祠に隠した鼈甲の帯留めを見つけて欲しい―。それが売れない小説家のおじいちゃんが残した遺言だった。

警察学校教官・守村が首吊り死体で発見された。捜査一課の五味は、府中署の綾乃とともに捜査に乗り出す。

「恋人になってもらえませんか」片想いのこよみからの突然の告白に、草食系大学生の森司は思わずフリーズ。

元公安調査官の影山夏樹は新聞の求人広告を見て驚愕した。

生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた１通のメール。

動物園内の森林エリアで、息子のリンカーンを遊ばせていたジョーン。

国民総陪審員制。ネットにアクセスして国民が重大事件の審判を下すという。

天才画家の祖母と、生活力皆無な女優の母と暮らす女子高生、天本有里。

すべては、乙女のいびつな欲望から始まった ――衝撃のラストが待つ背徳のミステリー その朝、双子の老姉妹が手に手をとり、崖から飛んだ。

覆面作家の館で失踪した女性編集者。再び起こる不可能な人間消失。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

目付・鳥居耀蔵の命を受けた榊扇太郎は、闕所となった蘭方医・高野長英の屋敷から一通の書付を発見する。

安奈は、自分にそっくりな女性を町で見かけた。それが奇怪な出来事の始まりだった。

テーマは「館」、ただひとつ。今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也(かけいまさや)に届いた一通の手紙。

この悪人を、あなたもきっと好きになる。 シリーズ第3弾はやくも登場! 「わ、私は脅迫屋の仲間ではありません!」。

季節は夏。この現実と隣合わせで謎だらけの裏世界で、女子大生の紙越空魚と仁科鳥子は互いの仲を深めながらも探検を続けていく。

爽やかな筆致で贈る日常系ミステリー! 軽音部の歌姫を付け狙うストーカーを撃退するため、ライブ会場に張り込んだ啓介たち。

岡野藩領内で隣国との境にある峠の茶店。

依頼人アンドレ・ラコッセは殺害容疑で逮捕されていた。女性を絞殺し、証拠隠滅をはかって火を放ったのだという。

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

名門女子高校の近くでよく見かける赤シャツの不審者が、体育館内の密室で他殺死体になって発見された。

戦後生まれの荻葉史郎の中にある東京大空襲の記憶。

時空を超える、連城ミステリーの傑作。 南朝の天皇に仕えた男。

依頼人アンドレ・ラコッセは殺害容疑で逮捕されていた。女性を絞殺し、証拠隠滅をはかって火を放ったのだという。

人気ミステリー作家成宮彰一郎の妻が行方不明になった。警察は嗤われ、司法はハメられる。

中学生の天才数学少女・浜村渚の今回の敵は・・・・・・世にも不可思議なトリックを操る悪の集団だった!

大化の改新から四年。朝廷の権勢が増すにつれ、都と山の民の紛糾は激化。

古い蔵書に挟まっていた謎の手紙。かつてのルームメイトの“ほんとうの想い”を、孫娘と共に解読する、西澤保彦「恋文」。

下谷長者町の菓子舗永田屋に美しい御仲臈が訪ねてきた。永田屋の育てた捨て子は、ある大名家の姫なのだというー。

東京青梅で発見された会社役員の他殺体は、奇妙なことに虚無僧姿だった。

初任幹部科教育を終え、警部補になった柿崎努は、山梨県警上吉田署という辺鄙な場所、しかも聞いたこともない部署へ配属となった。

正義のために手段は問わない ISIS、ボコ・ハラムを裏で操る大物テロリスト“カリフ"とは何者なのか! ? ここまでやるか、クリス・ライアン! 容赦なきシリーズ最高傑作! ISISとボコ・ハラムを陰から動かし、ひとびとがその名前を口にするのも恐れる謎の

