死者のあやまち

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死者のあやまちの評価:

4.12/5点 レビュー 25件。 B ランク

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平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 1〜20 1/3ページ
No.42
(4pt)

地味な事件の裏側に、実に巧妙な企(たくら)みが隠されていて、ぞっとしました。

事件そのものは地味なんですけど、ラストで真相が分かってみれば、犯人の狡猾(こうかつ)さとか、手がかりをあちこちに仕込むクリスティーの上手さとか、目を見張るしかミステリでした。

巻末解説で横井 司氏が、《(前略)その登場人物の悲しみに満ちた思いは、妙な話だが、横溝正史の作品(題名はあえて伏す)を連想させるものがある。》p.380 と記していますが、確かにこの作品、横溝正史作品に通じるものがあると思いました。

作中の風景で一つ、とても愉快に感じて印象に残ったのは、祭りのさなか、ポアロが大きなキューピー人形をかかえて歩くシーン。ポアロとキューピー人形の取り合わせが愉快で、思わずくすりとしちゃいました。

田村隆一の訳文。
1958年の初出なので、かなり古いです。決して分かりづらい文章ではないですが、登場人物の言い回しとか訳語とか、ちょっと粗(あら)いかなあ、古くさいかなあと感じるところがありました。そろそろ、新訳版を期待したいですね。
死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300279
No.41
(4pt)

地味な事件の裏側に、実に巧妙な企(たくら)みが隠されていて、ぞっとしました。

事件そのものは地味なんですけど、ラストで真相が分かってみれば、犯人の狡猾(こうかつ)さとか、手がかりをあちこちに仕込むクリスティーの上手さとか、目を見張るしかミステリでした。

巻末解説で横井 司氏が、《(前略)その登場人物の悲しみに満ちた思いは、妙な話だが、横溝正史の作品(題名はあえて伏す)を連想させるものがある。》p.380 と記していますが、確かにこの作品、横溝正史作品に通じるものがあると思いました。

作中の風景で一つ、とても愉快に感じて印象に残ったのは、祭りのさなか、ポアロが大きなキューピー人形をかかえて歩くシーン。ポアロとキューピー人形の取り合わせが愉快で、思わずくすりとしちゃいました。

田村隆一の訳文。
1958年の初出なので、かなり古いです。決して分かりづらい文章ではないですが、登場人物の言い回しとか訳語とか、ちょっと粗(あら)いかなあ、古くさいかなあと感じるところがありました。そろそろ、新訳版を期待したいですね。
死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7D7C2
No.40
(4pt)

地味な事件の裏側に、実に巧妙な企(たくら)みが隠されていて、ぞっとしました。

事件そのものは地味なんですけど、ラストで真相が分かってみれば、犯人の狡猾(こうかつ)さとか、手がかりをあちこちに仕込むクリスティーの上手さとか、目を見張るしかミステリでした。

巻末解説で横井 司氏が、《(前略)その登場人物の悲しみに満ちた思いは、妙な話だが、横溝正史の作品(題名はあえて伏す)を連想させるものがある。》p.380 と記していますが、確かにこの作品、横溝正史作品に通じるものがあると思いました。

作中の風景で一つ、とても愉快に感じて印象に残ったのは、祭りのさなか、ポアロが大きなキューピー人形をかかえて歩くシーン。ポアロとキューピー人形の取り合わせが愉快で、思わずくすりとしちゃいました。

田村隆一の訳文。
1958年の初出なので、かなり古いです。決して分かりづらい文章ではないですが、登場人物の言い回しとか訳語とか、ちょっと粗(あら)いかなあ、古くさいかなあと感じるところがありました。そろそろ、新訳版を期待したいですね。
死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72)) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72))より
4150700729
No.39
(5pt)

