思い出は人を幸せにも不幸にもする――京都府警元刑事が始めた「思い出探偵社」をめぐる、切なくて懐かしいハートフルミステリ第二弾。

死体を燃やす殺人鬼・フレイムに妹を殺された天祢山紫郎は、音が見える探偵・音宮美夜と捜査に乗り出す。

「猫さんとお話ができる」小学6年生の神岡まどかは、行方不明猫の調査の腕をかわれて探偵事務所にスカウトされる。

「ついに初恋だぜ、すごいだろ。

大阪で探偵事務所を開業する元警視庁捜査一課刑事の田辺淳に若い未亡人と寝台特急「あかつき3号」で佐世保まで行ってほしいという依頼が舞い込む。

【感動の傑作『解錠師』の原点】 わたしの心臓のすぐそばには、一発の銃弾が眠っている。

5年生の七子の引越先の家は、古くて、ちょっと怖い一軒家。

先に出版した「中国青海湖黒首鶴の舞」の改訂版です。名古屋港に中国人留学生の死体が浮かんだ。

関係者が鈴木さんばかりの謎と真相に挑む! 岸翔太と鈴木マリンのたんぽぽ探偵事務所、略してタンタンのところへ新しい依頼人が訪れた。

時は昭和三年―。名探偵唐草七郎の一番弟子にして閨秀の探偵・岡田明子のもとに舞い込んだ摩訶不思議な依頼。

「うちの親戚がこんなに横溝なわけがない」 --信州山中の名家。

若き警視を乗せた警察車両を先導していた白バイが、突然消失した。

不穏な社会情勢に暗躍する秘密結社の謎。華麗なるヒロインの活躍と冒険を描いたナイジェル・ストレンジウェイズ探偵譚の異色作。

何もかも理想通りで、身悶えするほどキュートな恋人。

オーシティ。かつて「大阪」と呼ばれたこの場所は、今や世界一のギャンブルシティに変貌し、欲望に覆われた街と化していた。

予知夢を見る美少女・志乃が感知した人の死。未来を変えるため真田は奔走するが、運命の改変が悲劇を招く―。

“なまけものの探偵”と“働きものの探偵”とシェアハウスを始めた新人エッセイスト・浅間修は、苦しい経済状況を打開するために、同居人を主人公にした小説を書こうとする。

「元彼の殺人容疑を晴らして欲しい」探偵・十村の元に舞いこんだ美女からの依頼。

19世紀ロンドン。

「昼の関東軍、夜の甘粕」1942――野望と陰謀が交錯する満州・新京。

探偵学校の卒業生のもとに、校長の別荘での同窓会の案内状が届いた。

家出した主婦ミラとその恋人ルーカスの危ないカップルは、自分たちでも予想していなかった事件に首を突っ込む羽目になる。

突如発見された「妖怪」のＤＮＡ。それを持つ存在は「妖人」と呼ばれる。

ぼくらの仲間、前川有季は、中学2年になり、探偵事務所を始めた。それが2年A組探偵局。

探偵見習いの17歳の少女・空閑純は、大阪で一人暮らしをしている。

著者待望の書き下ろしミステリー! 元刑事の橋本豊は、仕事仲間の佐々木恵美と二人で私立探偵事務所を立ち上げた。

小説家志望のサムは、働いていた古書店が潰れて無職になった。妻からも突然別れを切り出され、彼は絶望のどん底に沈んでいた。

冴木隆は広尾に住む適度な不良高校生。父親の涼介はずぼらで女好きの私立探偵。

文京区目白台―昔ながらのお屋敷街の雰囲気を色濃く残す街。若手刑事の無藤は、ある屋敷を目指していた。

目に見えないモノを視ることで事件を解決する青年・日暮旅人。

就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。

群馬県の公立中学校の教室で、かつてその学校で教鞭を執っていた男性の死体が見つかった。

ある事件を機に警視庁捜査一課の刑事を辞め、妻の転勤について神戸へ来た嶋野康平。

もう屋敷に口を割らせるしかない――探偵ビギナー二人組ならではの七転八倒! 生家だった洋館を買い戻したい――初クライアントの依頼物件は、あろうことか白骨死体を孕んで佇んでいた! 還暦を機に始めた探偵稼業は初日から暴風雨、気づけば尾行までつく波乱の門出。

