航空自衛隊音楽隊でアルトサックスを担当する鳴瀬佳音。

一匹の猫をめぐるトラブルから、ストリートギャング団のヒーツとマングースが抗戦状態に突入。

殺人事件を起こした崎津直也が刑期を終えて出所した直後に神戸で殺された。

老夫婦の連続変死。不慮の事故で愛妻を失った刑事・外岡が極秘で捜査に乗りだした。

ワトスン、きみのいない世界は退屈だ。 誘拐されたワトスン。

大人気! アンソニー賞、バリー賞、ラヴィー賞に輝いた ミステリ界で話題のコージー・ミステリシリーズ第6弾! 父を殺したのは誰――? ホワイトハウスの厨房を離れたつかの間の休息。

最高裁で死刑を宣告された連続殺人犯は、刑の執行後、ベッドの上で静かに蘇生した。

「われわれに必要なのはおそらく連続殺人犯だと思う」 冬休み、帰省したシャーロットとワトスンは シャーロットの母の毒殺未遂、叔父の失踪事件に 巻き込まれる。

日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。

連続発生する台風、記録的豪雨と暴風、地盤の変容、急増する土砂崩れ……。

アイリーンは平凡で物静かな女に見えた。だが、内には激しい感情を抱え、自分だけのルールに従って生きていた。

突然人類に発現した異能の力“刻印”によって、才能の優劣が決まる世界。

アメリカ留学帰りの去場安のもとに、伊藤博文から手紙が届いた。

生物化学兵器として開発されたMM‐88菌を搭載した小型機が、冬のアルプス山中に墜落する。

コペンハーゲン警察の特捜部Q。未解決事件を専門に扱う部署である。

「ほら、『先生』に相談してよかったでしょ」 藤岡珠美は祖父の喫茶店を継ぐために、店でアルバイトをしながら製菓学校に通う専門学生。

湘南に住む30代でエリート五人の男たちに、一夜同棲契約という奇妙な提案をする女性、小早川恵が現れた。

とある出版社の文芸編集者・桜木の担当する作家は問題児ばかり!?　ミステリー作家のもとに一通の手紙が届く。

【ストックホルム警察に新たなるヒーロー登場！】　戦慄の四重殺人!!　さらにそれに続く事件の残忍な手口に、百戦錬磨の特捜班の面々も言葉を失った。

【欲望と犯罪の街を描く、新シリーズ開幕】　ザックがまだ5歳のころ、刑事だった母が何者かに殺害された。

江戸の町を舞台にした本格的ミステリー！　二転三転する驚愕の展開、鮮やかな謎解きに唸る!!　老舗の呉服店を襲った、ひとり息子のかどわかし。

ヤマタノオロチ伝説で知られる奥出雲・木次線で列車ジャック発生。列車には亀井刑事親子が。

東京・杉並区で起こった連続愛犬殺害事件。殺された犬はすべてシェパード。

人吉城下のタイ捨流丸目道場での修行を終えた坂崎空也は、仇討ちを企む東郷示現流・酒匂兵衛入道一派の刺客から逃れるため、五島列島の福江島へと向かった。

秋雨が十日も続き、仕事にあぶれた住民たちが食べ物にも事欠くようになった新兵衛長屋で、炊き出しが行われることになった。

「あの人たちが野球少年を殺してる!」少女アブラは超能力を介し、陰惨な殺人事件を「目撃」する。

冬季閉鎖中のホテルで起きた惨劇から30年。

会社が倒産し、やさぐれていた美咲が転がり込んだのは「あかつき球団事務所」。

病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。

毎夜、午前一時にバーに現われる男。投函されなかった手紙をたったひとり受け留め続ける郵便局員。

彼/彼女らの人生は重なり、つながる。

大好評「幽霊」シリーズ第25弾! なんと宇野警部が、大晦日の国民的テレビ番組「赤白歌合戦」の審査員に? ケガをした警視総監の代役をつとめることになった宇野は、慣れないタキシードを着せられ、メークまでされて、審査員席で大奮闘。

