刑事・如月塔子の実家に届き続ける脅迫状。十円切手が多数貼られた手紙には、刑事だった父・功への恨み言が書かれていた。

日本のある富豪が発見したという「聖遺物」。

すべてが、反転。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? 綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。

時は寛永、戦乱の世からわずか15年。 男たちが自らの生き様を貫けた最後の時代。

心霊と数学で推理せよ! 累計750万部突破、最強バディミステリ! 大学の新入生・斉藤八雲は、研究室に置きっぱなしの チェス盤の駒を動かしてしまったことで、 優秀だが風変わりな准教授・御子柴岳人に目をつけられる。

慶長20年(1615年)3月、戦乱の気配が再び漂い始める。

カリカリカリ…… ロンドン の骨董店「アルカ」の地下倉庫で異音がした。

奈良県生駒市の生駒山上遊園地の遊具「飛行塔」が話す歴史ファンタジー! 標高642メートルの生駒山から見続けた昭和4年から戦時中、令和までの、歴史童話。

〈その日から僕は、死者が視えるようになったのである──〉 それは暗い夜のことだった。

大ヒット作『黒猫を飼い始めた』につづくMRC発29のショートストーリーズ。

これまで僕は自分の書いたものを奇書と思ったことはないのだが、今回ばかりは堂々と奇書を自任してもいいかもしれない。

「春に翔ぶ」瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原の秘められた過去。

ハヤトたちを乗せたリムジンバスが到着したのは、『サンゴの聖域』と呼ばれる海辺の観光地。

ついに封印を解かれたのは、著者初の「ノワール小説集」。

夫婦と5歳の息子が暮らす築50年の大型マンションに、今日もささやかな事件が降りかかる――。

一枚の不思議な「絵」の謎を追い、令和から昭和、大正へ。 日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲。

ある殺人事件で証言をしたふたりの男女が、相次いで突然の死に至った。

そうだ。 不思議が起こるべきなのだ。

悪徳銘探偵メルカトル鮎に持ち込まれた「命を狙われているかもしれない」という有名作家からの調査依頼。

血の繋がりのない９歳の娘と暮らす、元ヤクザの探偵・矢能が正体不明の富豪から依頼されたのは、２億円の価値がある非合法な商品取引の交渉人だった。

顔なき女は燃やす。人を家を男を。

殺人犯は、13歳。 法は彼女を裁けない――。

ごく普通の結婚をした隠密同心の嫁は、じつは優秀なアサシンだったのです!──待望の書下ろし時代小説シリーズ、スタート! 月(つき)は北町奉行・柳生久通の庶子。

夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ー書下しし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。

第１４回小説現代長編新人賞受賞作。他人との関わりを避けて暮らす良子。

真っ白い雪の上、胸にナイフを刺され、血を流して横たわる美女。

だれも列からは逃れられない――。

トモダチゲームのニューティチャーとなったピースから、永遠あてに招待メールが届いてた。

その怪物が日本を変える。「スサノオ」と呼ばれたカリスマ政治家がテロに遭った。

累計40万部突破、大人気「猫弁」シリーズ最新作! 冴えない容貌、天才的な頭脳……自分のことは後回しで人の幸せを第一に考える稀代のお人好し弁護士、百瀬太郎。

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。 愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。

東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。

多摩中央署に、警視庁本部捜査一課から一人の女性刑事が配属されてきた。吉村爽子。

宮中を悩ませた妖怪・鵺を退治、 獅子王と呼ばれる刀を拝領したほどの武勇を誇り、 和歌にも秀でていた源頼政。

忌名は、いわば生贄だと? 「この忌名は、決して他人に教えてはならん……もしも何処かで、何者かに、この忌名で呼ばれても、決して振り向いてはならん」 生名鳴(いななぎ)地方の虫くびり村に伝わる「忌名の儀礼」の最中に起きた殺人事件に名(迷)探偵刀城言耶が挑む。

安政七年（１８６０年）。笠間藩士・小野友五郎はサンフランシスコを目指す咸臨丸の船上にあった。

「キューショーサンジュツ? なにそれ?」 数学テロ組織「黒い三悪定規」のメンバーによる、立てこもり事件が発生した。

伝説最強のあやかしたちが 幸せになる鍵は、料理と子育て! 600年生きても悩みばかり。

町医者が遙かに及ばぬ医術とめっぽう強い喧嘩技を持つ仁平のもとに難題がふりかかる。

検屍から謎を解く! 人生に絶望した少女が破天荒な天才少年とバディを組む、中華×ミステリー×ラブコメ?

亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。

殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。 消えた三つの他殺体を追う刑事。

殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。消えた三つの他殺体を追う刑事。

「今日もまた アレ・コレ・ソレで 日が暮れて」「何度目だ? 同じ映画が 新鮮だ」 認知症が心配になるほどのもの忘れ、墓じまいをめぐる親戚騒動、定年後の夫とのうんざりする暮らし。

小学生の夏休みに霊が「視える」ようになった鈴。 初めて視たのは、赤い服を着た爪のない不気味な女の霊。

「私たちが絆を断った日、島は赤く染まった。

暗殺と裏切りの三十年を駆け抜けた「名将 太田道灌」 東国の諸葛孔明と呼ぶにふさわしき漢【おとこ】ここにあり! 応仁の乱に先駆けること十三年、 鎌倉公方が関東管領を殺害。

