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アクロイド殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
アクロイド殺しの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全212件 101~120 6/11ページ
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| ミステリー初心者。 というか、小説自体をまともに読んでこなかった私ですが。 時間つぶしの為に本を読むようになろうと思い、読むなら面白そうな本が読みたかったので ミステリー系で傑作だと評されているこちらの作品を購入しました。 購入する前に最後にどんでん返しがあると聞いていたのでわくわくしながら読みましたが それが仇となり読んでる最中に「最後にどんでん返しがあるんだからこいつが犯人じゃないだろうか?」と邪推してしまい 結果それが当たってしまい完全にヤラレタ~!とは言えずなんだかもやもやしてしまいました。 知っていなければもっと楽しめたんじゃないかと思います。 | ||||
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| 30年前、最初に本書を読了した際に得たのは、とにかくヤラレタという感覚。 正直、ズルさすれすれでも、完全にズルいものでも、何でもござれになりつつある現在のミステリー界なので、今の時点でこうした作品を書こうと思えば、いくらでも書けるのだろう。 しかし、クリスティの初期はミステリーと称して下らないオカルト要素満載のずるさを呈した作品はあっても、こうした小憎らしい手法を使用した作品は無かった。 考えられなかったというよりも、おそらく世に問うて良いとは、誰もが思っていなかったに違い無い。 そうクリスティ女史以外は。 正直、トリックの素晴らしさ、物語の進行に沿った謎解きの楽しさ、人間の心理描写などは、クリスティ以上に凄い作家は幾らでも、いや少なくとも複数はいらっしゃるだろう。 そうではなく、彼女の偉大さは、そうした他の作家たちの大切にするようなミステリーとしての芯とも言える重厚な要素のみにあるのではなく、ある意味で発明とも実験とも取れるような作風を、確信と自信を持って出した事にあると言えよう。 何十年もの間、フェア、アンフェア云々が論争されてきている本作であるが、そういう下らない次元の問題として俎上に乗せるべき作品では無いと確信している。 重要なのはクリスティがこうした作品を世に放ち、問うてみようと考えた、その勇気と開拓者精神であり、ミステリーという分野の表現に新たな手法を提示したという事実なのである。 | ||||
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| アガサならそして誰もいなくなったと本作が代表格と聞いて、そして誰もいなくなったを読了したためこちらを手に取りました。 正直、全体を通してトリックや展開にさほどの驚きはありませんでした。ですがなるほど、このトリックを一番最初に生み出したのはアガサであり本作なんですね。 ミステリー界で今はありふれたトリックなだけに私はこの本を読むまでにこの手のトリックには散々出会ってきました。当然本作より練られたものも読んでいたため、この小説を読み終わった直後は正直に言うと高評価のわりにこの程度?同じトリックならもっといい小説が…と思ってしまいました。 ですが1を2にするより0を1にする方が遥かに難しいわけで、本作がなければ私の言うその同じトリックでもっといい小説というものも生まれなかったのでしょう。 こういうトリック自体は読む度にずるいなあ(笑)と思うわけですが、本作はアンフェアというほど情報に制限をかけているわけではないので充分フェアの部類に入ると思います。中には制限をかけすぎて推理不可能になっている小説もゴロゴロあるのでそれに比べると充分推理可能な範囲かと。 少し悔しいのはこのトリックが初見ではなかったということです。本作と同じトリックを初めて見た時はかなりの衝撃を受けた記憶があるので、初見でさえあればもっと驚けたのになと思ってしまいました。 全体を通しての感想は前述の通りなので☆2が妥当かなと思いましたが、このトリックは本作が生みの親という点を考慮して☆3です。 トリックのことばかり書いてしまいましたが登場人物たちも魅力的ですよ。出てくる人が多いわりにみんなそれぞれキャラ付けがしっかりされているので人間ドラマとしても楽しめました。 | ||||
