鬼子母神
- 虐待 (178)
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主人公の日常の心の動きに終始する前中盤は物語に変化が無く、読んでいて退屈な一方で、監察対象者の親子の病状の描写は気味が悪く不愉快。物語の背景が見えてくる終盤の展開は著者らしく鬼気迫るものがあるが、これも不気味で不愉快極まりない。著者得意のスピード感のあるストーリー展開を期待する読者には決してお勧めしない。 | ||||
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ネタは悪くないのだがとにかく冗長。 もっと短くまとめていれば高い評価も得られそうな内容だけに惜しい出来 読ませる文章力はあるので別作品に期待したい | ||||
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作品のテーマに興味を持ち購読しました。 ホラー大賞の特別賞に入賞した作品ということで とても楽しみにしていたのですが、 やはり、大賞にはならないだろうな、という印象を持ちました。 具体的に書きますと、 専門的な用語が多々出てくるのですが、 それに対する補足説明が何もないまま話が進んでいくということが 前半多く見られました。 なので、だんだん気持ちが作品から離れて行きました。 また、状況の描写と台詞のやり取りがわかりづらかったです。 特に台詞は、日常のやり取りに近づけたいという意図があるのだろうとは思うのですが、 かえってわかりづらくしており、 何を求めた問いかけだったのか、それに対する答えが何だったのかが 非常につかみづらい。 特に、虐待の嫌疑がかかっている親子のやりとり。母も子も、何が言いたいのか分からない。 子供についてもう一つ言うと、その特異性ばかりが際立って、 「結局この子何だったの」という後味の悪さだけが残りました。 この作者と私のイロが合わなかっただけかもしれませんが、とにかく読みづらかった。 その割に、作品の中核にあるものは意外と普通で、拍子抜けという感じでした。 | ||||
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出だしから、主人公の心の闇を見せつけられ、これはすごい、と読み進んだのですが・・・長すぎます。 前菜ばかりが延々と、それはもう延々と、これでもかこれでもかと延々と出てきて、うんざりしきった頃にようやくちっぽけなメインディッシュが出て、それでおしまい、といった感じでした。 思い切って半分くらいの長さに切り詰めていたら、傑作になっていたかもしれません。2時間ドラマみたいなペースで読んでみたい題材です。作者には不満かもしれませんが。 | ||||
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児童虐待・・何とも傷ましい事件がテーマとなるこの小説。 心を病んでいる母親のダークな描写に、何とも「どんより感」が漂っている。 しかし主人公である保健婦:工藤公恵も、清廉潔白なわけではない。 スーパーで万引きするし、自分の娘も虐待している・・・ タイトルである「鬼子母神」は、母でありながら他人の子を捕えて食べてしまうため、釈迦は彼女が最も愛していた末子・愛好を隠して子を失う母親の苦しみを悟らせ、仏教に帰依させたという。 このような鬼の面と菩薩の面の二面性を持った神(鬼子母神)が、工藤公恵と似ているところがあるという意味なのだろうか。 断っておくが、エンディングはハッピーエンドではない。 だからこそ「世の中には、こういう人もいるんだろうなあ・・」と、かえってリアリティがある。 名作とは言えないホラー小説だけど、何だか癖になりそうな感じ。 | ||||
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