ロード・エルメロイII世の事件簿 case.双貌塔イゼルマ
- ロード・エルメロイII世の事件簿 (5)
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注文から配送まで、順調に対応していただき、届いた商品も綺麗で問題ありませんでした。ありがとうございました。 | ||||
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双鯢搭イゼルマの解決編です。上巻では語りはライネスでしたが、下巻ではグレイです。これは上巻が時計塔の権力構造を明らかにするため、下巻は魔術師たちのむきだしの闘争と悲哀を描くためです。トリックなどはもともと事件簿と言いながらホワイダニットのみに着目するという特殊なものなので型破りです。しかしそれぞれの魔術師の設定などはFateシリーズの世界観を踏まえたものです。つまり、魔術師ならではの価値観や世界観はきちんと事前に明かされているという体です。 その意味では一応、推理を働かせることはできる。双子のトリックなどは典型的なものなので気がつけばあとはホワイダニットに取り掛かるだけです。つまりその範囲の事件についてはちゃんと読者にも誰が犯人かとかは推測がつく用になっています。問題は残りの殺人です。こっちは本筋から外れるので魔術師の悲哀を語る場面なのでしょう。 最後は話全体を支える、蒼崎橙子の存在です。これも空の境界の設定を知っていればある程度推測できますが、やや破天荒だったかもしれない。とは言っても楽しかったのは間違いない。ちょっと意外だったのはアトラムがなかなかの男伊達に描かれていること。第5次聖杯戦争での描かれようを思うと本当はこっちなんだろうなと思いたくなる。あるいは英霊との相性というものか。 あと、この作品がシリーズ二作目ですが、グレイの魔術礼装の発現もそれに合わせて第二段階を垣間見せます。さて、次はいよいよ魔眼収集列車です。アニメ化されたのもここで全てのカードと登場人物がお目見えするからでしょうが、グレイとロード・エルメロイ2世の出会いとかは前日談である、この作品で語られている。その意味では欠かすことはできない作品です。 | ||||
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上下二巻にわたるエピソードの上巻は意地悪少女ことライネス・エルメロイ・アーチゾルテが追い込まれる話です。義兄であるロード・エルメロイ2世を振り回すことに生きがいを見出しているのかと思うほどの性格の良さにファンの多い彼女ですが、それも周囲への防御から形作られたことが語られます。 彼女はもともとエルメロイ派でも末端にすぎない家の出ですが、先代の残した魔術回路との相性が突出していたため後継者になってしまった。しかし未成年ということもあり、先代の死の原因の一端を作ったウェイバー・ベルベットをロード・エルメロイ2世に据えた。実に因縁とした言いようがないが、最善の一手を打つ判断力は政治の域にあった。 舞台は双貎塔イゼルマ、そこで待っていたのは二人の美の化身、黄金姫、白銀姫だった。だが、そのうちの一人、黄金姫が密室で殺される。その容疑がライネスにかけられた。さて、彼女はどうする。彼らを囲むイゼルマ当主のバイロン卿、女傑イノライ、そして極東の天才、蒼崎橙子。この重苦しい囲みの中、次の殺人が起こる。さらに追い詰められるライネス。そして、というところでロード・エルメロイ2世が登場します。そしてフラットとスヴィンも情報を携えて師のもとに駆け付けます。 ここで上巻は終わり、下巻に続く、です。良い引きです。 | ||||
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めっちゃよかった。推理小説が好きな私とfateが好きな私どちらもが満足しております。 | ||||
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はっきり言ってあのオチはない。終盤のヒロイン・グレイの行動に何一つ共感も好感も持てない。なぜ師や仲間の命を危険にさらしてまでアレを助けるのかが理解できない。途中までは面白かったのに、最後の最後で台無しにされた気分。まだアレが最後に死んでいた方がしっくりきた。さらに締めの一文も矛盾している。某ヒロインの初めての願いは『アレをあちら側に連れて行かないで』『アレを殺さないで』だ。 | ||||
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