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| 言わずと知れた、大傑作です。緻密な構成、伏線、展開、語り口のうまさ、そして、大胆な叙述トリックで、クリスティ女史のみならず、推理小説史に残る傑作とされています。 で、私の持っているのは、創元推理文庫1959年初版の1970年23版なのですが、これが、脱字、誤植がものすごくて、「利益」が「利盛」に、「先生」が「生先」に、「ペイトン」が「ペイント」に、「と」が横向きに印刷してあったり、どう考えても、1つか2つ字が抜けているだろうという所も多数あったりして、数えていないのですが、少なくとも10か所以上はあると思います。こんなのが、店頭に並ぶというのが、興味深いというか、なんか、面白かったのです。 | ||||
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| 英国推理協会が選んだ史上最高の推理小説ランキング第5位。 その評価も納得でしょう。 イギリスの田舎の雰囲気も楽しめます。 翻訳が名調子で読みやすい。 | ||||
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| 推理小説が好きでいろいろと読んできたけど、長編モノは読むのに体力がいるし、人物や情景を覚えておくのが億劫だと思う性分の私には、クリスティの作品は合わないかもしれない。「アクロイド殺し」はクリスティの代表作でレビューも高かったので読んでみたが、やはり読むのがきつかった。登場人物が多くて途中混乱し、その上、情報として不要かと思う余分な描写や会話が多いように思えて、途中斜め読みしてしまった。たぶんどの描写も意味があって出していると思うし、こういう情報が入り組んでいる中に小説としての面白さがあるというのはもっともですが、途中やや退屈に感じた。(個人的な感覚なのでご勘弁を) 結末がアンフェアだという意見があるようですが、読者には重大なことを隠して手記を進めているという部分で、私も同感。後味が悪かった。 | ||||
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| トリックはみなさん素晴らしいと賞賛されていますので、私は言う必要はないように思われます。ゴルフ場殺人事件のようにひっそりとした恋を物語に溶け込ませるのが女性らしくてなんだか心に染みてきます。見取り図挿絵が入っていてなんだか探偵気分を味わえました。至福の時間を与えてくれますよ。ぜひ一読! | ||||
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| 中学生の頃読んだ本を電子書籍で読み直し。言葉一つひとつに込められた意味が改めて解る気がする。 | ||||
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| 新訳でまた読んでみました。フェアかアンフェアか、の論争が当時巻き起こったという話ですが シャーロック・ホームズがワトスン博士の手記であるのと同様に、 この小説もシェパード医師の手記であると念を押すように途中、書かれています。 ここが非常にフェアだと私は思います。 既読なため、犯人が誰か既に知っている私ですが、読み進めながら「(ワトスンやヘイスティングズと違って)この書き手は信頼できない」という印象を持ちながらページを繰りました。書き手が肝心なことをぼやかしている、あるいはワトスンのように書くのがうまくない、 という感じ、アマチュアが書いているような錯覚を受けるのです。そこがクリスティ女史の狙いでもあった、故に非常にフェアだったと思います。 ただ、私の好みでは、真犯人はちゃんと裁きを受けてもらいたいです。 あのラストは、急に小説的ではありましたが。 クリスティファンとして「そして誰もいなくなった」より断然こちらをおすすめします。 | ||||
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| 筒井康隆は「アクロイド殺し」を読み、結末で明かされるトリックの真相に驚き、自分でも叙述モノをと思い、あの「ロートレック荘事件」を書いたらしい。その出来栄えには自信もあるようで、筒井の読書自伝「漂流」には、謙遜しつつ「少しは雲の上のアクロイドに近づけたかな」と書かれている。 あえて、不遜なことを言えば、私はその界隈では名作とされるミステリーを読んで、そのトリックや結末が明かされても、「なんだ、そんなことか」と思うことが多い。やっぱりというか、残念ながら「アクロイド」もその御多分に漏れず、控えめに言っても衝撃や驚きというのは全くなく、「ああ、そう」というぐらいであった。そんな私でも、「これは!」とおもしろく読んだのが、「ロートレック」で、何よりも、あの設定を結末まで破綻もなく描き進めた筒井の技巧と小説的運動神経には驚かされた。 なんだか、「アクロイド」をダシにした「ロートレック」礼賛みたいになってしまったが、「アクロイド」を叙述トリックの嚆矢とする説もあるようだし、ミステリー史においては勿論、広く文学史においても記念碑的な古典としての価値があることは言うまでもない。 | ||||
