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虐殺器官
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虐殺器官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全369件 361~369 19/19ページ
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村上龍「五分後の世界」のようなものを想像していたのですが、 かなり違ったようです。 SF的素養はないので、リアルな戦闘描写やカオスな世界観を期待していたのですが。 特殊部隊員が自分の仕事(暗殺)についてうじうじ悩んでる姿は あまりかっこよくはないかもしれませんね…。 さらに主人公のトラウマとして、 母親の延命措置を止めたことがあるわけですが、 どうにも陳腐かなぁ。 死の世界の描写にも正直ウンザリしました。 著者の方の言語学についてのくだりが相当長いので、 言葉について興味のある方は楽しめると思います。 | ||||
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文章力がありますね。心理描写がうまいです。ただ、もう少し情景描写をしてもいいと思いますが、総じて高い文章力があります。 ストーリーとテンポもよいですね。特にストーリーは逸材で、これがデビュー作らしいので今後、かなり期待ですね。 近未来の軍、情報統制、それに虐殺器官。リアリティがありました。 ただ、なんとなく某ゲームに似ている気がしないでもないです(笑 | ||||
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新しい脳科学の知識をうまく使って、黙示録的な世界を描き出した。「戦争屋」「職業軍人」の存在にリアリティーがある。思索がストーリーを滞らせることなく、流れよくクライマックスに向かう。しっかりした近未来物語だった。 そして、デフォルメしてクローズアップされた世界の恥部が生々しい。アフリカで、中東で、東南アジアで、中南米で戦わされている少年兵たちへの、レクイエム小説でもある。 | ||||
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世界的に紛争が拡大している未来の話。 主人公は、アメリカの特殊部隊の暗殺者。 世界各地の紛争現場で、その首魁を暗殺する主人公。 しかし、各地の紛争現場には、なぜかいつも謎のアメリカ人の影が。 謎のアメリカ人を追う。暗殺チーム。逆襲も受けながら、追い詰めていくが。 謎のアメリカ人の正体は、彼はなぜ紛争現場に、、そして、 主人公の運命は・・。 読みどころ満点です。戦闘シーン、スパイシーン、 将来の戦争やナノのテクノロジー、 追いつ追われつのスピード感のある展開、 近未来の世界の様子、 そして、ビックリの仕掛け・・・ 人間とは、人類とは、言語とはなど、奥深いテーマも関連し、 読みどころ満点です。 | ||||
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「SFが読みたい!2008年版」の国内篇1位ということで読んでみました。 「小松左京賞最終候補の近未来軍事諜報SF」とのことですが、 近未来のアメリカで主人公は母親を「殺した」ことと戦争の中で人を殺していく仕事 とについて思考のスパイラルに落ちていきます。そこから進化、生物、哲学まで登場し、 「虐殺器官」の形が中盤以降姿を現していきます。 SFというよりバイオレンスものかと思っていると、 そのタイトルにもある「虐殺器官」を作動させるのがSFにある手法。 近未来である点とその部分がSF的といえるものの、 個人的にはとてもリアルで考えさせられる現実的な怖さがありました。 展開も速く、次々と場面が移っていきます。そして、 最後の6ページに主人公の辿り着いたある一つの決断が語られます。 これは……、ぜひアメリカで出版して欲しいです。 第一作目とは思えないスケールで次回作が楽しみな方です。 | ||||
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近未来のアメリカ軍特殊部隊の姿がリアルに描写されており、読んでいて「本当にこんな風になっていくのかも」と思わせる力量があります。(ただし、ミリタリー系の知識が多少無いとわかりにくいかも?) 主人公の内面の描写もなかなか興味深いのですが、最後の選択には狂気の匂いがします………。「これは、もしかして、八つ当たりではないか?」と思って、ちょっと引いてしまいました。そんなことも込みにして星4つです。 | ||||
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帯の惹句(大森望)ぐらいは仕方ないけど予備知識いっさいなしで読むことを強くオススメします。 かなりの傑作 面白いです。 そこでお願いなんですがカラス神父が出てくる映画のタイトルが違っていますので2刷からはぜひ訂正して下さい。(読んだ方はすぐ気が付いたはず) | ||||
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筆力とセンス、知識についてはかなりの実力を感じる。今後確実に伸びると思われる。 ただ、今作については残念ながら某有名ゲーム(読めばわかると思います)の影響が 全般に強すぎる。 そして、恐らくくすぐりのつもりでちりばめたらしいアニメ小ネタパロディがまさに 蛇足。馴染んでいるならばまだしも、意図的に・無理に入れた感が強く、読んでいて その部分で萎えてしまう(豆腐屋トラックのネタなど、無意味なのに無理矢理そのた めに強引に描写していてがっくり)。読後感での評価を著しく下げてしまった一因。 本筋そのものについては期待通りだっただけに、非常に残念。 | ||||
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筆力とセンス、知識についてはかなりの実力を感じる。今後確実に伸びると思われる。 ただ、今作については残念ながら某有名ゲーム(読めばわかると思います)の影響が 全般に強すぎる。 そして、恐らくくすぐりのつもりでちりばめたらしいアニメ小ネタパロディがまさに 蛇足。馴染んでいるならばまだしも、意図的に・無理に入れた感が強く、読んでいて その部分で萎えてしまう(豆腐屋トラックのネタなど、無意味なのに無理矢理そのた めに強引に描写していてがっくり)。読後感での評価を著しく下げてしまった一因。 本筋そのものについては期待通りだっただけに、非常に残念。 | ||||
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