決意とともに、故郷へ戻ってきたグレイと、ロード・エルメロイII世。

『新青年』初代編集長として江戸川乱歩や横溝正史を見い出し、作家や翻訳者としても活躍した日本探偵小説界の偉人・森下雨村の創作探偵小説選第2弾。

【無音の弾丸】(表題作) 投資家カー・パーカーが、会議中に突然死亡した。

今なお読み継がれるシャーロック・ホームズ物語。

鳶沢信一郎率いる交易船団がようやく越南に到着した。

幕末の石見銀山。間歩と呼ばれる鉱山の坑道で生まれたお登枝は、美貌を見込まれ女郎屋に引き取られた。

不倫を清算できない真守。そんな折、婚家の祖父が離れに住まわせていた時枝という女の不遇の生涯を聞く。

初瀬桃子は結婚八年目の子供のいない主婦。

捜査二課から異動してきた“刑事の中の刑事”上河内博人警部が相棒に指名したのは、なんと“内勤のプロ”柴崎警務課長代理だった(「秒差の本命」)。

かつてこの島では傲慢な王が都市を建設したが、神々の怒りで破壊され、呪いがかけられたという。

トレジャーハンター、ファーゴ夫妻のもとに友人の考古学者から驚愕の知らせが届いた。

見た目も腕も抜群の料理人・橘仁から、訪問先で料理を提供する「出張料亭」の助手に誘われた山田澄香。

あなたの節目に縁を彫る。ここはアリクイが営むおいしいハンコ屋さん。

逐電した旗本の行方を追う扇太郎は、借金の形に娘を吉原に沈める旗本が増えていることを知る。

高校二年の僕が一目惚れした女の子。僕とは正反対の、物静かで不思議な魅力をもつ彼女への告白は、あっさり断られた。

あの頃の僕らはまだたくさんの高いものに世界を囲まれて、息苦しさを覚えていた。

高価な調度品が割れ、蔵の壁が従業員の上に崩れ落ち―老舗旅館を襲う怪事。

長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事。おおむね平穏な生活を送っていたものの、暮れも押し詰まってから次々と事件が発生。

ベテラン刑事・野村は少女誘拐事案の捜査を任された。

新宿花園神社の取材中、頭の下に桟俵という藁細工が敷かれた死体を発見した浅見光彦。

「怖い怪談は、夏だけのものではない」と断言する怪異蒐集家・中山市朗が、四季折々の行事や情景を織り交ぜながら綴る怪談集。

明治維新そのものが持つ思想と制度の欠陥に根本原因があるのではないか―1932年、イェール大学で歴史学を研究する朝河貫一は、日露戦争後から軍国主義に傾倒していく日本を憂えていた。

兵庫県芦屋市。元俳優の海里の職場は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。

1937年、22歳の柴田彰は円谷英二の下で日独合作映画『新しき土』の特殊撮影を担当し見事に完成させた。

時間や場所を問わず、京大構内で営業を始める「三号館」は、謎を持つ人しかたどり着けないという不思議なバー。

神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田夏希は、知人に紹介された男性に会うため横浜駅付近の飲食店に向かった。