「雪の形をどうしても確かめたく―」下総古河藩の物書見習・小松尚七は、学問への情熱を買われ御目見以下の身分から藩主の若君の御学問相手となった。

“アイドルを嫁にしたい”役場の杉井は、村の権力者巴山を丸め込み、自ら育てたアイドルをデビューさせるため、のど自慢大会を開催した。

島原の乱の生き残りで、天草四郎の力を継いだ“聖騎士”寅太郎たち。

公園で見つかった70年代のディスコ全盛期の服装をした老人の死体。

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。

太陽の下に出られないニーナは、夜の公園で陽光と出会った。

OA機器を扱う会社で働く西原早季。彼女には憧れの上司がいた。

《神戸発釜山行き、豪華客船レインボー号で行く魅惑のショートクルーズ》――五日間の休暇がとれた銀座第一消防署の消防士・神谷夏美と柳雅代は、贅沢な船旅を張り込んだ。

かつて乙霧村で、戸川稔という男に一家五人が殺されるという凄惨な事件が起きた。

就職活動の傍ら、スポーツクラブに入会した知章。

伊勢屋の婿養子がまた死んだ!婿をとったお嬢さんは滅法器量よし、お店は番頭任せで昼間から二人きり。

「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。

若き美人シャンソン歌手・伶子が忽然と姿を消した。

高校三年の冬、自殺した青年が遺した日記には女教師との愛欲、妹の同級生との交歓、喫茶店店員との恋愛遊戯が綴られていた。

殺人現場に残された西郷隆盛の引き裂かれた肖像画は、死体の顔と酷似していた。

廃屋に展示されるように残されていた女性の全裸死体。それを撮影したものが会員サイト「死体美術館」にアップされる。

2011年3月11日、巨大地震発生。志願し被災地に赴いたベテラン記者・大嶽が遭遇したのは、想像を絶する惨状だった。

超法規捜査官・神保徹也の孤独を癒す存在である不登校少女のあゆみが、近所の駐車場で死体を発見した。

介護士の彩はある日、余命三ヶ月の末期がんに冒された資産家老人・雄吉の介護に訪れる。

妻を失った上に会社を追われ、故郷を離れた五十四歳の亮介。十年所属した芸能事務所をクビになった二十九歳の紗希。

社会派ミステリー作家が放つ問題作 “ポリティカル・コレクトネス”をコンセプトにした警察小説の依頼を受けた、新人作家・ハマナコがたどり着く境地とは……!? 表題作「政治的に正しい警察小説」ほか、偶然通りかかったカレーショップで、生き別れた母の思い出の味に再

ある女性の周辺で起きた不可解な死は 事件か事故か、それとも“ 呪いによる殺人"なのか? 杉下右京と冠城亘が隠された真相を追う「守護神」、 煙のように消えた男の捜索依頼を受けた二人が、 独特なシガーの香りを手掛かりに 連鎖する事件を解き明かしていく「チェイン

