ロード・エルメロイII世の事件簿 case.アトラスの契約
- ロード・エルメロイII世の事件簿 (5)
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事件簿の話は全巻読みましたが、この巻が一番読みやすかった。 大きな舞台で何か壮大な事件が起こるというわけではないのですが、 グレイの故郷である小さな村で起こった異変と、その背後にあるものはー!? そしてアトラス院の院長ズェピア!!もうこのキャラが出てくれただけで嬉しい。 ワラキア(タタリ)にならなかった方のズェピア・エルトナム。 彼の名(迷)ゼリフが脳内再生されます。お得です。 今まで電子書籍で読んでいましたが、せっかくなので紙の本も買いました。 電子版の表紙の方が上下巻ともども好みなのですが・・ 他の話と比べるとそれほど難解な描写もなく、情景が想像できて あっという間に読み終わりました。おすすめです。 | ||||
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上巻で起こったことがさらに発展して行き、そして意外な結末へ。 グレイだけでなく、エルメロイ教室のフラットやスヴィンの過去まで 掘り起こされて行きます。お得です。 最後に「本来、人のレビューに口を出すほど無粋ではないのだがね」 みんな助かったからどうでもいい、のではなく、ここでグレイは過去に決着をつけ、 一部伏線も回収され、いよいよ次巻から最終的な局面が始まる。その嵐の前の静けさを感じます。 今までは人死が出たりどこか切なかったりといった終わり方でしたが、 本作はわりと救いのある方ではないかな。 しかもヘ◯メスやアヴァ◯ンなど、他の型月世界からの出張(!)もあり、 三田先生のサービス精神が感じられます。 続きも読みましたが、最終巻は本当に胸熱な展開なので、ぜひ最後まで読んでもらいたいです。 「フィナーレとは、かくあるべし!」 | ||||
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注文から配送まで、順調に対応していただき、届いた商品も綺麗で問題ありませんでした。ありがとうございました。 | ||||
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書店で全巻買って、⑦巻目まで読みましたけど とにかくイメージしにくくて読みづらい 他の作家さんの話をしても仕方ないですけど 内容を簡単に後で言ってしまえるほど ボリュームが無い 一応、最終巻まで読むつもりではいますが あんまり面白くない、じぁあ読むなよとは言 えますけどね | ||||
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もともとグレイの存在はロード・エルメロイ2世にとって第五次聖杯戦争のためのものだった。いささか私情を挟んだ事情だが、ロード・エルメロイ2世の第四次聖杯戦争での悔いを思えば必要不可欠な助っ人ともいえる。ただ、誤算だったのはグレイの相貌があのアーサー王の現身であったということだ。上巻では教会でグレイの死体が見つかり、グレイはロード・エルメロイ2世とともに村を脱出した。結果として彼女はロンドンの生活になじみロード・エルメロイ2世の内弟子として活躍することになる。 ここまでは表の話。変な話ではないか。グレイが死んだからグレイは脱出した。下巻はその謎解きというよりも二週目で外周を走っていたロード・エルメロイ2世とグレイが内周を走って事件の謎にあたる。ただ、ほとんど二重構造の世界の中での話なので筋がねじれそうになっている。ちょうど、ドグラ・マグラを読んだ時の感覚に似ている。特に時間のねじれがある一点に終束する際に矛盾が一斉に噴き出す描写はスピード感がある。 さてグレイにとっては大事な人たちがかかわっているだけに、その幕引きは気になるところだろう。少なくともバッドエンドではない。ではないが、将来、アッドのことについてある選択を迫られることが示される。問題はそれを教えたのがアトラス院院長という点で、ロード・エルメロイ2世ならまだ推理の誤差はあるかもしれないが、相手が相手だけに確定事項と言わざるをえない。その選択次第でこの物語の結末は大きく変わるだろう。ただ、ロード・エルメロイ2世のロード・エルメロイ2世たるところからすれば、特に自らとイスカンダルの関係を思えばグレイの選択はただの規定事項でしかない。もしかしたらこれに関わるシーンが本作の白眉かもしれない。 事件簿というにはイレギュラーなお話かもしれない。ただ、グレイという薄幸のヒロインの過去がそんなに悪いものではなかったことに心が温まる思いがした。一方でロード・エルメロイ2世はハートレスとは何等かの形でけりをつけなくてはという想いを持っている。この追いかけっこ、いささか、ホームズとモリアーティの関係に似てきた。 | ||||
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