もと司書のミス・ティリーの90歳の誕生日に町を挙げてのパーティを開くことに。

青山骨董通りに静かに佇む「相田宝飾店」の跡とり娘・青子。

貴公子然とした容姿端麗の名探偵、神津恭介。世間にも名高き彼の下に、事件は絶えず舞い込む。

明智小五郎、金田一耕助、神津恭介の三大名探偵が華々しく活躍した時代から今日まで、日本のミステリーは名探偵の歴史でもあった。

2010年代のニューヨークを行く私立探偵ジョー・ヴェニス。9・11を経た街で彼が出会う事件と忘れがたき人々。

ミステリー作家・有栖川有栖が挑むまったく新しい大阪の怪談。

霧舎巧、新本格ミステリの名作をふたたび「もどく」!前作で記憶喪失が治ったはずの探偵・吉田さん。

眉目秀麗、頭脳明晰、白面の貴公子。輝かしい形容に彩られた名探偵、神津恭介。

警察医の妻が忽然と姿を消した。手がかりは蒸気機関車の線路脇で発見された血染めの外套と肉切り用のナイフ。

「恋はいつか終わります―」そんなことを言う後輩の千代田百瀬に巻き込まれ、野々村九十九は「失恋探偵」である彼女に手を貸す日々を送っていた。

小仏太郎探偵事務所に警視庁警部・安間からの電話が鳴った。

美形の夫と地味な妻。事故による記憶喪失で覆い隠された、夫の三年分の過去とは。

探偵・月夜見ひろゑの驚くべき事件解決法とは? <腕貫探偵 >シリーズでおなじみ “櫃洗市"で起きる珍妙な事件を描く連作ミステリー!

上海大学のユアンは国家科学技術局からの呼び出しを受ける。彼の論文の内容について確認したいというのだ。

昭和12年、大阪。老舗薬種商の鴇屋蛟龍堂は、元祖と本家に分かれ睨み合うように建っていた。

昭和12年、大阪。老舗薬種商の鴇屋蛟龍堂は、元祖と本家に分かれ睨み合うように建っていた。

核シェルターにひとり籠った男の胴体が捻り切られていた怪事、柩の中で数十カ所刺されて発見された男……。

シリーズ最新作! 探偵事務所の根幹を揺るがす事件が勃発する! ? 二宮朱美はうら若き美貌をたたえたビルオーナーだ。

金融界の寵児・財田剛の長女の結婚式に現れた東都経済新聞の記者・西山照明が不審な死を遂げた。

リニューアル版「new」の第4弾はシリーズ内でもとくに人気の高い、電子探偵団の5人の東北でのミステリー合宿編!旅先はザシキワラシやカッパの伝説で有名だったり、謎解き攻めにあう「5つの謎の館」があったりで楽しい旅行だったのに、マコトとみずきの仲はギクシャク。

数学のテストの結果が悪すぎて、大ショックの彩。いくら苦手とはいえ、平均点以下なんて…。

周囲は「名探偵マコちゃん」と呼ぶけれど実は、ゴスロリ少女が謎解きをしているなんていえぬ。

日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞 寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。

【アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞受賞 『ミスティック・リバー』の巨匠がアメリカ裏面史を描く大作 】 禁酒法時代末期のボストン。

戦後、日本は南北に分断され、北海道は独立国家となった。―平世21年。

【目次】 【巻頭カラー口絵】一九三〇年代の作品群 『横溝正史研究』4の刊行に寄せて―紀田順一郎 特集●横溝正史の一九三〇年代―『鬼火』から『真珠郎』まで インタビュー◆「上諏訪時代の横溝正史」横溝亮一氏+高松子氏 再録◆「上諏訪時代のこと

