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天地明察
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天地明察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全418件 1~20 1/21ページ
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読みたい本を入手できました。ありがとうございました。 | ||||
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映画は見ていないが、この本は何ともさわやかな後味を残してくれる本だった。愛するえんさんと同日に亡くなるという最後も最高だ。 春海の囲碁・暦・算術に対する真っすぐさ、彼を囲む上司・家族・仲間・ライバルからの応援・愛情・期待など、太平の世が訪れた江戸初期ならではの雰囲気の中で紡がれる物語。正直日本史の中でも地味な方の時代で暗記するにはつまらないところだったのが、何といい時代ではないかと思った。思わず日本史用語集を引っ張り出してしまう。 保科正之、徳川光圀、山鹿素行、山崎闇斎、関孝和、吉川維足といった一流の人たちとの交流も通じてこれまで用いられていた常識である暦を自らの手で日本に合う貞享暦という形に変えるという唯一無二の大事業を行ったこと自体が凄いことだし、多くの人々からその成就を頼まれたこの人は幸せ者だと思う。 自分も生きているうちにそのように思える仕事を一つでも成し遂げたいと思った。 | ||||
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スケールが大きくとても清々しい本です! | ||||
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テレビで拝観し感動、思わず当該DVDをポチッてしまった。 記念品として保存し未だ封も切らず!! | ||||
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主人公春海は、江戸幕府の囲碁打ちの役職に就きながら、算術に興味を持ち、その熱心さの噂が広まり、やがては改暦事業の大役を任されていく。晴海の悩み、葛藤そして喜びなど心の動きがいきいきと描かれており、話に引き込まれた。いつかまた読み返してみたいと思う小説である。 | ||||
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非常に状態が良い商品を購入したがそこまで良くもなかった残念('・ω・`) | ||||
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囲碁侍と呼ばれ将軍に碁を教授し、対戦も出来る4つの家の一つの出である渋川春海。だが、彼の 興味は囲碁以上に算術であり、さらには天体観測である。彼はやがて日本で最も信頼のおける 暦を作るように当時の為政者より指示を受ける。暦は正確な天体観測とそれをより具現化できる 算術との合同作品。当時の暦の不正確さを誰もが不満に思いながら、いわゆる公家の守旧派の 激しい抵抗でなかなか新規展開が出来ない。春海は、筆舌に尽くしがたい辛苦を経験しながら その作業に取り組んでいく。江戸時代の初期のころ、優れた算術師である関孝和や会津藩の 名藩主保科正之なども登場し、面白いストーリーが展開される。今まで我々が知らず、かつ興味を 持つことも余りなかった、当時の算術や天文学の話は興味深くどんどんページがめくられる。 こういった地道な作業が現代の日本の技術研究の礎となってきたようにも思える。なかなか 興味深い小説であった。 | ||||
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時は江戸時代、それまで使っていた暦が自然現象の実態と合わなくなっていて、暦の改定が必要だという機運が芽生えてきていた。この改定作業に抜擢された主人公が苦労の末に新しい暦、貞享暦を作り上げるまでの物語である。暦を作るにあたっては天体観測、軌道計算、等の技術的な作業が基本となるらしいがそれだけでは済まない。新しい暦を如何に社会に定着させるか。片や京都の朝廷の権威を損なわない配慮が要るし、片や政治の実務を担っている幕府の力も必要だ。いかに上手くさばくか。言い換えるならば社会的、政治的作業も重要だ。 この小説ではこの新しい暦の作成にあたって同僚、上司、友人などとの人間関係の話が主体となっているが、暦についての基礎知識のない私にとっては暦そのものがどのような理論で作られているのか、その点についてもう少し具体的な説明が欲しかった。例えばなぜ日蝕、月蝕などを予測できるのか。学術論文ではない小説のなかに落とし込むには少し無理な注文かも知れないけれども | ||||
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とても楽しめた。読み応えあり。 | ||||
