(短編集)
ビブリオフォリア・ラプソディ あるいは本と本の間の旅
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"世界中で『読書法』が施行されて五年になる。実際には映画や音楽など、ありとあらゆる分野で同様の法律があるのだが、事の発端が書籍だったということもあり、慣習的にそう呼ばれている"2024年発刊の本書は作家、翻訳家、書評家、詩人、古本屋。本の近未来、世界を巡る短編集。 個人的に本屋、本好きとして帯に惹かれて手にとりました。 さて、そんな本書は芸術と歴史、ことに音楽をテーマとしたSF的歴史改変小説を得意とする著者による短編集で"読書法"が制定された近未来のディストピア日本に生きる作家を描く『ハンノキのある島で』マイナー言語の日本で唯一の翻訳者の不思議な出会い『バベルより遠く離れて』あらゆる小説を斬りまくる文芸評論家が、"小説家"の自分と対峙する『木曜日のユリエール』書けなくなった元"天才美人女子大生"の苦悩『詩人になれますように』蔵書家が訪れた不思議な古本屋『本の泉 泉の本』の5作品が収録されているのですが。 中では(多分)ブラットペリの映画『華氏451度』をオマージュしながら、もしかしたら日本に訪れるかもしれない近未来を描く『ハンノキのある島で』は、ブラックジョーク的でもあるが、とても面白かった。 また『木曜日のユリエール』や『詩人になれますように』は、過去に小説家や詩人を目指した人には必ず刺さるであろう内容で、なかなか意地が悪いな。とニヤニヤしてしまいました。 本に関わる全ての人に。オススメ。 | ||||
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