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グロテスク
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グロテスクの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全288件 141~160 8/15ページ
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(上下巻通した感想を書きます) 過剰な美貌と性欲のユリコ、過剰な頭脳のミツル、過剰な努力と金銭欲の和恵・・ おんなは、いや人間というものは、放っておくとつねに過剰なものを追い求めるものであるらしい。相対化した価値観しかない世界では、他者と比較することによってしか自己の存在意義を見出すことができない。過剰という鎧をまとうことによってはじめて安心できるのだ、そしてこの価値観は、まさに現代日本そのものである。 わたしたちは過剰な栄養摂取の結果、身体に過剰に(グロテスクに)蓄えられた脂肪によって命を縮めるのだ(いわゆるメタボ)。 過剰に対峙する価値観は「中庸」もしくは「足るを知る」という哲学であるが、一見ふつうの社会生活を送っているかに見える4人の主人公たちの家族もまた実は「足るを知らない」怪物なのである。いや、グロテスクなのはこの小説の登場人物だけでなく、まさにわれわれ普通の日本人そのものなのだ、ここにこの小説の普遍性があると感じた。 信濃追分で隠遁する木島の父、邪宗に染まり服役したミツルの二人だけがかろうじて「足るを知って」いるようだ。 古典的な「美徳の不幸」または「悪徳の栄え」byサド侯爵を想起してしまった。 | ||||
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東電OL殺人事件をモチーフに書かれた作品であるが、よくもまあこんなすごい話に仕立て上げたものだと感心してしまう。 「グロテスク」と言う題のとおり、誰一人として「良い人」が出てこない、と言って「悪人」でもない。 誰もが持っている、心の中の醜い部分、人を差別する気持ち、こんなものがどろどろと描かれている。 少しの嫌悪感を持ちながらも、本を読むことを止められない。 これはそんな本です。 エリートOLから街娼となり殺される女性は事件の被害者をモチーフにしていますが、もう一人とんでもない美貌を持って生まれた 「わたし」の妹、「ユリコ」は宮沢りえのイメージが私にはあります。 ハーフでお母さんには似ても似つかない完璧な美貌。 りえママごめんなさい(笑) | ||||
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上流階級の巣食う私立女子高における格差社会は、公立高校出身の私には恐怖すら覚える内容だった。 彼女たちも、自分の所属すべき場所で地に足の付いた学生生活を送れば、この小説の内容のよな結末を迎えずに済んだのでは?と思ってしまう。 男や社会への憎悪を植えつけられるプロセスは壮絶であり、壊れて行く女性たちの姿は想像を絶している。 今の時代も彼女たちには十分に男社会と写っているのだろう。 グロテスクに変貌して行く、憎悪に駆られた人々を通して、現代社会の格差の構造が垣間見られる壮絶な作品。 気軽に読める作品ではないが、作者の代表作にふさわしい重厚さを持っている | ||||
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執拗な憎悪によって狂気に蝕まれてゆく姉妹とその周辺の人々。悪循環に朽ちていく人間模様が読み応えがあって惹きこまれていきました。 | ||||
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繰り返し何度も何度も綴られる、美しい妹への妬みの言葉。これでもかこれでもか、というくらいにしつこいのに、なぜか読後感はそうくどく感じない。 そして、桐野夏生ならではのスピード感のあるリアルな表現。やっぱり、この作家さんは天才だと思う。 | ||||
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読んで損はない小説です。好き嫌いは別にして、よくぞここまで書いたという迫力があります。男の小説家が書けば、美人の妹は、女優かモデルになる、という展開になると思うのですが、娼婦ですからねえ。ただし、結末は、着地に失敗した感じ。 | ||||
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以前より「東電OL殺人事件」に興味があり、佐野眞一氏のノンフィクションは既読でしたが、 男目線から書かれたという印象が強く、物足りなさを感じていたので、この作品を手に取りました。 桐野夏生氏の作品は「OUT」しか読んだことがなかったのですが、女性の凄まじい部分を 描く筆力は凄いと思います。 醜悪さの限界を曝け出し、人間はどこまで堕落出来るのかを描いた小説であると思います。 佐野氏の作品で満たされなかった部分が描かれていたので、私は引き込まれてしまいました。 ラストに批判があるようですが、私にはラストなどどうでもよい、と感じるような作品でした。 この感覚は男性には理解不能かもしれませんね。 | ||||
