではありますが、伏線の一部にしては長過ぎて退屈しました。 真相のビックリレベルは高いものの、序盤の退屈さと読後感の悪さを総合すると単なる凡作であり、本屋大賞ノミネート10作に選ばれるレベルてはないと感じました。 | ||||
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昨年の各種ミステリーランキングで1位に輝いた作品。女性霊媒師が伝える死者等の言葉から、コンビを組むミステリー作家が論理的思考力を働かせ、殺人事件の真相を暴くという基本設定。 全4編の連作ですが、最終話以外は本格ミステリーです。各事件とも、かなり作り込まれていて、本格ファンは楽しめます。 勿論それだけでなく、各話後の幕間と最終話が絡んだメインの仕掛けが炸裂します。ただ、それは何となく途中から予想がついてしまう気がします。 | ||||
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面白かったです。 | ||||
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この作家の本は読んだことがないですが 登場人物の違和感が多く読むのがつらかった このように書く方なのか判断できなく 最後のどんでん返しを期待していたが違和感通りの結果 一体どこに驚けば良いのかわかりませんでした | ||||
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とても、面白かったです。 物語の内容は書けませんが、すべてが伏線で最後にはうまく回収されます。 読み終えて、スッキリしました。 もし映画化されるのなら、原作に忠実で実写化して下さい。 『屍人○の殺人』のような原作ファンを裏切るような映画化なら、絶対止めて下さい。 | ||||
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かなり面白かった。 前半はどうかと思ったが、後半。特に最後のエピローグが良かった | ||||
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帯の謳い文句に偽りなく、最終章を一気に読み進めたくなる完成度の高さに痺れました。人に薦めたくなる作品です。 私はミステリは月に1冊読むかどうかぐらいで、犯人やトリックを当ててやろうとがっつり意気込んで読むほうでは無いですが、 それぐらいに気軽に楽しみたいと思い読みはじめる方が一番ドツボにハマると思います。 霊媒という超常が絡んできますが、そのルールはしっかり説明されますので、主人公の香月視点で推理しながら読み進めていくと世界観に没入できると思います。 終盤で、ある名探偵の名言が引用されるのですが、そこで本書と最終章のタイトルに隠された意味に気づき唸らされました。 | ||||
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知り合いに勧められて読んだ作品だ。この作品は短編集で最初の数話は軽いミステリー、そして最後は鮮やかな伏線回収、と。ミステリーにありがちな設定ではあるが、しかし面白い。特に自分は「頭の悪い読者」であるから、最後の「読者」を煽り立てるような展開はスミマセンデシタと思いながら読んでいた。特に細かな伏線の配置には気が付いてなかった。それに、さっさと読んで謎を「消費」したいと考えていた私に刺さった。 だが、トリックのほとんどを理解できなかった私も、この作品の大まかな構造はすぐにわかった。これは、作者の文章力が問題ではないか。そもそも翡翠というキャラクターが、「童貞を殺す女」なのだ。こういう言い方は好ましくないが、このミスをとるような作家がこんな女性像を書くこと自体が不自然に思える。この「童貞を殺す女」は概ね女性ウケの悪い存在だ。だからこそ、この女性を書くことに違和感を覚えるだろう。さらに、主人公の男性も殺人現場を見て驚いていなかったりすることなど、細かな違和感が流れ込んでくる。これは書き方の問題もあるのではないか。もう少し落ち着いた文体で書けば、小説の技術力というくだらないことから、メタ的に推理されることはなかっただろうにと考えてしまう。ある程度は計算した文章の下手さなのだろうが、それでも少しひどい ただ、内容と試みは面白かった。 | ||||
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最後は一気に読み切ってしまいました。 最初から最後まで飽きる事無く楽しく読めます。 | ||||
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午前零時のサンドリヨンから読んでいると、色々な意味でびっくりする作品。 ミステリの傑作を勧めるときは、「ま、わりと楽しめるよ」と少し、こちらのテンションを 落とすのが礼儀で、間違っても「これは傑作だよ、最後はずっと、うおーー、と叫びながら 読んでいた」なんていってはいけない。 | ||||
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ここまで絶賛されるほどの何かがあるんだろうなぁと期待しながら読み始め、あれれ?これはオチが随分と分かりやすいなぁ…と思いつつも話が面白いし読みやすいからまぁいいかと読み進め、最後に騙されました。なるほど、片方に気をとられているうちにもう片方に騙されるんだなぁ、と実感。なかなか面白かったです。 | ||||
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表紙が良いですね。 カバーイラストを担当された、イラストレーターさんが好きだったので購入しました。 綾辻行人さんの本の表紙なども描かれていますよね。 さて、中身に関してですが 半分を過ぎる頃まで読み進めたところまでは、普通につまらない安っぽい推理小説でガッカリしていました。 文章に関しても、読みやすいというか頭に浮かびやすい表現でもなく、何となくくどいようで少し読み進めるのが作業的で面倒くさかったです。 最終章で、散りばめられたネタバラシとフラグ回収になるわけですが、序盤から中盤があまりにも退屈すぎて読み手として完全にスタミナ切れで、驚く感情が出てきませんでした。 最終章のネタバラシは惰性で読んでいた形ですね。 この表紙はズルいですね。表紙負けです。 次回作に期待します。 | ||||
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面白く読めましたが、この作品が「このミス」と「本格ミステリベスト10」で1位というのは、ちょっと疑問を感じます。、読む側の世代交代なんでしょうか。私は47歳で、35年程本格ミステリを読んできましたが、それほど話題になるような作品とは思えませんでした。決して悪くはないのですが。お金出して読むなら今村昌弘さんの『魔眼の匣の殺人』のほうをお勧めします。個人的にはこちらがベストです。 | ||||
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殺人事件が起きたら警察の刑事が捜査するのが普通。それが何時のころからか私立探偵が登場し、主役の座を奪 っている。その後、物理学や数学の教授だったり推理作家或いは普通のサラリーマンだったりする。本書では何と 霊媒師と作家のコンビである。 オカルトとミステリーの組み合わせなんて成立するんだろうか?犯人が分かりましたとか、霊のお告げがありま したでは証拠にならない。それをどの様に物的証拠または犯人の自白に追い込むのか。理論構築が迫力ある筆致で 読者に迫る。そう来たか!と唸らせるところがいい。 繊細な筆致でヒロイン・城塚翡翠の人間像を描き上げている、と同時に物語の流れがスムーズで読みやすい作品 でした。 | ||||
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メディアで大絶賛されていたので購入。普段本格ミステリを読み慣れてる人からしたらちょっとうーーん、、な感じかもしれないです。3分の2くらいまでは民放ドラマでもありそーな内容。ミステリ好きな人には途中で犯人がわかってしまうとおもいます。 たしかにラストはどんでん返し&伏線回収かもしれないけれど、うわー!すげー!ってほどでもなかったし、台詞回し等ちょっとキャラの魅力に欠けるような。最後の解決部分はだらだら長ったらしくてスマートではないような気もしたし。 ミステリ初心者や普段読書をしないような若い世代の人たちには受けるのかな。 映画化して魅力的な俳優をそろえたらそこそこ話題にはなりそうだけども(笑) | ||||
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