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アクロイド殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
アクロイド殺しの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全209件 21~40 2/11ページ
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| 「アクロイド殺し」はクリスティーの作品群の中でも一、二を争う有名な作品なので読みました。 他のレビュアーさんも書かれているとおり、主人公の「わたし」ことジェームズ・シェパードの姉であるキャロラインの個性が光っていて面白かったです。 推理小説としては、とにかく凝りに凝っているという印象です。そのくせ、キャロライン以外の登場人物のキャラも立っていて推理をはなれた物語としても読ませます。おまけに、この作者独特の英国風ウィット (機知) もきいていますし。 灰色の脳細胞をもつ名探偵エルキュール・ポアロが外国人 (ベルギー人) という設定もハマっています。彼の会話の節々に出てくるフランス語と気取ったジェスチャー。 イギリスやドイツ、イタリア、ロシアなどの小説を読んでいて思うんですが、フランス語圏以外のヨーロッパ人やロシア人 (の特に女性) はフランス語に憧れみたいなものを持っているようです。 おそらく、フランス語 = 上流階級の公用語という図式があるからだと思います。 クリスティーの作品は、そんな読者の憧れというかニーズもちゃんと押えて書いているようです。 本作の真犯人は「オリエント急行の殺人」と双璧をなすくらい意外性がありますが「オリエント・・・・」のほうが豪華絢爛たる国際列車内を舞台とした〈華麗なる名作〉であるのに対して、「アクロイド殺し」はジェーン・オースティンの小説を思わせるような噂ずきの田舎の人々の織りなす〈田園小説〉といった趣きの作品です。 | ||||
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| 近ごろ、創元推理文庫でクリスティの新訳がさかんに出されるので、ちょっとしたマイブームになってクリスティを読んでいる。「オリエント」と「アクロイド」は、昭和の翻訳でそのまま版を重ねているので、創元推理文庫としては、この翻訳に自信があるのかもしれない。先に読んだ「オリエント」のクラシカルな翻訳もよかったので、1959年初版96刷、2014年に新版として10刷 となっている、こちらを読んでみた。子供のころに読んでから、何十年ぶりかなので、細部は覚えていなかったが、犯人は誰?というのは、もちろん知っていた。さすが名作。結末を知っていても面白いですね。あれやこれやの出来事や謎(トリック)が、きちんと整合がとれるように書かれているようですが、そういうことは作品を分析する専門家の方におまかせして、自分はシンプルに作品世界にどっぷりひたって読書を楽しんだ。誰もが怪しい容疑者の本格推理もの?なので、一気読みしないとちょっと混乱するかもしれない(もちろん一気読みの面白さですが)。ポワロは、最後の謎解きまで、なかなかヒントすらおしえてくれないので、いろいろな事実を、語り手のシェパード先生(医師)と一緒に、整理していかないと・・・。でも、ポワロが謎解きですっきりさせてくれるので心配ない。最後の方は、読む手が止まらなくなる。「スタイルズ荘」のときも思ったのだが、ポワロが知っていることを最後の謎解きまで教えてくれないのが、もったいぶっているようで、ちょっとイラッとする。「事実は、目の前にあるのだから、自分で考えなさい」というのは、クリスティの読者への挑戦でもあるのですが・・・。あと、トリックだけでなくポワロの登場シーンの面白さや、村の連中が麻雀をやりながらのお喋りで推理に必要な情報を聞かせたりすることろ(この場面は楽しい!)など、クリスティの巧みな話術も楽しめる。シェパード先生の姉カロラインのキャラも出色。英国の田舎の雰囲気も存分に楽しめる。 | ||||
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| 恥ずかしながらいまさらこの有名な作品を読んだ。 結末についての前情報を一切仕入れずに、まっさらな状態で読むことが出来たのは情報社会の現代では幸運なことだろう。 そして当時はかなり衝撃的だったという結末まで読み終えて思うのは、クリスティの犯人を彼にしようという発想力は勿論なのだが……きゃ、キャロライン〜! 彼女の存在の重要性だ。 キャロラインは厄介なレベルの噂好きのおばさんとして作中に登場し、舞台である田舎のキングズアボット村中の噂を収集しまくり拡散しまくる。(村の噂好き双璧、ガネットばあさんも存在する)身近にいたら絶対に面倒だと確信させるクリスティの筆力。ある程度の規模の集団になると、こういう人ひとりはいるかもねっていう解像度でお届けしてくる。つまりはウヘェっとなる。キャロラインの好感度は最初はどん底だ。 読み進めていくうちに、彼女の好感度が上がっていく……ということも特にない。噂好き過ぎて、空回りしているところはちょっと可愛いなと思ったりもするが、相変わらず面倒なできれば関わりたくないひとである。 しかし結末の寸前、キャロラインの好感度は爆上がりする。(した。個人的に) 村の特大スクープを前にして、なんとあれだけ大好きだった噂収集を放り出すのだ。そしてただ、目の前にいる泣く女性を優しく慰める。 そして弟から語られる、”キャロラインはとても思いやりのある人間なのだ”。という文章。 不意にこれまでのそれとなく書かれていた姉弟の日常描写が、瑞々しさを得る。 そして、あの結末に説得力を持たせるのだ。 | ||||