大正十三(1924)年七月、鳥取県鳥取市──。

娘が婚約者を連れてきた。 他人の分の寿司も遠慮なく口にする、だらしのない男。

晴男は中年女性・優子にレイプ現場を目撃され、彼女の家に連れて行かれる。

遠く離れた場所で相次いだ三件の殺人事件に、すべて拷問の痕があるという共通点が見つかった。

鵜飼縣が懸命の捜査をするも真相は見えない。

上司・空々空と連絡が取れなくなった秘書の氷上竝生と、謎多き部署『不明室』のトップ・左右左危博士。

家庭内で、幼い命が奪われた。逮捕されたのは、母・夏海の交際相手。

作家デビューの試練を乗り越えた神宮司桜子は、「星読み」に改めて向き合う決意を固める。

お客さまに夢を与え続けた遊園地――。

「あたし、まえはサーカスにいたの」 大正14年。

母を亡くし、義母と義姉に迫害される生活を続けてきた春日部莉子。

「世界征服券」--ムンドウ・エクスプを狙って、世界中の悪党たちがニューヨークに集結! クイーンに恨みをもつ初楼、敵を殲滅させようと暗躍する各国の犯罪組織、そして悪党たちの一網打尽を図る国際刑事警察機構……。

専業主婦の涼子は、冷え切った夫との関係や言うことをきかない二人の子どもとの生活に、疲労感と閉塞感を覚えていた。

殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。

「見えているのに見えないもの、それを捜すのよ」 オシャレすぎる女性警視が新米刑事に突きつけた言葉の意味は? 美大に通う女子学生が背中をめった刺しにされて殺された。

小説の女王・皆川博子が百年近くの歳月をかけ耽溺してきた、永遠に残したい本の数々。

推理作家「私」のもとへ現れた、不審な自称「町おこしコンサルタント」の男。

地震、津波、火事、飢饉、豪雪、火山の噴火、河川の氾濫……。

世の中は変わる。変わる世の中に対応するのが、警察の仕事だ。

男の庭先で、裏切られた女性が自殺した。すでに別の女性と婚約していた男は死の事実を隠して結婚式へ向かい、最中に殺害される。

探偵事務所への匿名の依頼は、あるホームレス青年の調査だった。 彼は穏やかで理知的な人物だが、社会に絶望していた。

未解決事件班の責任者になったバラードはボッシュをチームに引き入れる。

ボッシュが見つけた糸口から女子校生殺しの容疑者が浮上する。

渋谷署の腕利き刑事・長島日樹は背後から何者かに刺され、幽霊になった。

人も猫も助ける天才弁護士・百瀬太郎は、婚約者の大福亜子ととうとう同居スタート。

戦国時代の終焉を飾る大合戦。

輪堂鴉夜が、生首でも、不死でもなかった時代。 偉大なる師と共に過ごした黄金の日々。

世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。

長野駅前のコーヒーショップで働く砥石華は、忘れ物を届けた縁で、建設会社に勤める矢羽田勝人と知り合う。

拝領した鷹司町の治安が落ち着いたのもつかの間、 とある読売が話題をさらう。

妥協を許さぬ小説や批評の書き手で知られる大西巨人は幼少期より古今東西の詩文を愛好してきた。

外で雨の音がする。空は暗雲がたれこめ、夜のように暗い。

中国のある町で起こった奇妙な出来事。真夜中、パソコンのディスプレイに「誰かたすけて」の文字が、いくつも表示された。

残忍な男によって、目の前で妻と娘の命を奪われたユ・ミョンウ。犯人は捕まらず、未解決のまま15年を迎えた。

貴公子シモン・ド・ベルジュが不思議な縁で借りることになった日本の賃貸物件は、港町横浜にある、いわくつきの古い洋館で……? (書き下ろし作品「黄色い館の住人」) 日本を舞台にした、完全書き下ろし新作「黄色い館の住人」のほか、文庫未収録作品(

そのシスター、「聖女」か「悪魔」か――? 第15回講談社ラノベ文庫新人賞受賞作!!!!!! 剣と魔法が存在する世界。

列車内には、学校や職場へ行こうとしている人が乗り合わせていた。

両親の死の真相を探るため、引きこもり生活を脱し警察官を志した19歳の沖野修也。

いつだって僕は彼女の助手だ。目には見えない、“名探偵”の彼女の。

「お兄ちゃん以外、信じられなくなっちゃった」電話は切れ、妹は殺された。

猫のまりもさんと出逢ったのは「運命」だった。

精進料理の店「雲海」から魯明庵が出て来たという目撃情報を仕入れた魚之進。

法の網をすり抜け、街なかに紛れる犯罪者たちー。

今年を代表する謎はこれだ。作家・評論家が厳選した、年に一度の短編傑作選。

リーマン予想の証明で壁にぶつかっていた上杉和典は、夏休みに伊那谷の学生村を訪れる。

預けたいものがある、という電話の二日後に不審死を遂げた恩師。

「顔がないんだ、ぬっぺっぽうみたいにさ」 藤沢宿で働くお初は、自分の色男である勝道にそう言った。

世界中の強豪選手が集結した「第1回東京レガシー卓球」。 会場では、ある中国の補欠選手が注目を集めていた。

妻が事件に巻き込まれたあの日から、俺の時間は止まった。意識を取り戻さない彼女がひた隠していた暗い運命とは。

西尾維新がおくる青春怪異譚<物語>シリーズ最新刊! 遂に結婚した阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎ。

心を病んで入退院を繰り返し、妻に去られた大間木琢磨。父の遺品を手にすると、生まれる前・昭和三十年代の光景が脳内に蘇った。

タイムスリップした琢磨が目の当たりにしたのは、若き父・史郎が直面した試練の日々だった。

英国留学中のリセは、十九世紀に建てられた「ブラックローズハウス」でのパーティーに招かれる。