斜め屋敷の犯罪

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

斜め屋敷の犯罪の評価:

3.73/5点 レビュー 111件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.73pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全249件 101〜120 6/13ページ
No.149
(5pt)

目の前にそれは横たわっているのに、読者にはわからない

この犯罪計画の中核をなすトリックには真に驚くべきことが2つある。

ひとつは、「斜めに傾いた屋敷」という舞台そのものが巨大な殺人装置であるにもかかわらず、読者にはそれがわからないということ。それは隠されてさえいない。巨大な建築物として目の前に堂々と、あるがままに横たわっている。なのに、どうやって被害者が死んだのか、読者には皆目見当がつかない。

ふたつめは、それほど難解な謎であるのにもかかわらず、ただ一言の解答、ただ一筋の光明、ただひとつのアイデアが与えられさえすれば、たちまち誰にでも何が起きたのかが理解可能であるということ。

この二重の奇跡のようなトリックの構造に感動できるなら、動機が何かなんてことは瑣末なことだと思える。これは、そういう読者のための作品だ。
斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫)より
4334708706
No.148
(5pt)

目の前にそれは横たわっているのに、読者にはわからない

この犯罪計画の中核をなすトリックには真に驚くべきことが2つある。

ひとつは、「斜めに傾いた屋敷」という舞台そのものが巨大な殺人装置であるにもかかわらず、読者にはそれがわからないということ。それは隠されてさえいない。巨大な建築物として目の前に堂々と、あるがままに横たわっている。なのに、どうやって被害者が死んだのか、読者には皆目見当がつかない。

ふたつめは、それほど難解な謎であるのにもかかわらず、ただ一言の解答、ただ一筋の光明、ただひとつのアイデアが与えられさえすれば、たちまち誰にでも何が起きたのかが理解可能であるということ。

この二重の奇跡のようなトリックの構造に感動できるなら、動機が何かなんてことは瑣末なことだと思える。これは、そういう読者のための作品だ。
斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4061851896
No.147
(5pt)

目の前にそれは横たわっているのに、読者にはわからない

この犯罪計画の中核をなすトリックには真に驚くべきことが2つある。

ひとつは、「斜めに傾いた屋敷」という舞台そのものが巨大な殺人装置であるにもかかわらず、読者にはそれがわからないということ。それは隠されてさえいない。巨大な建築物として目の前に堂々と、あるがままに横たわっている。なのに、どうやって被害者が死んだのか、読者には皆目見当がつかない。

ふたつめは、それほど難解な謎であるのにもかかわらず、ただ一言の解答、ただ一筋の光明、ただひとつのアイデアが与えられさえすれば、たちまち誰にでも何が起きたのかが理解可能であるということ。

この二重の奇跡のようなトリックの構造に感動できるなら、動機が何かなんてことは瑣末なことだと思える。これは、そういう読者のための作品だ。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.146
(3pt)

いまひとつ盛り上がりに欠ける

まず第一印象として、非常に平板に感じました。

連続殺人ものの場合、何か見立てにより殺されていったり、犯人とおぼしき人や手掛かりを持ってそうな人が次々と死んでいったり、逆に特定の環境に閉じこめられている人たちが、無差別に全員殺されるかのような勢いで事件が起こったりと、とにかくクライマックスへ向かって盛り上がっていくようになっていると思うのですが、この話はそうではありません。

何か散発的に事件が起こっていきます。もちろん、誰が何故どうやって、という部分に興味を持っていこうとしてはいるのですが、ミスリードを含むリード自体が希薄なので、もの凄く平板に感じてしまいます。

また探偵役の御手洗が登場するのが、かなり後のほうなので、感情移入がほとんど出来ません。つまり相当うしろの方までは、主人公不在という感じになってしまっています。

そして気になったのが「図」です。

屋敷や殺害現場の説明図が割とあるのですが、何か「小説なのに図で説明するの?」という感覚におそわれます。一般の娯楽小説なわけですから、普通の人が文章を読んで想像しがたいような設定や状況には疑問が残ります。

本格や新本格のジャンルは、設定やトリックに漫画みたいなものが多いので、それはいいとしても、犯人の動機に関する伏線が余りに希薄だと思いました(ないわけではないのですが……)。動機自体には納得がいったので残念です。

ただ登場人物たちの描写に関しては、ややステレオタイプにも感じますが、しっかりしているものが多く、ドラマにするならあの俳優さんかな、みたいなイメージは容易に出来ました。
斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫)より
4334708706
No.145
(3pt)

いまひとつ盛り上がりに欠ける

まず第一印象として、非常に平板に感じました。

連続殺人ものの場合、何か見立てにより殺されていったり、犯人とおぼしき人や手掛かりを持ってそうな人が次々と死んでいったり、逆に特定の環境に閉じこめられている人たちが、無差別に全員殺されるかのような勢いで事件が起こったりと、とにかくクライマックスへ向かって盛り上がっていくようになっていると思うのですが、この話はそうではありません。