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「『天地明察』は、冲方丁氏による歴史小説であり、江戸時代の天文学者・渋川春海の生涯を描いた作品です。この小説は、豊かな歴史的背景と緻密な描写により、読者を江戸時代の日本に引き込みます。 物語は、主人公である渋川春海が天文学における大発見を目指し、様々な困難や挫折を乗り越えながら成長していく姿を描いています。彼の情熱と才能が天文学の進歩に大きく貢献する一方で、時代背景や社会の制約にも直面します。彼の奮闘と孤独、そして人間ドラマが読者の心を打ちます。 冲方丁氏の文体は詳細かつ迫力があり、読者は当時の日本の風景や人々の生活、科学の発展について詳しく知ることができます。また、渋川春海を含む登場人物たちの内面や葛藤、人間関係が丁寧に描かれており、読者は彼らの人間性に共感し、彼らの物語に引き込まれることでしょう。 『天地明察』は歴史的な背景に裏打ちされた情熱的な物語であり、科学と人間の関係、個人の成長と社会の制約などについて考えさせられます。冲方丁氏の緻密な研究と物語性は、読者に鮮やかな時代描写と共に知識や洞察を提供します。 全体を通して、『天地明察』は歴史と科学の魅力を探求する読者にとって魅力的な一冊です。物語の中で描かれる人間ドラマや時代背景の詳細は読者を引き込み、渋川春海の姿勢や情熱に共感し、彼の功績をたたえることができるでしょう。」 | ||||
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暦や算術の歴史としては興味をそそられる題材ですが、漫画やアニメを文字に書き起こしたような表現が多く、また、主人公が早合点なのかおっとりしているのかチャッカリしているのか、キャラクターが全く定まっていないあたりが読んでいてつらかった。アスペルガー的な性質にしたかったのかもしれませんが、やはりぶれてますね・・歴史に忠実にプロットを組み立てた後で、キャラクターに多少味をつける程度にすれば読み応えがある書物になったのではないかとおもいます。 表装が重厚だから余計に誤解を生みますし、最初から、表紙をアニメにしてライトノベルとして売り出すほうがよかったかもですね。 | ||||
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算術、暦にまつわる江戸時代の人々のはなし 主人公が、いろんな成功、失敗、悲しみなどなどを受け取って成長していく 限りある人生を精一杯生きた先輩、先人の思いを引き継いでいく 自分も精一杯生きていく それらが、ひとつの物語に紡がれていく とっても気持ちのよい話 | ||||
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渋川晴海の改暦に情熱がビンビンと伝わってくる。映画にもなっていますが絶対に本です。おすすめです。 | ||||
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面白い | ||||
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面白い | ||||
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格安でちょっと不安でしたが、綺麗な状態で届きました。 本の内容はとても良いと思います。算術好きな主人公や、周囲の人々の描写が豊かに表現されていて引き込まれます。 | ||||
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とても面白かったです。 岡田准一さん主演で映画化されたきっかけで読んでみましたが、小説ならではの細やかな表現や、算学の面白さが、よく表されていました。時間をおいて、もう一度読むと、さらに深みを増しそうだと思います。 | ||||
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一介の碁打ちである算哲が算術を極め、改暦に挑戦するストーリーはとてもロマンがあり、その困難もよくわかりました。政治、経済、宗教、文化など、あらゆる面で世に影響を与えた暦に、いかに大きな宇宙の営みが秘められているか、改めてその重要性を教えて頂きました。暦があらわす吉凶の部分も、現代人の未熟さゆえ荒唐無稽と片付けられているのが誠に惜しいと思いました。日本人が追求してきた精神性や文化などを掘り起こし、現代に生かす契機となる本著作のような本がたくさん出版されることを期待します。 | ||||
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単なる碁打ちが幕府お抱えで帯刀も許されるという話しから始まって。 数学の話しから天文学の話しに移行していくのだが、若い春海がどんどん恩師にめぐりあり 彼らの人となりを吸収していく。あっという間に上巻を読み、下巻の改暦の勝利までたどり着く その戦略がまさしく碁の世界に通じることがわかった時には、この作品はうまくできていると 本当に感心した。名作です。 | ||||
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江戸時代、新しい暦をつくるという国家プロジェクトに20年以上をかけて取り組んだ、渋川春海を主人公とした時代小説。 碁打ちの運命に生まれ、数学に心惹かれつつも天才には及ばないことを知り打ちひしがれ、 打ち筋の決まった碁や人生ではなく、真剣勝負をしたいという思いから、改暦事業に巻き込まれていく。 自分は何者か。自分の生きる道とは何か。その問いにひたむきに向き合う主人公と、その主人公をあたたかく見守り、導く登場人物たちの生き方があたたかくて素敵です。 | ||||
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