(短編集)

冬空トランス



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初公開日(参考)2014年03月
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短編集

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冬空トランス (角川文庫)

2016年10月25日 冬空トランス (角川文庫)

少女はなぜ4階のこの教室から飛び降りなければならなかったのか?撮影不可能な映像はいつどうやって撮られたのか?タイムリミットは一晩。絶体絶命の完全密室から、脱出することはできるのか?屋上観覧車、校舎、放送室…様々な場所に仕掛けられた難解トリックに“可愛すぎる名探偵”樋口真由が挑む。文庫書き下ろし「『消失グラデーション』真の解決編」も収録した、横溝賞“大賞”受賞作家、真骨頂の学園ミステリ決定版!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

冬空トランスの総合評価:7.13/10点レビュー 8件。Cランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

冬空トランスの感想


 樋口真由"消失"シリーズの三作目(短編集)。 過去二作を補完するような作品もあり楽しく読めました。
短編集だけあって整合性よりも大胆さを有していますが、表題作の冬空トランスはかなり気合入っていると思います。 中編小説ぐらい長いですし、登場人物も多いですし、シリーズのテーマも辿っておりますし、短編だから許されるレベルですが秀作。

りーり
9EDFH0HC
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

冬空トランスの感想

長編だと思っていたが短編三作を収めたものだった。でも、「モザイクとフェリスウィール」は第二作目の「夏服パースぺクティヴ」の前日譚に当たる内容で、遊佐 渉と樋口真由が出会うエピソードからストーリーが展開していくので
物語としてはちゃんと繋がっている。「冬空トランス」は密室に絡むハウダニットがテーマで、樋口真由がここでも探偵としての属性をみせて活躍するストーリーだ。
そして「夏風邪とキス以上のこと」は渉と樋口真由の関係が一歩進んでいく様子が描かれている。その様子も第一作の「消失グラデーション」に出てきた謎の男「ヒカル君」が登場し、樋口真由との頭脳戦を繰り広げる中で
描かれている。いずれにしたも一作目、二作目と読んだ人はコレを読まなければ損だ。他にも愉快なキャラクターがいろいろ登場する。渉の父親など傑作だし、会話も楽しく面白い。
個人的にはおススメの一冊。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(5pt)

トリックはンンン? でも描写は最高!!

相変わらずの無茶ぶり強引な動機付けやトリックは様式美かしら、しかしバスケ部、映研と軽音の表現は5星以上付けたい。
冬空トランス (樋口真由“消失”シリーズ)Amazon書評・レビュー:冬空トランス (樋口真由“消失”シリーズ)より
4041107229
No.5:
(1pt)

これは、ちょっと、、、、

成立してないので、気持ちが入らず、読み進むのが苦痛でした。ここまでのは、久しぶりに読みました。
冬空トランス (角川文庫)Amazon書評・レビュー:冬空トランス (角川文庫)より
4041046238
No.4:
(5pt)

樋口真由、大好きです!

樋口真由が性同一性障害なのも様々なことを
考えさせられる。消失グラデーションのときから謎だった網川緑が無事だったのも良かったと思う。是非、樋口真由探偵シリーズは、続いてほしいものだ。
冬空トランス (角川文庫)Amazon書評・レビュー:冬空トランス (角川文庫)より
4041046238
No.3:
(3pt)

3編の短編を収録したシリーズ初の短編集

消失シリーズの3作目で今回は短編が3編。
真ん中のタイトル作が一番長くメインである。
最初の1編は日常の謎系というべきか。撮影テクニックの秘密を探るという異色の題材だ。
3編目は消失グラデーションの事件の合間に起こっていた事件という体裁。
殺人事件が起こるのは真ん中の冬空トランスのみ。
本格推理ものとしてはトリックはそこそこって感じか。悪くはないのだが、この著者特有のマニアックな映画蘊蓄(知っている者にとっては当たり前すぎて何の効果にもなっていない)や音楽蘊蓄が相変わらずストーリーやトリックと関係ないのにやたら饒舌でうっとおしい。
これがなければこの著者の作品も少しは印象は良くなるのになあ。
冬空トランス (樋口真由“消失”シリーズ)Amazon書評・レビュー:冬空トランス (樋口真由“消失”シリーズ)より
4041107229
No.2:
(3pt)

本格ものの宿命?

カバー写真がエロいです。
ヌード写真よりエロいです。
たぶん、このカバーを見て本書を買う人が、相当数いるのではないだろうか、と想像します。

さて、文体・内容的には、ひとことでいうとライトノベル。
セリフが今風で、生き生きしています。
が、ひとたび密室トリックとなると……うーん、残念。
ひどく非リアルな密室トリックを、リアルな小説部分に接合して、でも接合しきれていない、という感じ。
トリックが小説から浮いています。
このあたりは、本格ものの宿命でしょうか。

あと、気になったのは、探偵役の樋口真由が、今ひとつ見えてこない、ということ。
「僕」(遊佐渉)がさかんに「かわいい」と言っているだけで、私にはちっともそのかわいさが見えてこないのです。
ついでに言うと、第3話「夏風邪とキス以上のこと」における「僕」は、ただのゲスにしか見えない、と言ったら、言いすぎでしょうか。

ただ、私はいきなり本書を読んだのですが、シリーズ第1作から読んでいたら、もしかすると印象が違っていたのかもしれません。
冬空トランス (樋口真由“消失”シリーズ)Amazon書評・レビュー:冬空トランス (樋口真由“消失”シリーズ)より
4041107229



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