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現実は汚いものが多く,それを見つめ受け入れる必要があるのは分かる。 しかし,その表現としてこれだけのボリュームが必要だったのだろうか。延々と続く暗い話しに気が滅入るだけではなく,正直退屈さえ覚えた。時間のない人は最後まで読む必要はないんじゃないかと思う。大きなどんでん返しがあるわけではなく,最後まで同じ調子の話しが続くのだから。 | ||||
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この小説には歪んだ「怪物」がたくさん出てきます。登場人物のほとんどは「怪物」です。その描写の濃さは、それぞれで一冊の小説が出来上がるほどの深みがあります。この深みを文庫本2冊に押し込めるとはなんと贅沢な!東電OL殺人事件とは全く別物の上質のフィクションがそこにあります。 登場する「怪物」たちは有り得ない特殊な人々を作り上げて提示しているように見えますが、実は誰の中にも潜んでいる「怪物」をほんの少し強調して描いているだけと感じました。「怪物」は誰の中にも潜んでいる。あなたも登場人物の誰かに似ていると思います。 重く陰鬱な気分になりますが、自分を見つめなおす機会にはなると思います。 | ||||
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端的に言うと「見たくないものを突きつけられる不快感」に満ち満ちた小説でした。 自分が和恵と似すぎていて、リアルさは半端じゃなかったです。 今大学生だけど社会に出ると女性差別が激しいって聞いてるし心配だなあ〜とか、 自分を外見だけで判断したら女性のヒエラルキーの最下層だなあとか、 努力はどこまで才能やら生育環境やらに対抗出来るのかなとか、 そういった普段は深層意識下にある漠然とした不安をわざわざごっそり持ち上げて「これを見ろ!」って言われているような。 正直就活中の外見に自信の無い女子は読まない方が良い気がします。 | ||||
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東電OLの衝撃的な事件に対して、佐野氏の希釈されたドキュメンタリーしかないのは、日本文壇の怠慢だと思っていました。実際の事件に恐れおののき沈黙してしまった作家の方々の創造力のレベルはあまりにも不甲斐ないと言わざるを得ません。 桐野氏のこの作品が出てきたことは大きな救いでした。すかすかのドキュメンタリーと比較すれば、事件に対する読者の好奇心に充分に応えるものとなっています。女性の心理状態は作者の想像力の世界であり、フィクションであることは当然のことです。しかし、事件に深い興味を持つ読者に、ひとつの解釈を示してくれたことは確実だと思います。 | ||||
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東電OL事件を題材にして、 ここまでグロテスクなストーリーを紡ぎだすとは。 桐野さんって怖い(笑 いろんなグロテスクな女がてんこ盛りなんですが、 一番印象に残ったのは、 主人公が、とんでもない美人と僻み恐れていた女が、 傍目からはそうでもなかったという落ちです。 人間、客観的に物事を見るというのは難しいのですね。 特に身内にたいしては。 あ、それと、てんこ盛りのグロテスクな女達ですが、 誰の中にも、そのグロテスクさの元みたいのが 多かれ少なかれ、あると思うのです。 何かのきっかけで、それが噴出すのではと思います。 男性は、女性の中の毒を知るために、是非にお読みください。 で、ついでに彼女(奥様)にも読んでいただいて、反応を見ましょう。 この本を読んで、グロテスクな女と批判するだけしかできない女に限って、 実は・・・以下自粛 | ||||
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読了して、戦慄と、言いようの無い不安を覚えました。 今、この本は拙宅の本棚に行儀よく並んでいるのですが、未だにその背表紙を心穏やかに見ることが出来ずにいます。 まさしく女性の作家にしか書くことの出来ない小説だと感じるとともに、 男でありながら、この小説の登場人物に共感し、内面を見透かされた様に感じたことに驚きと戸惑いを感じました。 現代社会に生きて、更に旺盛に働かれている女性であれば、この小説を読んで心穏やかでいられる人は少ないのではないでしょうか? なぜなら、自身の心の最も醜い部分、普段意識することを避けている「心の闇」を余すところ無く活写しているからです。 男性も、階級社会が厳然と存在し、差別が様々な形で横行し、自らもそのシステムに無意識のうちに組み込まれていることに気づかされると思います。 (女性の場合よりも先鋭化しないのは、それが社会のメカニズムとして定着し、一般化しているからだと思います。