発行日：2000年12月25日

出版社：角川書店

ページ数：525P

【あらすじ】

自分は何者なのか?いかなる種族の特徴も持たない孤独な少女ベル。師シアンのもとを離れ、ただ一つ“唸る剣”だけを手に、今、旅人となるための試練を受ける!勇気、冒険、かつてない幻想の世界。自らのルーツを求めて…壮大な長編ファンタジー小説。

発行日：2000年12月25日

出版社：角川書店

ページ数：533P

【あらすじ】

自分はどこへ行くのか?都市を支配する神。存在自体が神の法と矛盾するベルを、“理由の少女”と呼ぶ者たちが求めるものとは?ベルの戦いは、ついに王宮を巻き込んで…!生と死、神と都市、定められた運命。自らのルーツを求めて…雄渾な長編ファンタジー小説。

発行日：2007年09月25日

出版社：角川書店

ページ数：352P

【あらすじ】

地には花、空に聖星、人々は猫や蛙、鼠などさまざまな動物のかたちを纏う。この世界に、ラブラック=ベルはたったひとり、異形のものとして生まれた。牙も毛皮も鱗もない“のっぺらぼう”の彼女は、自分と同じ存在を探す旅に出る。放浪者の資格を購うため、剣士となって“都市”と“外”との戦いに臨むベル。そこで彼女を待っていたのは―。異能の世界構築者冲方丁、最初期の傑作が待望の文庫化。

発行日：2007年09月30日

出版社：角川書店

ページ数：434P

【あらすじ】

自らと同じ種族を捜して旅立った少女ベルは、孤高の剣士アドニスと出会い、心を通わせる。だが彼の負った宿命はあまりに重く、ついにある夜--冲方丁幻の傑作、待望の第2巻!!

発行日：2007年10月31日

出版社：角川書店

ページ数：427P

【あらすじ】

カタコーム戦役で皆を叱咤した城外の民の指導者、ジンバックが死んだ。弔いに訪れたベル一行は、城外の友人たちと再会し、酒と剣と恋に夜は更けてゆく。一方、飢餓同盟に身を投じたアドニスは、究極の治療薬にして猛毒「試者の灰」を手に城を襲い、王に挑みかかった。今度は敵としてベルの前に立ったアドニスは笑いながら問いかける。「俺を、斬れるか?」―冲方丁がおくる魂のファンタジー、狂騒の第3巻。

発行日：2008年01月31日

出版社：角川書店

ページ数：377P

【あらすじ】

「試者の灰」をもって王を葬り、闇のものたちを率いて世界をも壊そうとする剣士アドニス。彼と少女剣士ラブラック=ベルの闘いは痛く果てしなく、濃密に続く―生きとし生けるもの、全てのことわりを巻き込み続けながら。そしてついに訪れた終わりのとき、ベルが見いだしたものは―?異能の世界構築者冲方丁、最初期の傑作ファンタジー、堂々の完結。