死が舞い降りた



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初公開日(参考)1995年01月
分類

長編小説

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死が舞い降りた

1995年01月01日 死が舞い降りた

旋風とともに背後から襲い、喉を突き刺し、眼球を抉る。過去を忘れ、何もなかったように生きる者こそ、わが標的。そう、これは「狩り」なのだ…。朝もやにけむる街でジョギング中の男が惨殺された。死亡推定時刻は午前六時。総頸動脈、後頸部に深い創傷。頸部椎間板亀裂。左鎖骨部分骨折。眼球剥落。死因は外傷性ショック死。遺留品は殆どなく、凶器も不明。行き詰まる捜査の果てに、やがて浮かんできたものは。森に棲む者の復讐を描くサスペンス。第7回日本推理サスペンス大賞優秀作。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

切ない。

日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞した作者のデビュー作。デビュー作にはその作家のすべてが表れていると言うが、確かにその後の活躍を感じさせる素人(当時はね)離れした一本。と、同時に次作以降でも払しょくされない欠点も顔を見せている。日本テレビタイアップの賞を十二分に意識した筆致で、文学賞からプロ作家を目指す人には少なからず勉強になるのではないかと思うテクニカルな作品。
同賞は宮部みゆき、高村薫などを輩出したかなりハードルの高い文学賞で、前出の二人が大賞であったのにこの作品が優秀賞どまりなところにいまひとつ大家になりきれない作者のその後も予見させている感じ。
と、こういう風に書いてしまうと「つまらないのか?」と思わせてしまうが、十分読ませてくれる。犯人側の視点から殺人事件を扱う場合、いかに読者を感情移入させるかがポイントだと思う(好例はやはり「罪と罰」でしょうか。あれほど理不尽な殺人動機もないが、そこを突っ込ませずに最後まで読者にラスコーリニコフの味方をさせてしまうあたり、ドス様はさすが)が、主人公とその恋人と、バードウォッチングの要素がうまく絡み合って切なさを醸し出している。そのあたりをもっと掘り下げ、ホシを追う刑事側にもう少しドラマがあるともっといい。この作者の良いところは、上品であっさりしているところ。悪いところは、あっさりしすぎに傾く場合が多いことと、やや火曜サスペンス的なところ。重厚な読後感に浸るには、物足りない。それも持ち味と言えば言えなくもないが。
死が舞い降りたAmazon書評・レビュー:死が舞い降りたより
4104027014



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