何か散発的に事件が起こっていきます。もちろん、誰が何故どうやって、という部分に興味を持っていこうとしてはいるのですが、ミスリードを含むリード自体が希薄なので、もの凄く平板に感じてしまいます。

また探偵役の御手洗が登場するのが、かなり後のほうなので、感情移入がほとんど出来ません。つまり相当うしろの方までは、主人公不在という感じになってしまっています。

そして気になったのが「図」です。

屋敷や殺害現場の説明図が割とあるのですが、何か「小説なのに図で説明するの?」という感覚におそわれます。一般の娯楽小説なわけですから、普通の人が文章を読んで想像しがたいような設定や状況には疑問が残ります。

本格や新本格のジャンルは、設定やトリックに漫画みたいなものが多いので、それはいいとしても、犯人の動機に関する伏線が余りに希薄だと思いました(ないわけではないのですが……)。動機自体には納得がいったので残念です。

ただ登場人物たちの描写に関しては、ややステレオタイプにも感じますが、しっかりしているものが多く、ドラマにするならあの俳優さんかな、みたいなイメージは容易に出来ました。
斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4061851896
No.144
(3pt)

いまひとつ盛り上がりに欠ける

まず第一印象として、非常に平板に感じました。

連続殺人ものの場合、何か見立てにより殺されていったり、犯人とおぼしき人や手掛かりを持ってそうな人が次々と死んでいったり、逆に特定の環境に閉じこめられている人たちが、無差別に全員殺されるかのような勢いで事件が起こったりと、とにかくクライマックスへ向かって盛り上がっていくようになっていると思うのですが、この話はそうではありません。

何か散発的に事件が起こっていきます。もちろん、誰が何故どうやって、という部分に興味を持っていこうとしてはいるのですが、ミスリードを含むリード自体が希薄なので、もの凄く平板に感じてしまいます。

また探偵役の御手洗が登場するのが、かなり後のほうなので、感情移入がほとんど出来ません。つまり相当うしろの方までは、主人公不在という感じになってしまっています。

そして気になったのが「図」です。

屋敷や殺害現場の説明図が割とあるのですが、何か「小説なのに図で説明するの?」という感覚におそわれます。一般の娯楽小説なわけですから、普通の人が文章を読んで想像しがたいような設定や状況には疑問が残ります。

本格や新本格のジャンルは、設定やトリックに漫画みたいなものが多いので、それはいいとしても、犯人の動機に関する伏線が余りに希薄だと思いました(ないわけではないのですが……)。動機自体には納得がいったので残念です。

ただ登場人物たちの描写に関しては、ややステレオタイプにも感じますが、しっかりしているものが多く、ドラマにするならあの俳優さんかな、みたいなイメージは容易に出来ました。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.143
(2pt)

リアリティがなさすぎる

キャラ設定や会話、表現力は素晴らしいし楽しめますが
リアリティにかけ過ぎで、漫画を読んでいるみたいでした。
斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫)より
4334708706
No.142
(2pt)

リアリティがなさすぎる

キャラ設定や会話、表現力は素晴らしいし楽しめますが
リアリティにかけ過ぎで、漫画を読んでいるみたいでした。
斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4061851896
No.141
(2pt)

リアリティがなさすぎる

キャラ設定や会話、表現力は素晴らしいし楽しめますが
リアリティにかけ過ぎで、漫画を読んでいるみたいでした。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.140
(5pt)

作者フルスイングの大勝負

これは確かに賛否両論別れますよね。
「そのトリックはあかんやろ!」と、発売当時に怒り狂った人がいたのも頷けます。
でも面白い。
奇妙な館の中で、何かが起こる雰囲気だけで読ませる筆力がある。

トリックは突き詰めれば、たったひと言で説明できるような一発物です。
読者がこれを面白い!と思えないならそこまでの、ある意味とても潔い思い切ったトリック。
けれどその一発トリックの為に、島田氏は綿密にあらゆる伏線を張っている。
ぼーっと読んでいた人にとってはピンと来ないトリックかも知れませんが、自分で犯人を探しつつじっくり読み込む探偵読者にとって、トリックが解った瞬間の、あの全てが繋がっていく爽快感がこれほど味わえる作品も珍しい。
何気なくあったあらゆる描写やアイテムが、全部このトリックを象徴していたのだと気付いた時には鳥肌が立ちました。
斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫)より
4334708706
No.139
(5pt)

作者フルスイングの大勝負

これは確かに賛否両論別れますよね。
「そのトリックはあかんやろ!」と、発売当時に怒り狂った人がいたのも頷けます。
でも面白い。
奇妙な館の中で、何かが起こる雰囲気だけで読ませる筆力がある。