注目の2.5次元舞台『オメガスマッシュ』初日の幕が上がった。

ポーツマス講和会議を前に、小村寿太郎は戦略を練りあぐねていた。

夢を行き交い「心の傷」を美味しい食事にかえて癒やしてくれる不思議な料理人・平峰花。

マクガーヴィとピートは、不審な人物としてメキシコ人のカスティーリョに目をつける。

ニューヨーク、マンハッタン。完成したばかりの高層ビルのペントハウスでパーティが開かれるなか、不気味な振動が巨塔を襲う。

生き残るのか正義か――究極の葛藤。 エジプトで発掘調査を行う考古学者の峰の乗るフランス行きの飛行機が墜落。

”神隠しの森”に建つ家で、少年は恐怖に呑み込まれる。“最狂”の家ホラー 早く離れた方がいい。

その男、呪いを鑑定する。

すべての伏線が、愛――。 第54回メフィスト賞受賞作! わたしは1年しか生きられない。

現代の天才少女と幕末の算術青年が、己の意地とプライドをかけて数学対決! 和算、洋算が交わるとき、時空を巻き込む奇跡が――。

「（事件現場から）帰れと言われたので帰ります」 刑事部長の息子で高校生の霧島智鶴はどんな事件でも解決できる天才だが、最大の欠点は、究極に「無気力」なこと。

穢れの町は炎に包まれ、堆塵館は崩壊した。

2018年1月26日公開映画『ロング,ロングバケーション』原作 妻は末期癌、夫はアルツハイマーの老夫婦。

ある日、同じ高校・同じクラスの男女合わせて十人が、一斉に失踪した。

「この事件の謎は、 絶対あたしが 解き明かしてやるんだから」 勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新城で 『なんでも屋タチバナ』を始めた俺、橘良太。

想する、事故なのか自殺なのかわからない同級生の死、親友の不登校、そして突然始まった「ぼく」へのいじめ。

小説でしか表現できない〈奇妙な味〉が横溢した、短いけど忘れがたい、不思議なお話を読んでみませんか?――子供じみた嫉妬から仕掛けられた「いじわるゲーム」の行方。

戦中の台湾、本島人の邸の庭で起きた日本軍人の決闘騒ぎ。一方は銃殺され、一方は頭部を殴られ意識不明の状態で発見された。

ダーラが経営する書店にコーヒー・バーができて四か月。店員のロバートが淹れるラテが好評だ。

FBI特別捜査官のヴィクターは、若い女性の事情聴取に取りかかった。

法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマ。

ハシバミ色の瞳にウェーブの巻き毛―異国の血を引く華やかな容貌と裏腹に引っ込み思案な高校生の宮。

仮想現実“Virtual Reality”と人工意識“Artificial Consciousness”が実現したセックス用アンドロイド―オルタマシン。

東京で仕事に倦んだプログラマー香山秀行は、テレワークの体験で北海道・知床の斜里町を訪れる。

弱小なディメ王国の醜悪な第六王子アリスマは、その類まれなる計算能力によって頭角を現していくが―森羅万象を計算し尽くす夢に取り憑かれた王を描き、星雲賞を受賞した表題作、英語版アンソロジー初出の宇宙SF「ゴールデンブレッド」、なぜか自律運転車に乗せられる人型ロ

2万年後の遠未来。

アニーが10歳のとき、父親が連続殺人事件の容疑者となり、そのまま謎の死を遂げた。

ある夜、雇用主・ヘレンの遺体を発見し、逃げ出したアナは、名前を変えてハリウッドのゴシップ紙「ウィスパーズ」の記者として働き始める。

メリカが敵視した、人命を軽視し易々と玉砕する野蛮な日本人観が、一人の米軍諜報部員の報告で覆った。

窃盗の疑いを掛けられている青年オーガストが、老女優フェリングとともに失踪した。

警察は殺人事件の捜査を開始した。

リスベットは人工知能研究の世界的権威バルデルの息子の命を救った。

赤狩りの風が強く吹く1954年、NY市警の刑事キャシディは奇妙な殺人事件にぶつかる。

妖かしと異形の世界を通じ、名もないものたちの、愛と孤独と哀しみを描く、恐ろしくも甘美で魅惑的な物語、八篇を収録。

「四大琴」と呼ばれる古い琴があった。

おとなの愉しみを伝えるアンソロジー「ごきげん文藝」第一弾は、「温泉」をテーマにしたエッセイ32篇を収録。

自主制作映画の撮影中、不慮の事故で廃校に生き埋めにされてしまった「僕」こと“中村あき”と、山中で遭難中の名探偵・鋸りり子。

血の海と切断された薬指を残し、 元刑事の女性が自宅から連れ去られた。

兄・波之進を殺害した下手人を追って浮かび上がってきたのは、かの御三家水戸藩。

神君家康の次男秀康の血を引く越前松平家は、幕府にとって格別な藩となる。外様第一の加賀藩にとっては監視される隣藩でもある。

「頼子が死んだ」。