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| 素晴らしい小説でした。 翻訳も分かりやすく楽しめました! さすがアガサクリスティー | ||||
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| 本の状態も問題なし。 | ||||
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| 本当に名作です。有名なトリックが使われたミステリー界に衝撃をもたらした作品。主人公がとても好きです。訳はこの本が一番おすすめです。 | ||||
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| 本の状態が良かったです。まだ読んでいる途中でした。 | ||||
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| 『アクロイド殺し』(しかしむしろ一般的に知られた邦題は『アクロイド殺人事件』)といえば、クリスティ作品では『オリエント急行殺人事件』と並んでそのトリックの核心が広く知られているものである。そして、かつて初めて読んだときには「これは卑怯だ!」という感想を持った、個人的には曰く付きの作品でもある。しかしその感想は撤回せねばならない。「卑怯だ」と思うのは、読む側が混乱を来しているからであって、決して書く側の責任に帰し得るものではないことが明らかとなったからである。すなわち読む側の「一人称の小説」と、「個人の手記」を区別できていないことに起因する混乱である。実はそれこそが最大のトリックであったわけだ(詳しくは巻末の笠井潔による解説を参照)。それゆえに訂正する。これは実に得難い傑作である。 | ||||
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| 医者と執事の最初の電話の食い違いでもし執事が電話をかけていたとすると明らかにおかしい。もし殺しの張本人なら電話で秘書になりすませられるのは男だから、失踪した婚約予定の養子と招待されていたアクロイドの会社の従業員。養子は失踪といい、動機といいありえない。従業員はたしかにあの時点ではまだ怪しかったが、犯人にしては伏線を張るチャンスの少なさなど不明な点も多かった。 それに比べて医者は電話の内容は自分しか知らない、殺害現場から秘書に警察を呼びに行かせた等犯人とすると都合が良いので多分多くの人はわかったと思う。 結局途中で電話は遠く離れた公衆電話からだというから従業員の路線は消えてもうほぼ医者で確定。 でもすごいのはそこからでも作品を楽しめる点。 上記のネタバレなんてこの作品を読む上では殆ど意味ないのでここから先は是非一読を。 | ||||
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| アガサ・クリスティのエルキュール・ポアロシリーズ。読んだことはなくても、有名なのでオチだけは知っているかもしれない。 翻訳も素晴らしく、最後まで推理小説の楽しさは失われない。テンポもよくあっという間に読めてしまう。 大変満足できた。素晴らしい本。 | ||||
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| 普段推理小説を読まないので、アガサクリスティーの本を読むのはこれが初めてで、まあまあ楽しめたが結末はちょっと納得がいかない。 忙しい医師であるシェパードが近所の人をゆする動機がないし、事件に関わったシェパードがなぜ日本語版文庫で 400 ページ近い小説のような文章を記録する必要があるのかわからない。 また、推理小説は、人物や事件の状況、証拠を覚えていないといけないのが面倒くさい。 これがよくある推理小説なら、今後読みたいとは思わない。 | ||||
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| 島田荘司氏登場以降の推理小説界ではお馴染みのメイントリックなんだけど、松本清張氏全盛期の頃では、頭をハンマーで殴られたようなショックを受けました。 まあ、古典的名作ということで。 | ||||
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| 私は読み終わった瞬間こう思いました。 「それはない!」 ワトソン役は誠実な人物であり、一人称ともなれば嘘偽りなく語ることが当たり前だと思っていました。 アガサクリスティは手記を一人称と誤認させるというアクロバットな手法で、その常識を砕き、多くの読者を欺きました。私も騙されたうちの一人です。 解説にもあった通り、ルールを重んじ、有名な二十則を提起したヴァン・ダイン氏に批判されたのはさもありなんですが、「探偵小説かくあるべき」という固定観念に縛られていたのかもしれませんね。 より保守的だった時代に、この挑戦を試みた著者に改めて敬意を。 | ||||
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| 機械好きがわかった辺りで、最後のどんでん返しでの犯人確定かなとは思った。 「わたし」の手記だった、というのが自分には初めてだったが、 手記なだけに周辺事実をいかようにも改変できるから、読後の高揚感は余りないかなあ。 「そして誰もいなくなった」とか「オリエント急行」のが断然面白かった。 | ||||