影の主役はナス屋敷

元のタイトルはDead man's Follyです。
ところでクリスティにはHercule Poirot and the Greenshore Follyという中編があり
ポアロとグリーンショアの阿房宮という題で翻訳されています。
両作はほぼ双子の関係にある作品なのですが、表題でFollyの訳が分かれています。
さて本作で採用されなかった訳の「阿房宮」は秦の始皇帝が建てた巨大な宮殿のことです。
項羽が焼き払うのに3か月かかったとも、国家を転覆させるほど費用が掛かったとも言われます。
それで愚かしい行い=阿房=アホの語源の一つになりました。
Follyにあやまちの訳は素直でいいですし、阿房宮の訳には洒落っ気を感じます。
執筆時、舞台のナス屋敷のモデルとなったのはクリスティの別荘で、TVドラマは実際にその邸宅で撮影されました。
翻訳者の方が表題にとりいれ、ドラマスタッフが25年かけたTVシリーズの最終撮影に選んだこの邸宅こそが本作の陰の主役だと私は思っています。
あやまちとは誰が何をしたことなのか。ナス屋敷=阿房宮は全てを見守り、ポワロの口を借りて全てを語ります。
死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300279
No.38
(5pt)

影の主役はナス屋敷

元のタイトルはDead man's Follyです。
ところでクリスティにはHercule Poirot and the Greenshore Follyという中編があり
ポアロとグリーンショアの阿房宮という題で翻訳されています。
両作はほぼ双子の関係にある作品なのですが、表題でFollyの訳が分かれています。
さて本作で採用されなかった訳の「阿房宮」は秦の始皇帝が建てた巨大な宮殿のことです。
項羽が焼き払うのに3か月かかったとも、国家を転覆させるほど費用が掛かったとも言われます。
それで愚かしい行い=阿房=アホの語源の一つになりました。
Follyにあやまちの訳は素直でいいですし、阿房宮の訳には洒落っ気を感じます。
執筆時、舞台のナス屋敷のモデルとなったのはクリスティの別荘で、TVドラマは実際にその邸宅で撮影されました。
翻訳者の方が表題にとりいれ、ドラマスタッフが25年かけたTVシリーズの最終撮影に選んだこの邸宅こそが本作の陰の主役だと私は思っています。
あやまちとは誰が何をしたことなのか。ナス屋敷=阿房宮は全てを見守り、ポワロの口を借りて全てを語ります。
死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7D7C2
No.37
(5pt)

影の主役はナス屋敷

元のタイトルはDead man's Follyです。
ところでクリスティにはHercule Poirot and the Greenshore Follyという中編があり
ポアロとグリーンショアの阿房宮という題で翻訳されています。
両作はほぼ双子の関係にある作品なのですが、表題でFollyの訳が分かれています。
さて本作で採用されなかった訳の「阿房宮」は秦の始皇帝が建てた巨大な宮殿のことです。
項羽が焼き払うのに3か月かかったとも、国家を転覆させるほど費用が掛かったとも言われます。
それで愚かしい行い=阿房=アホの語源の一つになりました。
Follyにあやまちの訳は素直でいいですし、阿房宮の訳には洒落っ気を感じます。
執筆時、舞台のナス屋敷のモデルとなったのはクリスティの別荘で、TVドラマは実際にその邸宅で撮影されました。
翻訳者の方が表題にとりいれ、ドラマスタッフが25年かけたTVシリーズの最終撮影に選んだこの邸宅こそが本作の陰の主役だと私は思っています。
あやまちとは誰が何をしたことなのか。ナス屋敷=阿房宮は全てを見守り、ポワロの口を借りて全てを語ります。
死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72)) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72))より
4150700729
No.36
(5pt)

「薬にしたくとも」

この時代、舞台となった地方ではこの言い回しが流行っていたのかしら?と。
「薬にしたくとも持ち合わせていない」
立て続けに3回も出てきてびっくり。
それとも著者か訳者の好きな言葉だったのか。
常々思うのだけど、あまりに古い翻訳は、時代に合わせて時々翻訳し直したらいいんじゃないかなぁ、と。
死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7D7C2
No.35
(5pt)

「薬にしたくとも」

この時代、舞台となった地方ではこの言い回しが流行っていたのかしら?と。
「薬にしたくとも持ち合わせていない」
立て続けに3回も出てきてびっくり。
それとも著者か訳者の好きな言葉だったのか。
常々思うのだけど、あまりに古い翻訳は、時代に合わせて時々翻訳し直したらいいんじゃないかなぁ、と。
死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300279
No.34
(5pt)

