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天地明察
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天地明察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全418件 101~120 6/21ページ
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下巻に入り、春海が新たな暦を作成することになると、話にぐいぐい引き込まれる。 一度目の失敗の後、関と初めて会った春海の新たなる挑戦は興奮の連続である。 そして自分の暦が採用されるために抜け目なく布石を置いていくあたりはまさに囲碁打らしい。 それにしても暦とは大いなるものなのですね。たかが暦、されど暦。宗教、政治、文化、経済の全てに君臨するものと記して、この物語をさらりと書いた著者の力は素晴らしい。 久しぶりに夢中になって読めた小説でした。 それにしても春海とはなんと幸せな人物だろう。生涯をかけてもいいという仕事に出会い、有能な仲間に恵まれ、素晴らしい伴侶に出会い、寛容な先輩たちに出会えるのだから。 これもひとえに春海の真面目な人柄故かもしれない。 | ||||
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囲碁を教える役の、春海が、自分の興味のある幾何学から、北極星から位置情報を得る術を学び、日本各地の位置を確定していく役を酒井大老から命令させ、それを実行、その情報から、暦が二日ずれていることを発見、改暦のために力を尽くす。ぜひお読みください。 | ||||
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徳川時代に、三代、四代将軍の時代に、算術の塾があり、尚且つ、名前が有名になる人物がいたこととが、驚きでした。特に、幾何学の計算に熱中する、武士ばかりでなく、御家人、一般人もそれをしていた。また教えるところがあった。これは驚きであった。 | ||||
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本屋大賞をとって映画化されたこともあり、初めてこの方の小説を読んでみた。 実に読みやすい。 なんとも軽快で明晰な文章だ。 物語は、大事を前にして主人公がいかなる心構えをするかまでが書かれている。 その主人公の人柄が好ましい。 実に純粋で正直で愉快な人物だ。 そして、情熱を内に秘めている主人公がいかに後半で大事を成し遂げるのかが楽しみである。 下巻を読むのが楽しみだ。 | ||||
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品物も良く、配送もスムーズでした。これからもお願い申し上げます。 | ||||
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面白い。この時代に数学や天文学があったとは知らなかった。暦って、単なるカレンダーとは違うんだ(^^;; | ||||
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日本史が好きだったから、その名前と、ある程度の業績は知っていたけれど、まさか、渋沢春海が、もともと囲碁を生業とする人だったとは、知らなかった。 完全なる史実ではなく、フィクションをほどよく織り込んでいるようだが、その内容は、歴史好きの者にとって、非常に興味深い。 そして、若い人にもとても読みやすい。ところどころ気になるところもあったけれど、すいすい読める。とてもムズカシイ内容をも、現代人に分かり易く表現してくれているという印象。 また、主人公渋川春海が、さわやかで憎めない非常に好人物として描かれていて、この人の魅力に惹かれつつ、最後まで一気に読んでしまった。 ただ、個人的に、章や節の末尾で、次の章や節の結末を知らせるような一文が何度も出てくるのが気に入らなかった。 章(節)末で、「しかし、そうではなかった。」 などと述べて、次の章(節)に移る。もう結末がわかってしまっていながら読むのは、非常につまらない。 また、最近の若い作家さんの時代小説に共通して見られる傾向だが、江戸時代の人々の会話が現代語っぽいのが気になる。 これは小説の内容とは関係ないが、この作品、単行本では1冊だったのに、なぜ、文庫化した段階で上下巻に分かれたのだろうか。商業的な意図だろうか。文庫本でも1冊でよかったと思った。 | ||||
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僕も、「改暦」について、考えた。 今の、日本でも、「改暦」が、必要なのではないのか?、と。 僕が、考えたのは、次のような「新しい暦」です。 日本の、平成26年の、「寒露」の時刻を、10月1日の正午とする。(毎年正午) 1年が360日、一ケ月が30日、それに合った時計も作るからです。 いかがなものでしょうか?。検討して下さるよう、よろしくお願いいたします。 | ||||
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「逆も真なり」。文庫本が大きな文字で読める。読みやすく頭に良く入るし、価格も安い。「こんな人生がしたい」と思った。 「逆フェルマーの定理」、Xのn乘+Yのn乘=Zのn乘、が成り立つのは、n<3、のときである。 「逆フェルマーの定理」を証明すれば、「フェルマーの定理」も証明ができる。 アーサーの剣は簡単に抜けるのだ。つまりは「逆も真なり」である。 詩人的ホームヘルパー数学者の、AMAZONにぶら下げたい、絵馬でした。 | ||||