決して男性が鈍感であるということではないと思います。) 一読して持った感想は、「女性にとって、『他人の視線』といったものはかくも大きな影響を本人にもたらすものなのか」ということでした。 「どう見られるか」で、女性は美しくもなり、また、とてつもなく醜くもなる、ということを感じさせられました。(その意味では、現代社会が闊達に生きようとする女性に対して投げかける視線は、この小説を読む限り、あまりにも厳しいものかもしれません。)そして、女性全般に対するいとおしさのような感慨を覚えました (このような同情じみた気持ちは、最も嫌われてしまうものかもしれないと感じつつ…)。 「実際の事件に引きずられて、フィクションとしての面白みに欠ける」との批判もあるようですが、僕個人の印象としては、ただの殺人事件(関係者の方すみません)からこれほどの物語を引き出してしまう、桐野氏の想像力に感服してしまいました。読んでいないので勝手なことを言えませんが、例えば佐野眞一さんのドキュメンタリー「東電OL殺人事件」等よりも、おそらく生々しく本質に迫っていると思います。それは佐野氏が劣っているとか、男性と女性の違いからというのではなく、いくら綿密な事実と正鵠な推量を重ねてもたどり着けない境地に本作があるからです。ドキュメンタリーに対して小説が持ってるジャンルとしての優位から来るものでしょう。また、各章ごとにある挿絵がとてもコワイ(いい意味で)。とても作品とマッチしていると感じました。 読み終えても「救い」がどこにもありません。「救いがたさ」があるばかりです。 しかし、「救いが無い」ということを余念を許さず確認させてくれることが、逆説的に安心をもたらしてくれます。 何はともあれ、大変な時代に生まれてしまったものです。 | ||||
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現代社会の病理の一面を切り取ってはいるものの、小説としては実際の東電OL殺人 事件から起こしたためか面白味にかける気がします。また、予測できていた結末が そのまま書かれていて、期待を裏切らないといえばそれまでですが、もう少し捻りが 加えられなかったものかと残念に思いました。 さて、現代社会にある病理=日本に存在する様々な階級社会、について、これを悪と 考えるかどうかにもよりますが、この病理の特質をうまく本書は表していると思います。 この階級を「努力すれば報われる」の思考で階級は超えられると思い努力する人、 突然、「天賦の美貌」で階級を超えてしまった人、階級を見てみぬ振りをする人、 などなど極端なキャラクターを持った人が生きていった顛末は不幸が待ち受けるのみ。 なんとも報われないのですが、それはある意味で日本の社会を表しているようにも 思えてなりません。すっきりしない読後感ですが、日本の病理を眺めるつもりで 気力・体力に余裕がある方は一度読んでみることをオススメします。 | ||||
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最後、今まで周囲の者に対して常に批判的な態度をとっていた主人公がいとも簡単に今まで批判していた人たちと同じ道を進んでいくあたりでの心理的変化の説明がなさ過ぎるというか、短絡的過ぎて主人公の言動に全然共感できなかった。それに主人公は、妹が美人ということでそれに自分の人生が振り回されているといっているけれども美人の規定も人それぞれだから単に美人と書かれてもぴんときませんでした。あまりにも批判的な主人公の表現はわざとらしいし、くどくどしくて好きになれませんでした。どうして常に他人を批判するのか、そんなに批判的になっても結局は批判している自分が一番いやになったりむなしくなるのに、なんか頭が悪いなあと思って、批判的にしか考えられない主人公が、かわいそうな人だと思いました。他の人たちの考えも結構過激な部分が多いし、日常の感情からは跳躍しすぎのような気がしてちょっとついていけませんでした。結局住む世界や時代が違いすぎるということなのでしょうか?過激すぎる内容についていけず共感はできませんでしたが、部分部分での描写では共感できる部分もありました。 | ||||
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最近、桐野夏生さんにひょんなことからハマり、発表された順に読んでいる。禁治産者、やくざ、頭のおかしい人。だいたいこういう人たちが出てくるので、恐いもの見たさで呼んでいる自分がいる。作品を出すごとに文章がレベルアップしているのがこの著者の特徴。何冊か読むうちに、桐野さんの奇妙な世界に浸り過ぎて、気持ち悪くなってしまった。 この作品は見事の一言。一気に読んだ。内容が重たすぎて、また軽々しく読もうと言う気にもならない。 「グロテスク」は、登場人物が入れ替わり立ち代り話し手となって書かれている。一人一人言ってることが違うので、読んでいくうち真実は闇の中へ閉ざされ後は読者の解釈次第となる。 私の感想では、最初は、ユリコの美しさがグロテスクなのかと思っていた。しかし読み進めていくうちに和恵の生き方がグロテスクだと思った。そして最終的には、メインの語り手であるわたしの性格が一番曲がっているな、と。最後、一番マトモに思えたのは最初にグロテスクに思ったユリコだった。 全体に流れる邪悪で意地悪な感情。私にも妹がいるし、中学から大学まで女の園で育ったからか、わかるわかるっていう部分が多かった。一方でここまでひどくないとも思った。ここまでひどいからこそ、こんな作品に仕上がったのだろうけど。 桐野夏生さんは、よくこんな作品を作ったなと感心してやまない。 | ||||