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| 昔読んだのですが、ストーリーを半分くらい忘れていたので読み直しました。 それで思い出したのです。 ああ、そうだ以前読んだとき、この部分でわかってしまったんだと。 ワトソン博士なら、こんな書き方はしないと。 そうしてエンディングの違和感。 ホームズならこんな解決はしないだろう、やっぱり「ポワロは違う」と。 でもこのミステリーで大切なのは「その時代の田舎の雰囲気」「カントリーハウスでの人々の関係」なんですね。 ホームズは19世紀末のビクトリア朝の生活、そしてクリスティはもう少し時代が下った英国の生活です。 だから探偵の拠って立つ「正義」も違うのです。 執事やメイド、町の旅館や飲食店の人々などの身分と文化、医師や領主の地位、警察の特殊な位置、遠かった海外、そして「第三者としての探偵」も違がってくるし、語り部も違うのだと。 | ||||
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| アクロイドを殺したのは誰か?その筋の専門家ピエール・バイヤール教授は 独創的理論で真犯人を指摘した。 確かに面白い試みであって注目に値する。 さて議論百出となっている本作品はフェアか、アンフェアか?(ノックスの十戒 ではないが・・・)という問題ではなく、面白いか、面白くないか? 多くの人から面白いとの評価を得ている現状から、この問題作も名作、傑作に 加えることには何の異論もないのではないか。 アンフェアというなら、ルルーの「黄色い部屋の謎」やクイーンの「Zの悲劇」は どうなのか?微妙なところではあるが、あまりここには重きを置かず、 この作品全体にトリックが仕掛けられていたと考えるならば、何と壮大で 意表を突いたトリックと驚嘆せざるを得ない、とも思えるのだが・・・。 この手の小説はサプライズが大きければ大きいほど、その価値も重みを 増していくものなのではないだろうか? | ||||
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| いわずと知れたアガサクリスティーの名作。犯人が明らかになったときの、「そんなのありかよ!」感は、他の作品にはないオリジナリティー。さすがクリスティーと納得させられる作品。 | ||||
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| 「殺戮にいたる病」の文庫本解説で、本書が少し引き合いにされており、アガサにも叙述トリックがあるのか~と興味持って手にした次第。 真犯人の○○にはまったく注意を払ってなかったので、終盤までは気づきませんでした。 24章から風向きがおかしくなり始め、422ページあたりで、あぁ、そうゆう事なんだな、この作品は…と(やっと)確信するに至りました。 なので「あなたです!」にはそれほどの衝撃は受けませんでした。 新訳となってますが、それでも日本語としては不自然な言い回しも多く、そのせいで話が入って来ない場面が多々ありました。 登場人物が多いのに、更に人によって呼び方が違うので、「誰だっけそれ?」となることも少なくありませんでした。 外国の小説はやっぱり苦手だなぁ・・・。 とは言え、歴史的価値も鑑み、☆4つ。 | ||||
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| あまりにも有名すぎるので、最初からオチがわかって読んでしまったのがとても残念です。 しかし、わかっているにもかかわらず騙されそうになるくらいおもしろかったです。 最後は救われないですね。探偵のシビアな感じも好感が持てました。 | ||||
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| 字がちっちゃい。 同じ早川書房から2003年に発行された別の文庫(羽田詩津子氏訳)だともうすこし字が大きい。 この田村隆一氏訳版は350ページに対し、2003年のハヤカワ文庫は450ページくらいある。 翻訳文章の違いというより、文字の大きさが違うためと思われる。 | ||||