東京五輪プレマラソンで、自爆テロが発生。現場では新開発の人工血液が輸血に使われ、消防士の向井圭吾も多くの人命を救った。

両親の離婚、そして帰国。母の実家のそばに住む母子三人は、次第にバラバラになっていった。

僕はこの世界に左足から登場した―。圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。

北町奉行所同心の夫・霜降三太夫を卒中で亡くしたうめは、それまでの堅苦しい武家の生活から抜け出して独り暮らしを始める。

肴は豆腐の一品のみの、味も素っ気もない居酒屋が麻布にある。

この商品はセット買いができます 『鬼平犯科帳＜新装版＞ 全24巻セット』 こちらをチェック 2017年、本格時代劇アニメ「鬼平 ONIHEI」登場。

江戸のおんなを描いて「不世出の名人」と評された作家による最後の傑作!夫が浮気相手と子まで生したことに嫌気が差して、おこうは婚家を離れた。

年の瀬が迫り、次々と舞い込む研ぎ仕事を片付ける傍ら、小藤次は想いを交わすおりょうのため、芽柳一派旗揚げ新春歌会の設えに奔走する。

無差別テロを起こし、解散へと追い込まれたカルト教団宇宙神瞠会。

新たにオープンする「東京青山美術館」の目玉のひとつ、葛飾北斎の肉筆画に贋作疑惑が浮上した。

フォルゲート・ストリート一番地―そこにはミニマリストで完璧主義者の建築家エドワードが手がけた家がある。

錦市場で浪人の襲撃を受けたものの、なんとか切り抜けた東城鷹矢。禁裏付として公家を監察し、朝廷の弱みを握れ-―。

『時計塔』。それは魔術世界の中心。

あの頃の魂が熱くなる――。 直木賞×山本周五郎賞W同時受賞作家による至高のバンド小説! 2010年、宮城県仙河海市。

為吉は幼いころ呉服屋の跡取り息子だったが、両親を押し込み強盗に殺されていた。

太平洋を航海しながら寄港先で興行を行なう移動サーカス団〈サーカス・クイーン号〉。

初めてだった。これほどに、自分を認めてくれる教えは。

教えを棄てた。そう偽り、信念を曲げず、隠れ続けたキリシタンたち。

少年ピートが川岸で掘り出したのは札束と革張りのノートが詰まったトランクだった。

健気な少年は凶悪犯の手から愛する妹を守れるか? メルセデス・キラー事件から4年。

クリスマスが迫るウィーンで、オペラ界の歌姫を看取った人々。

「命の保証はないぞ」政界の深い闇に斬り込んだ記者の運命は―大和新聞の松岡直樹は、入社15年目にして政治部へ異動になり、官房長官番となった。

豊饒な物語世界を紡ぐ作家・田中芳樹。

拓未に告白されたとき、菜月の人生三度目のタイムリープが始まった。

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞! 迫真の犯罪小説。

十二年前の落馬事故―。

ダーク・ピットシリーズ最新刊! カリブ海低、脱出不能。アステカの財宝を追うピットの子たち。

グランプリ・レースの轟音につつまれるモナコ公国で恐るべき事件が発生した。

国際銀行への破壊工作を追うカブリーヨと乗組員たちの前に、モナコの港に停泊していたあやしい船の存在が浮かびあがる。

奈良の『ならまち』のはずれにある、昼でも夜でも朝ごはんを出す小さな店。

「俺は、人の心が読めるんだ」――。 高校生のサエは、クラスメイトの日向から、ある日、衝撃的な告白を受ける。

学生?教師?ヤクザ?カメラマン?警察官?…日本社会に“浸透”した北の工作員が動き出した―。

2016年10月、新米弁護士・成歩堂龍一のもとに助手の真宵が依頼人――尾根紡優子を連れてくる。

華麗なるバレエ・ミステリー、開幕! 東京グランド・バレエ団の創立15周年記念公演の演目が「ジゼル」に決定し、如月花音は準主役のミルタに抜擢される。

本人の知らぬ間に企画された浅見光彦34歳の誕生日会。

美貌のヴァイオリニスト、アリシアから「遺譜」捜索の依頼を受けた浅見光彦は、依頼の裏に戦前日本とドイツまで遡る陰謀があることに気づく。

雪国で立て続けに起こる妖怪騒動、その先には驚きの真相が!? 北海道綾志別町の自治体アシスタントとなった宵原秀也。

杜の都、仙台で暮らす村田カエデ27歳。ぽっちゃり体型の優しい彼氏あり。

内閣総理大臣の肝いりで立ち上がった、凶悪がん治療国家プロジェクト・G4。

夏樹と冬子は、高校時代、男女だけれど「親友」だった。

見知らぬ過去を写したポートレイトが解きほぐす、小さな事件と人助けの物語 『過去の風景を、撮る』。

月刊怪奇ジャーナル編集部の黒川怜司は「不条心理」を研究する医師・雪丸十門の連載を担当することに。

どうすれば、気持ちが伝わるのだろう? 出会ったことは、運命だったのか? この感情は、恋なのか、ストーカーなのか――。

アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』に先んじたような作品「古書の呪い」を初め、閉ざされた現場から忽然と消えた殺人者の謎「ブルー氏の追跡」、陸へ上がったばかりの提督が殺害された奇妙な事件とブラウン神父の鮮やかな推理が印象的な「緑の人」や、「共産主義

テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。