女優のたまごは寝坊する。



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    初公開日(参考)2014年01月
    分類

    長編小説

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    女優のたまごは寝坊する。 (ハヤカワ文庫 JA フ 5-1)

    2014年01月10日 女優のたまごは寝坊する。 (ハヤカワ文庫 JA フ 5-1)

    やっちまったーーーー女優をめざす新倉帆乃歌は大事な時に今日もお寝坊さん。ついに意を決し、静岡から上京して中目黒に移り、オーディションを受ける。『過去からきた人形』の台本を読む帆乃歌の隣で演技の助言をするのは、長い髪の美女・衣佐子―この映画のヒロインだ。帆乃歌には、役の人物を想像して具現化する特技があったのだ!そんな彼女が友人の俳優のたまごから「殺人犯にされるかも」と緊急連絡を受け…“フォーチュン・クエスト”“IQ探偵ムー”の著者が描き出す、とってもキュートなコンビ物ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    こんなミステリってあるんだなぁと感激しました。

    主人公の帆乃歌はまだ20歳の女優のたまご。女優になりたくて上京するが、もちろんすぐに主役に抜擢されたりはしない。
    日常のありふれた事柄のなかにある小さな謎が中心になって、彼女の成長を読者は知らず知らず見守っていることになる。
    筆者の細かく丁寧な気配りのせいで(といっても、実にさりげないので読んでいる時は特に気づかないが)男の自分でも
    かなり共感できる。名刑事もでてこなければ、名探偵も、奇想天外なトリックもない。実際、主人公たち(あえて複数で)の情報のなさが笑えてしまう。
    でも、実際ならそういうもんじゃないのか?とも思う。解決方法も20歳の女の子らしくて好感が持てた。
    それにしても、なんと素敵なコンビの誕生だろう?女優ならではのコンビ役である。なんと、自分が関わる作品の登場人物を探偵役として登場させてしまうのだから、そのイマジネーションの豊かさには恐れ入った。つまり、毎回探偵役が変わるということか。次回作が実に楽しみな作品だ。
    とはいえ、今回の探偵役、衣佐子のファンになった自分はどうにも寂しい。また登場してくれることを切に願って、ペンを置く。
    日本には珍しい殺人や派手なトリックのないミステリなので、好き嫌いは分かれるかもしれないが、読後感の良さはピカイチなので、軽く楽しみたい人にはぴったりだと思う。ただし、実際は非常に高度な多重構造があるのだが。もしかすると、この構造こそが本書最大のトリックと言えるかもしれない。
    女優のたまごは寝坊する。 (ハヤカワ文庫 JA フ 5-1)Amazon書評・レビュー:女優のたまごは寝坊する。 (ハヤカワ文庫 JA フ 5-1)より
    4150311463



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