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| ここは私的な感情ですので、客観的評価は下へ・・・ 本を買うこと自体があまりなく、前評判を読みすぎてしまい方々で”驚愕のラスト!”といったような評価が見られ、自分であれこれ想像しながら読んでいたら、その想像の中に偶然ラストと一致する想像があり特に驚きを受けませんでした。 個人的感情の混ざった客観的評価・・・ 内容は古い?本だからか言い回しや言葉遣いが今の小説とは少し違ったりしましたが、気にならず、むしろ未体験の過去に触れているような没頭感で新鮮でした。ただ、あえて悪いところをあげるならば、謎が複雑すぎて自分のようなそこまで深く読みこんでない人間には筆者(アガサ)が予想していた驚きというのは味わえませんでした。とくに私は記憶力が悪く、よくわからずもう一度読み返したほどです。ですので、かなり上級者向けなのかな?と感じました。 | ||||
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| 今まで本は割と読んできましたが、評論しか読んでいなかったので推理小説も読んでみようと思い、この本を選びました。でも推理小説初心者の私でも3分の1読んだあたりで犯人もわかり、うーんという感じでした。推理小説が初めてだったのでちょっと残念感はありました。とりあえず他の推理小説の作品も読んでみようかと思います。 | ||||
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| 初めて読んだ時、途中で違和感を覚えて、 「まさか、○○が犯人では・・・」 と思ったんだけれど、 「そんな卑怯なことをクリスティがするわけない」 と思って読みすすめていったら、本当に○○が犯人ではり倒したくなった。 僕がこれを読んだのは小学校6年生の時なんだけれど、読後、この本を貸してあげた友人Kも、途中で、 「犯人って○○?」 と聞いてきたので、この作品の犯人って、ちゃんと読めば推理できるようにはなってるのだと思う。犯人がわかるってことは、きちんと手がかりが出てるってことでもあるのか・・・?。 個人的にはちゃんと犯人がわかったんだから、犯人の設定はフェアなんだと思う。じゃ、何がアンフェアかっていうと、手がかりの出し方がアンフェアなんだよ! 確かに手がかりは出されてるんだよ。それは認める。その、その出し方がフェアじゃないと思う。フェアじゃない出し方をしたので、文章に不自然な箇所がものすごく多い。だから、読んでいて違和感を感じたわけだ。 クイーンやヴァンダインが手がかりを明白に提示するのに対し、クリスティのそれは単なるほのめかし、あるいは本作のようにあきらかにずるい書き方のことがほとんど。こういうアンフェアぎりぎりの書き方をクリスティは平気でやるんだよね。・・・というより、クリスティがアンフェアすれすれのことをやるようになって、それ以後、アンフェアすれすれはOKみたいな風潮になっていったともいえる。 ミステリーを読みはじめた初期の頃は、クリスティって大好きでほとんどの作品を読んだけど、クイーンやヴァンダイン読むようになったら、クリスティの書き方のずるさが鼻につくようになった・・・。クリスティファンの中には、この作品を批判されると異常に熱く反論する人が多いけれど、こういうアンフェアすれすれな(僕は本作はすれすれセーフではなく、すれすれアンフェアだと思っています)作品は賛否両論になるのが当たり前だと思う。 エラリー・クイーンのファンで、この作品が好きという人はほとんどいないと思います。 | ||||
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| う~ん、結論から言うと、退屈を堪えながら読み終えても、今ひとつ印象が散漫なのです。 そりゃ最後のどんでん返しには驚きますが、事件そのものがポワロ探偵が出馬するほど入り組んでいるかというとそうも思えないし、有名な叙述トリックがなければただの凡作、いいとこ平均作止まりといわざるをえない。そしてその叙述トリックも、なぜ犯人はそんなトリックを仕掛けたのか?特に誰に対して仕掛けたのか、何度考えても理の通った説明がつかない。仕掛けた相手は明らかに読者であり、犯人が我々ミステリ読者を想定して仕掛けた?あり得ない。 でも世間の評価は高く、クリスティーの代表作のように言われています。私の感性がおかしいのか・・・? 時間をおいて、いずれ読み直してみなくては。 | ||||
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