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江戸時代に、算術好きの囲碁侍が、数々の出会いによって、本格的な暦の道に入っていく。 若いたよりない青年が、数々の試練を経て、知らず知らずに時代の潮目を暗示するような大事業を完成するという夢とロマンに満ちた作品でした。 週末、旅先で読もうと思い、キンドル版を購入して上下を3日間で読了し、久しぶりにすがすがしい読後感を持ちました。 | ||||
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歴史小説を久しぶりに読みました。 しかも題材が改暦だとか、算術だとか・・・ 期待せずに読みはじめましたが、これがなかなか ハマってしまい、上巻を読み終えると、すぐに下巻を ポチってダウンロードしてしまいました。 読み応えもあり、時間がある方にはお勧めです。 | ||||
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「天地明察」を読み終えてから、「冲方丁」という著者について検索し、その才能の豊かさに舌をまきました。若い人だけあって、今風なものに挑戦しながら、こんな凄いものを書いてしまうのですから…。写真を見た限りでは、実に穏やかそうな人で、いかにも、この作品を生み出した人と納得できるタイプに見受けられます。 江戸時代には日本独自の「和算」があり、その塾もあってかなり進んでいたと、今回はじめて知りました。 主人公の春海は、碁打ちとして徳川家に仕えているのですが、算術にもたけていました。 算術を使いながら、日本独自の暦を20年以上かけて成功させるまでがストーリーになっています。 わたしの小学校のころ、母は「鶴亀算とか鼠算」などと、よく口にしました。今考えると、これが和算で、母が学校に行っていたころは和算を教えられていたのだと今回分かりました。 | ||||
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読み出して、まず題材の新鮮さに驚きました。 そしてたちまち、ストーリーに引き込まれて行きました。 新しい形の時代小説。文章も、若々しさを感じました。 惜しむらくは、旅の感じが、軽く、大きな旅なのに簡単に終わってしまったように思えたことです。 | ||||
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時代小説はあまり読まないのですが、すらすらと読めました。 テンポも速いし非常に読みやすかったです。 | ||||
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囲碁士で神道や算術にも造詣が深く、江戸城での城碁士の生活への鬱屈と算術への傾倒から、ひょんなことから有力者に見出されて暦法改訂の一員として抜擢される、というのは、こういう主人公を探してきて物語にしようとした発想や、作者初の歴史小説への意気込みは感じますが。暦の話にうつるまでが長すぎ(もっと暦の話に集中させてもいいのでは)、登場人物の肉付けがいまひとつで誰にも感情移入できないし、暦法の改訂がどのぐらい大変でどういうことなのか、というのが納得しきれないまま、話運びも硬くて、読むのに骨が折れました。 正確な暦と、生活や権力への影響の話なら、ジャンルは全然別だけど韓国ドラマの「善徳女王」のほうがよっぽど納得できる(ドラマの一部としてそういう話が出てくるだけだけど)。 吉川英治新人賞も直木賞候補というのも、甘すぎると思います。本屋大賞は湊かなえで懲りたのでもともと信用してませんが。 ただ私は作者のSF(マルドウックシリーズ)も途中で投げたので、単に著者と合わないだけかもしれません。 | ||||
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時代小説の部類に入るのだろうが、かなり読みやすい。渋川春海という実在の人物の物語。たしかにいた、そんな人物が日本史の中で。暦ってなに?くらいの知識でもちゃっかり改暦という一大事業が、日本の歴史の中でそ、して現代にも脈々と続くいかに重大な事柄だったかが、あたかも明日から語り出せるくらいわかってしまう。時代小説でこんなに読みやすく、また、人物がごちゃまぜにならないも物語も珍しい。それはとりもなおさず、登場人物の一人ひとりが魅力的に描かれているからだ。しかし暦なんて当たり前にあるものが、誰かの努力によって見出されたなんて考えもしなかった。古いものが捨てられていく現代の中で、それでも生活の核の基礎ははるか昔の人々が築いた制度とかシステムが息づいている、と思うととても不思議な気がする。 | ||||
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主人公、登場人物が魅力的な小説は読んでいて心地よいです。 数学って楽しいかも??って思える1冊です。 | ||||
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とうちゃくもはやくて、ほうそうもよくて、きれいなほんでした。 | ||||
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とうちゃくもはやくて、ほうそうもよくて、きれいなほんでした。 | ||||
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とにかく面白かった。教科書に何気無く書かれている史実の裏に、大きな挫折もあったのだということに感銘を受けた。 | ||||
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