大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。

安心・安全のシステムで、殺し屋、やってます。 コンサルティング会社を営む男、富澤允。

余命六カ月―ガン告知を受けたソル電機社長の日向は、社員の梶間に、自分を殺させる最期を選んだ。

ひとりにつき650万円で始末してくれるビジネスライクな殺し屋、富澤。

奇妙な依頼の数々に、彼らはついつい「推理」をしてしまう……。 殺し屋が日常の謎を解く異色のミステリー短編集。

横浜にある女子高に通うわたし、上杉小春には碓氷優佳という自慢の親友がいる。

交通事故の被害者と加害者、その両方に殺しの依頼が入ってきた。ふたりの殺し屋がそれぞれの視点で推理を進めた先には…。

〜作家・田中芳樹さん、堪能！「まさしく石持ワールド！　読者をほろ酔いかげんにさせてくれる作品」〜 湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。

“わたしは、彼女に勝ったはずだ。それなのに、なぜ…”中条夏子は、かつての同僚で親友だった黒羽姫乃を刺殺した。

ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある―。

沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。

十五年ぶりに再会した武田小春と碓氷優佳は、予備校時代の仲間が催す同窓会に参加した。

書店で真剣に本を選ぶ美しい女性―まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸。

大学の研究室に勤める畑寛子の同居人・ギンちゃんは名探偵。サラリーマンの北西匠の同居人・ムーちゃんも名探偵。

「犯人だって、好きで犯罪に走ろうとしているわけではありません。必ず迷いがあります。

並木直俊は、決意した。三人の人間を殺す。

コードネーム『久米』『輪島』『宮古』のテロリスト三人。

楡井和樹は恩師・益子の仇である江藤を殺した。しかし、まだ終わっていない。

津久井操は科学警察研究所の職員。実際に起きた事例をもとに、「警察は事件の発生を未然に防ぐことができるか」を研究している。

北海道札幌市にある大きな屋敷。

江見は和沙との不倫現場を毎回撮影し映像に残す。

成富歩夏が両親を亡くして十年、後見人だった二十も年上の奥津悠斗と婚約した。高校時代から関係を迫られていたらしい。

大時化の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた六人の仲間。そのなかの一人、米村美月が、青酸カリを呷って自殺した。

大学卒業旅行としてトレーラーハウスでの一泊のキャンプを計画した男女9人。

そのテロ組織の名は「V（ブイ）」。 目的は、流血によらず現政府への不信感を国民に抱かせ、その転覆をめざすこと。

鳥羽湾に浮かぶ本郷島が舞台となった大ヒットアニメーション映画 「鹿子の夏」のイベントを開催させるべく、島を訪れた５人。

幼時に父を亡くした勅使河原冴は、ずっと不思議な力に護られていた。

教祖の死で均衡は崩れた。後継争いの鍵となる「御子」をめぐり、住宅街を揺るがす連続殺人。

不可解な謎と論理のアクロバット。

高原の保養施設「風神館」に集まった十人の男女。

女性特別機動隊に勤務している南谷結月巡査は、向島教官から、大迫警視長との飲み会に参加するよう指示される。

僕、宮野隆也が通うさいたま工科大学附属高校の選抜クラスに、転入生としてやってきたのは二足歩行のロボットだった。

詩人・イェイツが薔薇にたとえたアイルランドの自由。

暑さが残る初秋の、とある土曜。コーヒー専門店店員・篠崎百代は、一人で汐留のショッピングモールへと向かった。

三年前に不慮の死を遂げた水族館職員の命日に、事件は起きた。

復讐が復讐を呼び、悲劇は繰り返されるのか―― 憎悪の連鎖を断ち切れ! 奇想の本格ミステリー作家が斬新な探偵役を生み出した! 「憎しみを鎮める人」沖田洋平は事件を解決し、さらなる復讐を食い止めることができるのか!? 大学時代のサークル仲間の結婚式の二次

エンジェル投資家・小池規彦の前に現れた大学院生・田島祐也。

松木真桜→中学教師だったが、人間関係に悩み、塾講師に転身。指導者が教え子を殺害することは絶対に許せない。

未知の寄生虫、 サトゥルヌス・リーチ――不老虫が日本に入ってきた!?　農林水産省の酒井恭平は、対策のためアメリカから招聘したジャカランダ・マクアダムスのサポートを命じられる。

不可抗力の事故で最愛の恋人を失った篠崎百代。彼女は復讐の為に、汐留のショッピングモールで無差別殺人を決意する。

大ヒット商品にからみ、起きた殺人。人間のエゴイズムとサスペンスが目をそらすことを許さない迫真の傑作。

あなたの会社やマンションは大丈夫? 誰もボタンを押していないのに、必ず3階で止まるエレベーター。

危険だ。関わりあいになるのはあまりにも危険だ。

デビュー以来、特異な舞台設定と徹底したロジックの追求という独特の作風で、数々の傑作を生み続けている著者。

逃げろ、知力と体力の限りを尽くして。閉鎖された市立図書館に忍び込んだ男女5人を猛烈な悪意が襲う。

一九九三年、カンボジア。NGOのスタッフが地雷除去作業をつづける荒れ地に、突然の爆発音が轟いた。

一党独裁の管理国家である“この国”は非戦平和を掲げることで経済成長を遂げた。

昼どきの秋津新聞社投稿課に届いた一通のメール。添付ファイルに写るのは、拘束された女子中学生だった。

ある日、遅くまでサービス残業をしていた研究員・下村が起こした小さな事故が呼び水となり、塚原ゴムに臨検が入ることになった。

「私を誘拐してください」小宮山佐緒理は潤んだ瞳で俺の手を握りしめた―。

石持浅海がおくる本格ミステリ最新作登場！子供を攫われた親たちは、容疑者宅へ押し入る。

同期の女の子を呼んで開いた週末の鍋パーティー。みんなを送り出した翌朝、部屋には、女物の靴が一足。

大学生の玉城聖子、警視庁の幹部、会社員の座間味くん。世代も性別もバラバラだが、不可解な話を肴に酌み交わす仲だ。

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。