無理心中と思われた三鷹のスポーツライター殺害事件から浮かび上がった、河口湖とカーリングに絡む不可解な事実。

元プロゴルファーの殺害を震源に、複数の死者や行方不明者が周辺にいると判明して事件は多層化、松谷警部らを翻弄する。

OL殺害事件の背景にあると目される大学時代のクラブ仲間を調べると、過去5年間に関係者が3名死亡していた。

一九九〇年五月。たたき上げの会社社長が首だけの死体となって発見された。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、東京郊外の寂れたファミリーレストラン。

北大受験を目指す17歳の浩平は、ナンパした久美子を誘拐して身代金を要求したが、翌日死体で発見。

高座に上がった先輩が、突然演目を差し替えた理由とは?水泳部と水球部の抗争になぜかオチケン(落語研究会)が関わることに?大学入学早々、落語にまったく興味がないのに、廃部寸前のオチケンに入部させられた越智健一。

ウェールズ地方の牧歌的な農園で勃発した、奇怪な事件。二転三転する謎に挑む、チャッキー警部。

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。

毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。

魔術師リュウがやってのけた一世一代の大奇術。

わたし、ミは、火事で大火傷を負い、顔を焼かれ皮膚移植をし一命をとりとめたが、一緒にいたドは焼死。

二人は学生同士の恋人だった。女は妊娠しており、男は結婚を迫られていた。

予測不能な神業トリックを暴くのは、犯罪資料館の美人館長・緋色冴子。驚愕の推理力で、助手の聡と難事件に挑む。

自殺とされた資産家夫人の不審死。彼女に呼び寄せられるかのごとく、法要のたびに少女が殺される。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

雇い主の車で初めての南仏を目指した女が巻き込まれた事件。

科学知識を駆使したミステリを描いた、日本SFの先駆者・海野十三。

中国・上海の人魚観劇場(マーメイド・ホール)を訪れた金田一少年と美雪は、呪われた“魚人伝説”そのままの悪夢のような連続殺人事件にまきこまれた。

ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生、犯人は人質を取ってホールに立てこもる。

死刑執行前夜、密室状態にあった別々の独房で、二人の囚人はなぜ斬殺されたのか――。

長年の趣味が昂じてジグソーパズル連盟の日本支部長を務めるまでになった興津華子。

三度目の刑務所生活で、スリ師戸並健次は思案に暮れた。

信州の名家、新羽家の先代、堂市が変死。東京から葬儀に訪れた孫の医師、桂木優二は、自殺と判断されたその死に、不審感を抱く。

人気コミックのドラマ原作小説が講談社文庫版で堪能できる! 高校の元クラスメイトが住む雲場村(くもばむら)を訪れた 金田一一(きんだいち・はじめ)と美雪(みゆき)。

英国ミステリ史上、ひときわ異彩を放つ重鎮ブランド。本書には、その独特の調理法にもとづく16の逸品を収めた。

ウォッチメイカーと名乗る殺人者あらわる。その報がリンカーン・ライムのもとに届いた。

弁護士事務所に出向を命じられた探偵社の「私」は勝ち味の薄い難件に直面、低予算と人員不足にあえぎつつ、いるとも思えない証人探しに奔走するが―表題作など九編を収録。

”原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。

〈黒後家蜘蛛の会〉での謎解きの宵は、名給仕にして名探偵であるヘンリーのもてなしさながら、読む者に心地よいひと時をもたらす。

橋の途中で消え失せた馬車、“小人”と書き残して密室で殺されていた車掌、行き止まりの廊下から消え去った強盗、誰も近づけない空中で絞め殺されたスタントマン等々、次々と発生する怪事件!全編不可能犯罪をあつかった、サム・ホーソーンものの初期作品十二編に加え、特別付

春の近づくある日、鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。

不可能興味満載で本格推理ファンに挑む!2005年度『このミス』3位に輝いた“幻の探偵作家”待望の第2弾。

巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。

「頼みがある。相撲を教えてくれないか?」神様がそう言った。

戦後を代表する名作「奇蹟のボレロ」に「緑亭の首吊男」「Yの悲劇」ほか5編、終戦直後の混乱した世相を背景に重厚な推理を展開、強烈な個性で本格新時代の到来を告げた加賀美シリーズ全短編を収録。

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。

孤児院育ちの美女から生家を探してほしいとの依頼を受けた弁護士・川路。

平凡なサラリーマンの「ぼく」こと海老野が勤める会社の近所に、突如できた小さな美術館。

国内篇2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、編集者から海外旅行特集の協力を頼まれ、事前調査のためネパールに向かう。

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。

ハードゲート大学の数学講師ピーターは、横領容疑で免職の危機にある亡父の友人ハクストンに助力を乞われた。

短編は推理小説の粋である。その中から珠玉の傑作を年代順に集成したアンソロジー。

事務所で兄の射殺死体を発見した弁護士サイモン。兄は恐喝者であったが故に殺されたのか。

「じつはフランス製じゃないんだ、フランス人形は」「そうなの?」ある春の日、八駒家に持ち込まれたプラスチックの箱の中身は「冬の室内」といった趣の舞台装置と、その右のほうで行儀よく椅子に腰かけている少女の人形。

5年前に函館で起きた連続殺人・傷害致死事件。美貌の作家として注目され始めた柚木しおりは、その一連の事件の関係者だった。

祖父殺しの嫌疑をかけられた御曹司、城坂論語。

幻のミステリ作品群に再び光を当てるべく発刊され、ミステリーファンの皆様にご好評を頂いている「ミステリ珍本シリーズ」。

九月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。

風が吹き荒さぶ中、闇を裂いてトラックがやってきた。運転する商人は葡萄酒を運んでいると主張する。

階段から落ちた恋人・亜矢子は意識不明のまま昏睡状態に陥る。

これが現職最後の担当事件か――松谷警部が駆けつけた現場は両国国技館から歩ける距離だった。

科学捜査の天才リンカーン・ライムのいとこアーサーが殺人の罪で逮捕された。

長野県から警視庁へ出向した御子柴刑事。

女は裂かれた腹から胃腸を抜き取られ、男は冒されるはずのない高山病で死んでいた。