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| この小説は、ある“仕掛け”で有名です。その“仕掛け”が分かってしまったら、読んでも面白くないだろうと思われるような“仕掛け”ですが、わかった上で読んでも、十分に面白かったです。見開きページに、“世界の推理小説中、五指に入る古典的名編”と書かれていますが、私に言わせてもらうなら、“永久不倒のベストワン”です。推理小説を読まない人でも、これだけは読んだほうがいいと思います。 冒頭に、作者の言葉として、 「読者のなかには、読み終わって腹を立て、「いんちきだ」と叫ぶ人もいたが、そういう人に対しては、言葉の使い方のはしばしにいたるまで、どんなに綿密な注意がはらわれているかを示して、非難に対抗することを、私はよろこびとしてきた。」 と書かれていますが、実際に、後で読み返すと、細かいところまで辻褄があっていたり、何気ない言葉にちゃんと意味が込められているのがわかり、なるほどと思います。 同様に、作者の言葉に、 「私はこの作品を楽しみながら書いたし、登場人物のなかの一人には、われながら多くの興味を感じている。それは医師の姉のカロラインだ。」 と書かれています。確かに、これだけのアイデアと、緻密な構成のもとに小説を書くのは、さぞ楽しいだろうし、医師の姉カロラインは、詮索好きで、医師である弟が、自分の好奇心を満たすために生きているかのように思い定めているという、ゴシップを栄養として生きているような人です。この人物が、この小説を、面白くするのに、可成り重要な役割りを果たしていると思います。 アガサ・クリスティーが、この話を、思いついてから、読者がどんなに驚くかと思いながら書いたであろうことが、想像できます。ほんとに、書きながら、楽しかっただろうなあと思います。 | ||||
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| とにかく文章が終わってる。 「~だった。~だった。~だった。」と同じ語尾が連続することが多くて単調だし、「ちょっと前の~」のように書き言葉と話し言葉が混在してる。迂遠な言い回しも読みにくさに拍車をかけている。読みやすさや技巧などが一切考えられている印象がなく、ただ翻訳しただけの文章。正直人に読ませる文章ではないなと感じてしまった。Google翻訳に突っ込んだだけ、みたいな。ここまでつまらない文章は久しぶりに読んだかもしれない。 とにかく文章に面白みがないから、読むのが苦痛だった。話の内容は普通に面白かったと思うけど、如何せん文章の質が邪魔をする。 これから読むつもりなら悪いことは言わない、別の人の翻訳を読んだ方がいい。 | ||||
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| 早く届いて状態も良好 | ||||
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| よかった | ||||
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| 中学1年生だったか、本作を読んで激怒したのを思い出す。けっこうハラワタ煮えくり返って、もう読むもんか!なんて思ったっけ。でもでも、そこまで熱い想いを抱かせるのも相当なものだと思って、40年以上経って再読。面白かったですね。クリスティの作品は「後出しジャンケン」が多いので有名(つまり読者の見えないところで探偵が調査してたりする)なんだけど、本作に限っては「そりゃ隠れて調査するわな」なんて思った次第。 私自身ヴァン・ダインやクイーンの方が、推理小説としては真っ当なものだとは思うけど、小説としての面白さを盛り込もうとしたクリスティも評価できると思う。たぶんクリスティがいなかったら、後期のクイーンも無かったと思うし、なによりミステリというジャンルが先細っていたと思う。語り口がアンフェアだったりもするけど、これも書き方が上手いということなんだと思う。昔読んだときは思い及ばなかったけど(怒りに我を忘れていた?)、犯人のアリバイ工作が「カナリア殺人事件」と同じだった…。いろいろ再読してると、けっこう色んなことに気づくもんだと思った。 | ||||
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| ぼくはクリスティの作品オススメ10を選べと言われたら、この作品は入れません。クリスティ初心者にも勧めません。 クリスティの作品は大半が小説としても完成度が高く、再読に耐えるものですが、本作はトリックの秀逸さはともかく、「小説として退屈」なのです。 それは別に田舎の名士の家庭が舞台だからではありません。同様の舞台設定である「葬儀を終えて」や「動く指」「牧師館の殺人」は小説としても面白いものです。原因はおそらく登場人物にいまひとつ精彩が無いことではないでしょうか。読後数年を経て思い出されるのはシェパード医師の姉キャロラインだけ・・・・面白いミステリは探偵と犯人と被害者だけでは出来上がらないものですね。 ぼくはミステリ評論家ではないので、トリックのフェア・アンフェア論争やミステリ史上の先進性なんてのは興味がありません。 小説として数年たったらもう一度読み返したいと思えるかどうか。ただそれだけです。 その意味で、本作はぼくの中では傑作とは思えないのでした。 | ||||
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