ばいばい、アース
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おかげで、全巻読めました。 | ||||
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以前、いくつか項目を分けてレビューを記入したのですが削除されてしまいました。 そのため詳細は割愛いたしますが、以下に記載した以外にも不満点は複数ある作品だったことを先に書いておきます。 ひとつだけ書くならば、やっぱり「完全回復薬」が物語劣化の現況かと。 「かすかに息のある」と説明文を入れさえすれば助かる。 「間に合わず」と説明文を入れさえすれば消せる。 小説内のキャラクターを助ける道具、ではなく、筆者の都合あわせに便利な道具にしかなってない。 漫画かゲームのシナリオなら許せる範囲なのですが、読み手側が汲み取って脳内に世界を構築する「小説」になると、完全回復薬の出てくる話はつまらない結末にしか行き着きえないのかもしれない。 枚数を乗り越えて得るカタルシス、壮大な世界、精緻な世界のファンタジーを求めて手をのばすなら、私は止めます。 手に取るならば、ライトノベル感覚で読みましょう。 | ||||
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冲方丁先生の作品はほとんど読了しておりますが、未だにこの作品が一番のお気に入りです。 | ||||
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【全巻読んだ感想です】 1、2巻は普通に読めたけど、3巻に入ってから途端にペースダウンしてしまった。 原因としては 第一に、世界の成り立ち(SF的要素)が分かって来てしまう事。 第二に、文章に疲れてしまう事。(湯あたりみたいな、もうお腹いっぱい的な) 文庫本上下2冊ぐらいでまとめてくれれば面白く感じたかもしれない。 冲方さんのファンは読むべきだと思いますが、そうでもない方は・・・・ 饒舌な文章とルビの洪水でイライラしてくるか、 気持ち悪くなってくる可能性大です(笑) 終わり方も何かモヤッとしていて、 ファンタジーで始まりSFで種明かし、 ここで終わってくれればスッキリ、と思うのですが、 最後にまたファンタジーに戻ってしまうのがチョット、という感じです。 しかしまぁこれだけの世界を二十歳そこそこで構築したというのですから、 やはり常人ではないのでしょうねぇ・・・・ 《注意》 最後の解説にネタバレありますのて、解説は最後に読みましょう。 でも4巻まで読み進めばだいたい想像はついてますよね。 | ||||
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こんな小説を読んだのは、初めてです。 深く心に切り刻み込まれるようで、苦しくて切なくて忘れたい、でも忘れられない、そんな小説です。 独特な世界観と名称、言葉で綴られた物語です。 その独特感が、奇妙でいて摩訶不思議な世界観を上手く表現できていると思います。 読んでいて、その文才と物語構成の才能、独特な個性と想像力に素直に感嘆しました。 感情や哲学、それが深く描かれた物語です。 登場人物たちは皆、主人公ベルと出会い、変わっていきます。 神や己の存在に疑問し、問いかけ、道を模索していきます。 皆はベルのせいだといいます。 でもそんなのは言いがかりで、皆の勝手な押し付けです。 だけど身勝手にもベルのせいにし、勝手に希望にしたり、勝手に敵とみなしたり。 彼女もまた、ただ無力に濁流に飲み込まれ、巻き込まれ、傷ついていく存在にすぎないのに…。 主人公ヒロインが、あまりに過酷で熾烈で孤独で、裏切りの続く物語を読むのは、本当に堪えました。 その存在ゆえに、出会う者すべてに異端として扱われ、疑問を投げかけられる 誰かが本当に彼女を愛し、伴侶として寄り添ってくれるわけでもなく。 その存在に勝手に恋焦がれるだけ。 ベルはただ、同胞や愛する人が欲しいだけなのに。 自分が誰か、知りたいだけなのに。 愛する人たち、恋する人、そんな存在が出来ても無残にも何度も心を切り刻まれ、裏切られていく様がつらかったです。 私なら発狂してるでしょう。 両極端な言葉や物事、事象がずっと語られます。 「有にして無」のような。 それが全てにおいて前面に押し出され、文面でもずっと続きます。 感情の描写でさえも同じ。 笑っているのに、泣いていた、とかそういう描写ばかりです。 正直、疲れるし苦しい。 哲学の羅列のようで難解、苦痛、そんな感情を呼び起こされる。 でも、なぜか読み止められない。 言葉遊びにまみれた哲学の海に、無遠慮に投げ飛ばされ、それでいて、手放されるような感覚がある。 ヒロインがこんな扱いをされる理由も最後に明らかになりますが、最後は涙が出ました。 こんなに憎くて、死ねばいいのに、と思えたヒーローも初めてです。 でも最後には、彼に涙がでました。 読了後は、報われた、もしくは報われだした、皆がそれぞれの道を、そういう風にも思えるし、実際そうなのかもしれませんが…。 どうしてでしょう、やはりヒロインも皆も、どこまでも、あまりに孤独で寂しく、もの悲しい気持ちは読了後も変わりませんでした。 こんな物語はつらいので、もう売りたいとも思いましたが、売れない。 なんでしょうね、私もまるで両極端なことを言っていて、おかしいですね。 この物語の中の、主人公や登場人物たちみたいに。 | ||||
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