殺人予告



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    初公開日(参考)2010年09月
    分類

    長編小説

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    殺人予告 (朝日文庫)

    2018年05月07日 殺人予告 (朝日文庫)

    「おれ、人、殺っちゃうかもしれねぇ……」 窓際新聞記者・岩田修一郎のもとにかかってきた一本の電話が、すべての始まりだった。 実際に警官が殺されるのだが、容疑者の背後に見え隠れする謎の影……。 岩田は真実を求めて疾走する!(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.7:
    (2pt)

    全体的に退屈なストーリー

    新聞記者にかかってきた一本の殺人予告の電話からストーリーが始まる。
    警察や新聞社内の多くの人々の思惑がある中、殺された警官の背後には謎の影が見え隠れする。

    途中までは、後半の盛り上がりを期待して一気に読みする勢いで読んでいたが、後半に入るとオチが予想できたし、それほど大きな起伏もなく、全体的に退屈なストーリーであった。
    殺人予告 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:殺人予告 (朝日文庫)より
    4022648864
    No.6:
    (4pt)

    面白い!

    起死回生の特ダネを狙う社会部記者・岩田のもとに、かつて取材した服役囚から電話がかかってくる。「このままじゃ、人を殺しちゃう…」岩田は半信半疑のまま、男の居場所へと急ぐが、そこには―。第63回日本推理作家協会賞短編部門受賞作家による書き下ろしサスペンス。
    殺人予告 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:殺人予告 (朝日文庫)より
    4022645571
    No.5:
    (5pt)

    面白かった

    この作家の作品を読むのは初めてであまり期待していなかったのだが、面白くて一気に読んでしまった。
    文章がシンプルで、最近の作家にありがちな、余計な修飾や文学的表現、余計な説明もなくてとても読みやすい。
    登場人物があまり多くないのもわかりやすい。
    地名が実名なのも、私が東京在住だからもあるが、具体的なイメージがわきやすい。
    スピード感もスリリング感もある。
    設定に多少の無理はあるが、まあ許容できる範囲か。
    久々に面白い小説を読んだ。
    殺人予告 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:殺人予告 (朝日文庫)より
    4022645571
    No.4:
    (4pt)

    安東能明作品一押し。

    この作者の一連の作品の中で、一番面白かった!スリリングな展開、新聞社内部の人間関係や軋轢など、著者お得意の「組織に生きる男たち」の確執と魅力全開フルスピード。男臭い男を硬質な筆致で魅力たっぷりに書く作者ならでは。ただしマッチョやハードボイルドとは少し意味が違う。しいて言えば「おっさん臭い」?男の魅力である。どいつもこいつもオヤジ丸出し(笑)。そこがいいのである。現実にこんなオヤジはいっぱいいそうで案外いない。新聞社内部を濃厚に描いた作品としては、クライマーズハイが白眉であるが、あの作品の良質さが横山秀夫の新聞記者としての経験と抒情から生まれたのと比べ、そうでない作者の手になるこの作品のリアルさは、改めて作者の作家としての取材力、想像力に舌を巻くほどである。横山秀夫好きなひとにおすすめ。・・・しかしどれを読んでも不思議なのだが、おっさんと比べて魅力のある女が全く出てこない作家である。多分、根が堅物。
    殺人予告 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:殺人予告 (朝日文庫)より
    4022645571
    No.3:
    (5pt)

    是非、土曜ワイド劇場のドラマ版を特典としてセットで出版してほしい!

    1月29日放送の土曜ワイド劇場が見た事がきっかけで原作である本書を手にしました。当初、『殺人予告』という題名からだと警察への挑戦をした無差別テロの物語かと連想してみましたが、そこまで大掛かりな内容ではないもののひとつの殺人事件を巡ってその事件の背景にある真相を追究する物語の展開は面白かったです(実際、チャンネルをたまたま合わせていたらドラマが始まり、何気なく見ていると次第に物語に引き込まれて最後まで見てしまい、原作である本書にも興味を持ったのですから)。
     さて、気になる原作はどうなのかと思ったのですが、結論として内容もほぼ忠実に描かれており面白かったと思います。東邦新聞社会部特命班キャップである岩田修一郎(43歳、ドラマでは椎名桔平が好演)。出世競争に興味はなく、問題のある二軍落ちの記者たちのリーダーとして街ネタ専門の記事を集める岩田がかつて取材した事のある服役囚・高津省吾からの一本の電話から事件が発生し、取材をしていく中で真相が明らかになっていく内容となっています。

     岩田の部下たちも野心旺盛で頑固一徹な“カッチン”こと相羽克彦(36歳)、特命班の紅一点“お玲”こと立花玲子、役所の無駄金や不正をかぎつける特命班の最年長・深沢善治(51歳)、飛躍しすぎた記事を書く事で問題とされる島岡浩(28歳)といった過去に傷のある個性派な記者を従えて難航する取材に立ち向かう反面、社内からは疎ましく思われており、同社で岩田に闘争心をむき出しにする警視庁記者クラブキャップ・唐木英二(40歳、ドラマでは松重豊が憎々しく熱演)など人間関係や社内での軋轢を受けながらも真実を求めて突き進む展開は面白い。

     私的には警視庁捜査一課の管理官・奥寺宏三(54歳、ドラマでは伊武雅刀が好演)と岩田との立場を越えた互いを信頼し合える関係は心地よく、ドラマでは描かれる事のなかった岩田の私生活(妻・奈津子と一人息子の翔太との関係など)についても描かれており、より岩田の人間性が浮き彫りになってよかったと思います。

     余談ですが、本書もドラマも出来がよかっただけに本書を再販するにあたってはハードカバーに改訂してその特典として土曜ワイド劇場のドラマ版のDVDを付けて出版してくれれば、もっと本書に関心を持ってもらえると思うのだが、もちろん版権やその他諸々の問題もあるだろうがDVDで市販されずに陽の目を見ないかつての2時間ドラマをこのような形で原作本とセットにして出版する事ができれば互いにとってもメリットがあると思うのですが……。
    殺人予告 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:殺人予告 (朝日文庫)より
    4022645571



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