「薬にしたくとも」

この時代、舞台となった地方ではこの言い回しが流行っていたのかしら?と。
「薬にしたくとも持ち合わせていない」
立て続けに3回も出てきてびっくり。
それとも著者か訳者の好きな言葉だったのか。
常々思うのだけど、あまりに古い翻訳は、時代に合わせて時々翻訳し直したらいいんじゃないかなぁ、と。
死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72)) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72))より
4150700729
No.33
(5pt)

中編から

長編にして謎解きがわかりやすくなつています。
ドラマ版も面白かったな〜
にぎやかしにアリアドニ・オリヴァが出てくる話は大抵おもしろい。
死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7D7C2
No.32
(5pt)

中編から

長編にして謎解きがわかりやすくなつています。
ドラマ版も面白かったな〜
にぎやかしにアリアドニ・オリヴァが出てくる話は大抵おもしろい。
死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300279
No.31
(5pt)

中編から

長編にして謎解きがわかりやすくなつています。
ドラマ版も面白かったな〜
にぎやかしにアリアドニ・オリヴァが出てくる話は大抵おもしろい。
死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72)) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72))より
4150700729
No.30
(5pt)

買って良かった満足です

安かったのでどんな商品が送られて来るのか
少し心配していましたが、綺麗な商品で良かったです
ありがとうございました。
死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7D7C2
No.29
(5pt)

買って良かった満足です

安かったのでどんな商品が送られて来るのか
少し心配していましたが、綺麗な商品で良かったです
ありがとうございました。
死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300279
No.28
(5pt)

買って良かった満足です

安かったのでどんな商品が送られて来るのか
少し心配していましたが、綺麗な商品で良かったです
ありがとうございました。
死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72)) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72))より
4150700729
No.27
(4pt)

いいタイトル

ポワロとオリヴァ夫人のいつもの軽快な会話が楽しめ、謎解きも十分面白いのですが、殺人の動機は単純で、クリスティーの心理描写の醍醐味を堪能したい方には物足りないと感じます。クリスティーならもっと面白いものが書けるぞ、という感じ。タイトルの、死者のあやまち、というのは英語のしゃれだとおもいますが、なかなか日本語ではいいタイトルです。
死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7D7C2
No.26
(4pt)

いいタイトル

ポワロとオリヴァ夫人のいつもの軽快な会話が楽しめ、謎解きも十分面白いのですが、殺人の動機は単純で、クリスティーの心理描写の醍醐味を堪能したい方には物足りないと感じます。 クリスティーならもっと面白いものが書けるぞ、という感じ。 タイトルの、死者のあやまち、というのは英語のしゃれだとおもいますが、なかなか日本語ではいいタイトルです。
死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300279
No.25
(4pt)

いいタイトル

ポワロとオリヴァ夫人のいつもの軽快な会話が楽しめ、謎解きも十分面白いのですが、殺人の動機は単純で、クリスティーの心理描写の醍醐味を堪能したい方には物足りないと感じます。 クリスティーならもっと面白いものが書けるぞ、という感じ。 タイトルの、死者のあやまち、というのは英語のしゃれだとおもいますが、なかなか日本語ではいいタイトルです。
死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72)) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-72))より
4150700729
No.24
(4pt)

『エール錠』って『自動ロック錠』のこと

架空の殺人推理ゲームを演出してたら被害者役の女の子が本当に殺された!
その後、女の子の祖父も殺された!
ナラ屋敷の主の妻は失踪した!
殺人事件が起こって、失踪した人がいたら、そいつが犯人じゃないと疑うが、誰もそうは思わないのが不思議。
またアガサの分身の女流推理作家アリアドネが登場。
アリアドネの行くところで必ず殺人事件が起こる。
ポワロより殺人事件好きなアリアドネだ。
死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7D7C2
No.23
(4pt)

『エール錠』って『自動ロック錠』のこと

架空の殺人推理ゲームを演出してたら被害者役の女の子が本当に殺された!
その後、女の子の祖父も殺された!
ナラ屋敷の主の妻は失踪した!
殺人事件が起こって、失踪した人がいたら、そいつが犯人じゃないと疑うが、誰もそうは思わないのが不思議。
またアガサの分身の女流推理作家アリアドネが登場。
アリアドネの行くところで必ず殺人事件が起こる。
ポワロより殺人事件好きなアリアドネだ。
死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300279