ムジカ・マキーナ
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音楽だとか歴史だとかはただの素材で、これは幻想SFというジャンルだと思います。 架空のヨーロッパ的なめくるめく平行世界のお話。サイバーパンクと言ってもいいかも。途中で転調するんですよ、イメージが。あれ?さっきまでのは夢だった?みたいな、こちらを気持ちよく振り回してくれるお話なのて、リアルで確固たる何かの世界を期待すると全然違うと思うかも。 | ||||
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クラシックファンにおすすめ、というレビューを読んで購入しましたが期待はずれでした。面白くなかったです。 | ||||
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近代欧州の王宮に支えられたクラシック音楽と 現代テクノロジーに裏付けられたアンビエント音楽を 話の上でも統合させた、近代SFサスペンス小説。 いい意味でも悪い意味でも、最終的な評価は このアマルガムを受け入れられるかどうか、 という点に尽きる。残念ながら私には難しい。 音楽の知識が詳しいのはわかる。が、例えば 欧州の同時期をよく舞台に設定する佐藤亜紀の小説と 比較しても、時代の描き方が安くて薄いことは否めない。 | ||||
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1800年代のヨーロッパを舞台に、才能がありながら、若すぎることでオーケストラに受け入れられない青年の苦悩を描いた物語。 だけなら普通なのだが、そこに当時はあり得なかった音響機器が登場したら、それは受け入れられる人とそうでない人に分かれるだろう。受け入れられる人は幸せだ。この独特の世界に思う存分、酔いしれることができる。「魔笛」と呼ばれる麻薬を使って「最高の音楽」を探し続けるフランツ。著者は、人類最大の快楽は音楽であると言ってはばからない。 最後には、機械による音楽とブルックナーのオルガン演奏との対決があり、クラシックファンならずとも手に汗をにぎる。この独特の世界、一度はまると癖になる作家である。 | ||||
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面白かったです。音楽の流れに身を任せ一気読み。時は1870年、ナポレオン3世・ビスマルクらの登場するヨーロッパ。 この物語は大聖堂のパイプオルガンの響きからはじまり、全編音楽が流れている。 ブルックナー、ベートーベン、シュトラウスのワルツの響きの片隅から聞こえてきたのは FGTHですか?「Welcome to the Plesure Dome!」の声に導かれウィーンフィルの練習指揮者フランキー君はハリウッドならぬロンドンへ。 自信がありながらも認められない若き音楽家は、謎のミューズに満足されることだけを求める。 ソーホーのクラブDJダニエルは叫ぶ。理想の音楽、それは、すでに、それぞれの音楽のうちにあると。 オルガン技師は純粋な神の音楽を現前させんと欲する。登場人物それぞれの求める「最上の音楽」の主張、それが物語を導き、それぞれの行き着いた所は。。。ストーリーの構成、伏線、さすが。 クラシック音楽が好きで、シンセサイザーをさわり、 ロンドンとウィーンが好きで、昔のUKロックが好きな人、はまるでしょう。+アルペンスキーの好きな人、にやりとしながらさらっと読みましょう。竹宮恵子さんにマンガ化して欲しいナ。 | ||||
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