時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚



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    初公開日(参考)2024年02月
    分類

    長編小説

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    時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

    2024年02月28日 時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

    江戸川乱歩と横溝正史。現実に師弟関係にあった二人が挑む不可能事件。 首なし死体と生首が次元を揺蕩い、うつし世と夢は混線し……。 ミステリー界の巨人たちが、悩み、もがき、執筆し、謎について語り、あげく事件の泥沼に巻き込まれる。 あり得ない事件、受け容れ難き怪奇幻想。時空を越える乱歩と正史の推理は、現代の私達をも浸食する。 二人の蜜月を蘇生させるという大胆不敵な試みに、完璧に翻弄された。―ミステリー作家 斜線堂有紀 悪魔的な発想で紡ぎ上げられた小説の混沌に身を委ねる愉悦と、その混沌に理知の光が差す瞬間の恍惚を堪能した。 ーミステリー評論家 村上貴史(「BOOK」データベースより)




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    時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚の総合評価:7.67/10点レビュー 3件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (9pt)

    時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚の感想

    乱歩と横溝を中心にノンフィクションとフィクションを織り交ぜ、二人の作品の特徴を活かしたようなミステリ作品。2人が現実に起きたかのような事件に巻き込まれるスリリングなストーリー。本作のトリックはまさに両者の作品を足して2で割ったような、1冊で2度美味しい趣向か凝らされたようなものになったような気がした。また、終章は2人の半生と作品の歴史を復習するような内容にもなっており、最後まで楽しめた。

    本好き!
    ZQI5NTBU
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (2pt)

    乱歩と横溝にはまった時代を過ごした。探偵小説でひとくくりできないほど二人は全く違う世界を描いていてひきこまれた。面白そうだと読み始めたが…幻影奇譚とあるように奇譚のままなんだかなあという感じで終わった。
    あの時代背景がのしかかるような陰鬱な暗さも情念も、社会的な構図がきちんと描けていて成り立つものでそこに引き込んでほしかったのだが…遠く及ばない。謎解きに至っては半ばで想像がついてしまう。何よりがっかりしたのは、ネタバレになるが、送られてきた写真の描写があまりにもひどかった。ありえない構図だろうと思った。どんなポーズをとったらこれだけの情報を得るのかそれが一番謎だった。とにかくその時点ですでに心が離れそうで大変だった。最後の展開にも、うーん。
    時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚Amazon書評・レビュー:時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚より
    4065344662
    No.1:
    (5pt)

    乱歩と横溝と本格を愛する人に捧げる物語

    日本の古典本格ミステリをあげるのならば、マニアでもなければこの2人のどちらかが名前にあがるはずですが、もしもミステリが好きで古典に興味があるのならば、とりわけ乱歩の作品と背景―この背景には乱歩その人の作家人生の背景もふくまれる―が知ることもできますし、横溝正史との作家としての関係も描かれています。
     ミステリとしてこ構成もうまく、なによりもシンプルなトリック、それもまさに古典的といえるものだからこそ、鮮やかといってもいいほどに読者を意外な結末へと導くその手腕は作者の推理小説家としての技量の高さに驚かされました。
     乱歩と横溝という日本ミステリ本格の巨匠のタッグという設定に単行本を手にしましたが、後悔のない良作でした。
    時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚Amazon書評・レビュー:時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚より
    4065344662



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