『彼女』の生首をハチ公前に置いて半年―僕にはなぜか事件が寄ってくる。

便利屋探偵、椎名啓輔は元ボクサーである。

人間消失、アリバイ偽装、密室の謎。名探偵フェン教授が難事件に挑む。

名探偵・秋水魚太郎の事件簿。

忌まわしい〈バスカヴィル家の犬〉の伝説、全身から光を放つ巨大な生物の目撃談……。

銀座の文壇バー『ミューズ』に、 大御所ミステリー作家・サンゴ先生は夜な夜な現れる。

伊藤たけし、25歳。東京都在住、無職。

火村英生&アリスコンビにメルカトル鮎、狩野俊介など国内の人気名探偵を始め、極上のミステリ作品が集結。

ついに激突。リアム&エドワードvs.あの“教授”!ホームズに憧れ、少年探偵団に入り、名探偵の背中を追いかけていたリアム。

昭和30年代の新宿、珈琲店の二階に住む美しき青年・水上櫂が開いたその探偵社は、「雨の日だけ営業する」そう噂されていた―。

リンチも殺しも朝飯前、最強の「半グレ」VS.元・気弱な県警捜査一課員+豪快無敵の中年探偵。

珍しい古書に関係する、特別な相談――謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。

親子、恋人、友人―。誰もが目に見える絆や繋がりばかりを欲している現代で人はより生きづらくなっていく。

美人歴史学者の静香、ひとみ、東子の女子三人は、吉野ヶ里遺跡の古代墓で、知人の考古学者の死体を発見。

神出鬼没の山手線探偵・霧村雨。

「何でも知ることのできる不思議な鏡」をつかって小さな探偵事務所を営む女子中学生・襟音ママエ。

カリブの島国に流れついたスターク青年は、死んだ通信社の記者が遺した手がかりを追いかけるうち、さらなる死体と遭遇する──マクロイが創造した二大探偵が共演する異色の快作。

「この地で面白いものを発見した。

有名になったカープ探偵事務所には、海外のトレジャーハンターから近所の小学生まで、さまざまな依頼がひっきりなしに舞い込んでくる。

思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもする―小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。

博多の伝説ラーメン屋台の息子、「ゆげ福」こと弓削匠は、父の失踪の謎を追いながら探偵業を営む。

のどかな田舎町レメルケンプ・ミルでアンティーク・ベア盗難に博物館館長殺害!? おやじギャグとテディベアをこよなく愛する元腕利き刑事&愛妻の、おしどり探偵シリーズ。

渋谷区のバー“森へ抜ける道”。マスターの島のもとには探偵の工藤、ライターの山内が集う。

「心霊写真家」が取り出した三枚の写真。それを見た二之宮彩子は、十ヵ月前に自らが誘拐された事件の顛末を語り始める。

ハリーは冴えない中年作家。

成人するまでに嫁がねば一族を追放する―山に閉ざされた村にある名家・後鑑家のお嬢様に脅迫状が届いた。

大東亜戦争後、日本は南北に分割され、北海道は独立。国内には北のスパイが暗躍している。

まだ見ぬ人知を超えた存在と巡り合うため、二千年の歳月を生きる謎の男サイモン・アークの旅は続く。

シカゴの酔いどれ弁護士マローン、もと新聞記者ジェーク・ジャスタス、その妻で殺人的な運転の腕前を誇るヘレン・ジャスタス、この３人組の探偵トリオが、こんがらがった「殺人事件」解明に縦横な活躍を見せるユーモア本格ミステリの代表作。

東京・亀有で探偵事務所を開く小仏太郎は、かつての警視庁の同僚の安間善行から呼び出しを受けた。

十年前に解散した女性三人組アイドル・トライスター。彼女たちが所属していた事務所の元社長・折野が他殺死体で見つかった。

愛知県の海に浮かぶ聖アリスガワ女学院。そこはヴァチカン教皇庁直轄の探偵養成学校であった。

関西で発見された劇物入りの目薬の名には「α」の文字が。

高校時代「ルピナス探偵団」と称して様々な謎解きに関わった三人の少女と少年一人。

探偵作家アマンを担当する鹿堀は、雑誌ナゾーン誌上で読者の「謎」を募集する。

中学の「探偵部」の活動で「ミステリー小説」を書くことになり、もともとミステリー作家志望のマコトは大はりきり!はたして名作は生まれたのかっ!?探偵部員たちの力作に注目です!そんな探偵部に「美人古書店店主」から、「暗号」だらけの事件の捜査依頼が…。

ホームズと並び称される名探偵「ブラウン神父」シリーズを鮮烈な新訳で。

【アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞受賞! 】 当初は単純な窃盗と思われたカージャック事件。

死にかけた海辺の町にもちあがった空港建設計画。町は真っ二つに割れていた。

完全犯罪テクを磨く高校生たちが世間にはびこる悪を討つ―それが醍葉学園“ゼロ年代探偵小説研究部”の裏活動。