トリックは突き詰めれば、たったひと言で説明できるような一発物です。
読者がこれを面白い!と思えないならそこまでの、ある意味とても潔い思い切ったトリック。
けれどその一発トリックの為に、島田氏は綿密にあらゆる伏線を張っている。
ぼーっと読んでいた人にとってはピンと来ないトリックかも知れませんが、自分で犯人を探しつつじっくり読み込む探偵読者にとって、トリックが解った瞬間の、あの全てが繋がっていく爽快感がこれほど味わえる作品も珍しい。
何気なくあったあらゆる描写やアイテムが、全部このトリックを象徴していたのだと気付いた時には鳥肌が立ちました。
斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4061851896
No.138
(5pt)

作者フルスイングの大勝負

これは確かに賛否両論別れますよね。
「そのトリックはあかんやろ!」と、発売当時に怒り狂った人がいたのも頷けます。
でも面白い。
奇妙な館の中で、何かが起こる雰囲気だけで読ませる筆力がある。

トリックは突き詰めれば、たったひと言で説明できるような一発物です。
読者がこれを面白い!と思えないならそこまでの、ある意味とても潔い思い切ったトリック。
けれどその一発トリックの為に、島田氏は綿密にあらゆる伏線を張っている。
ぼーっと読んでいた人にとってはピンと来ないトリックかも知れませんが、自分で犯人を探しつつじっくり読み込む探偵読者にとって、トリックが解った瞬間の、あの全てが繋がっていく爽快感がこれほど味わえる作品も珍しい。
何気なくあったあらゆる描写やアイテムが、全部このトリックを象徴していたのだと気付いた時には鳥肌が立ちました。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.137
(5pt)

おもしろい

トリックがちょっと強引だと思ったが、それはともかく、登場人物たちのギャグっぽいやり取りが面白かった。
斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫)より
4334708706
No.136
(5pt)

おもしろい

トリックがちょっと強引だと思ったが、それはともかく、登場人物たちのギャグっぽいやり取りが面白かった。
斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4061851896
No.135
(5pt)

おもしろい

トリックがちょっと強引だと思ったが、それはともかく、登場人物たちのギャグっぽいやり取りが面白かった。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.134
(5pt)

館ものバカミスの先がけではないでしょうか

とにかくこんな設定の屋敷があるか!と思うほどの壮大でバカバカしい大仕掛けトリックが素晴らしい作品。 占星術殺人事件とは全くベクトルの違う本格路線です。 また、本作は後の新本格派の作家陣に多大な影響を与えた作品として歴史的価値のある作品と言えよう。 当時は全く売れなかったらしいが、確かに早過ぎた作品だと言えます。
改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4062932652
No.133
(5pt)

館ものバカミスの先がけではないでしょうか

とにかくこんな設定の屋敷があるか!と思うほどの壮大でバカバカしい大仕掛けトリックが素晴らしい作品。
占星術殺人事件とは全くベクトルの違う本格路線です。また、本作は後の新本格派の作家陣に多大な影響を与えた作品として歴史的価値のある作品と言えよう。
当時は全く売れなかったらしいが、確かに早過ぎた作品だと言えます。
斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 (講談社ノベルス)より
4061825844
No.132
(2pt)

それをいっちゃあおしまいよ、なんだが

元々「本格推理」というのは、人間の描き方としてリアリティがある必要はないとか、トリックのためのトリックというところがあるので、それをいっちゃあおしまいなんだが、殺人を犯すためだけにここまで準備する必要があるのか?そもそも物理的にも被害者が寝返りうってたりしたら必ずしもうまくいかないし、という突っ込みどころが多すぎる。そういう荒唐無稽なところも含めて「本格推理」はつきつめるとこうなる、という議論もあるかもしれないのだが。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.131
(2pt)

それをいっちゃあおしまいよ、なんだが

元々「本格推理」というのは、人間の描き方としてリアリティがある必要はないとか、トリックのためのトリックというところがあるので、それをいっちゃあおしまいなんだが、殺人を犯すためだけにここまで準備する必要があるのか?そもそも物理的にも被害者が寝返りうってたりしたら必ずしもうまくいかないし、という突っ込みどころが多すぎる。そういう荒唐無稽なところも含めて「本格推理」はつきつめるとこうなる、という議論もあるかもしれないのだが。
斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (光文社文庫)より
4334708706
No.130
(2pt)

それをいっちゃあおしまいよ、なんだが

元々「本格推理」というのは、人間の描き方としてリアリティがある必要はないとか、トリックのためのトリックというところがあるので、それをいっちゃあおしまいなんだが、殺人を犯すためだけにここまで準備する必要があるのか?そもそも物理的にも被害者が寝返りうってたりしたら必ずしもうまくいかないし、という突っ込みどころが多すぎる。そういう荒唐無稽なところも含めて「本格推理」はつきつめるとこうなる、という議論もあるかもしれないのだが。
斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4061851896