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先日、常盤たかこが主演のテレビ番組「玉蘭」が放送され、興味を持った。 読んだのは初めてだったが、「玉蘭」同様、女性特有の、「自分自身が許せない、だから、人も愛せない。」サディスティックな部分が巧く表現されているように思う。 スラスラと怖いくらいに圧倒されながら、読んでしまった。 SとMは紙一重なのであるが、私がこの作品をSと位置づけしたのは、谷崎潤一郎「痴人の愛」がマゾの快楽の堪能できる作品であり、 どちらも愛したい、愛されたい。 特に男性には読んでみてもらいたいと思った。 女は強いし、弱いと。 私はどっちだ。 | ||||
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読むと人格障害者の心の中、思考がどんなものかわかる感じ。 主人公自体最初から病んでるなってのがわかる。 「〜じゃないですか、違いますか。」といういいまわしの癖とか、 自分の作ったストーリーに都合のいいように 現実をねじまげて認識してるとことか、興味深いというより不気味。 不気味なんだけど何かどんどん読んでしまう引力がある本。 フィクションにこんなこといっても無粋だけど、 通常あんなに誰もが自分の性格をものすごく研究してて、 それほどまだ親しくもない相手に自分の性格と人生をペラペラ 説明するなんてことはありえない。 あと、出てくる人みんなが病んでるから、 病んでる人同士の会話がかみあってないせいかたまに コントみたいになってるところがあって笑ってしまった。 読んでてかなり嫌な気分になって、オチではガクッとなるけど 病んでる人の心の中を覗き見したようになれるところは斬新。 | ||||
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「友人にしたくない女見本市」のような小説です。 中でも、社会的には普通(むしろ成功組?)でも、人間的におかしい父親と、 そんな親に疑問を持たずに育った和恵の歪みっぷりに、他の誰よりも釘付け! 刺繍ソックスのくだりを読んだときは、 私がクラスメイトだったら、和恵を積極的にいじめるかもしれんと思った。 これまで自分について、いじめを傍観することはあるだろうが 自ら加担することは絶対にないはず、と思っていたけれど、自信がなくなった。 いつも小説は筋を楽しむ読み方が多いけれど、 これは細部のエピソードにいちいちヒヤリとするものを感じてしまい、恐ろしかった。 | ||||
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上下巻の本の場合、基本的に、上下ともに読んでしまってからレビューする ようにしているんだけど、この本はちょっと趣が違う予感がして、ここでまず 上のレビューを書きましょう。 正直言って、この後の展開など知りませんし、ほかの方のレビューも読んで ないので果たしてこの上だけのレビューがどこまで当たっているか。。。 とは言え、この本は少なくとも上を読み終えたところで、完全にアタリです もちろんこのあと速攻で下を読むでしょう。 確かに「グロテスク」とはよくも付けたりです。 そのほかに言いようのない人間。人間だけでなく人間関係もまさにグロテスク。 私は男性なので、この女子の一貫校の有り様と言うのは全然知りません。 これも、やはりグロテスク、の一言ですね。 その、社会も、人間関係も、人間もグロテスクな中で展開される人間模様。 それが基本的に一人称で語られる風に展開するストーリーは、引き込まれます。 しかもその語る一人称が変わったとき、それまでの話が別の視点から語られ、 変わってしまっている。 この違い。人生と言うものは、自分だけではなく、多くの人が主役で、みな それぞれにこの短い邂逅をそれぞれの視線で見て、感じて生きているんだなぁ。 人間の人生とは、かくも多彩で、このようにそれぞれが主人公で生きている。 グロテスクだと思っていたことが、これが人間の人間らしい、生き方なのかと。 そして、人の生活と考え方、見方、をこうして垣間見ることの面白さ。 これからの展開がどうなるか楽しみです。 既にはじめの方で、主要人物の人生の結末は、現在からふり返って語られて いますから、分かっているようなもんですが、はてそれがどんな手法で展開 するのか、とても楽しみで、下を手に取ることにしましょう。 | ||||
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