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四日間の奇蹟



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【この小説が収録されている参考書籍】
四日間の奇蹟
四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

四日間の奇蹟の評価: 3.38/5点 レビュー 205件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全205件 161~180 9/11ページ
No.45:
(4pt)

初のレビューです(ご容赦を)

 これから、読む人のために、なるべく「ネタばれ」になることは、書きません(^^) 私は、この本の文体がかもし出す正統派の雰囲気が気に入り、読んでみることにしました。冒頭では、動きが見られず、自然に読むスピードも遅くなりました。ですが、後半の落雷のシーンから、どんどん読むペースは早くなり、最後には、『ある人』の残された時間にシンクロするかのように、速く!速く!読まなくちゃと夜遅くまで読み続けました。登場人物に感情移入してしまう、作品に出会うことは、めったにありません。私は、この作品に出会えてよかったと思います。
四日間の奇蹟Amazon書評・レビュー:四日間の奇蹟より
4796630597
No.44:
(4pt)

ちょっと奇蹟が過ぎるかな

面白いです。著者のデビュー作ですが、最後まで飽きずに読ませる力を持っています。ただ、「このミス」大賞の選考基準を踏まえた上で一言言わせていただければ、後半、特にオチに近づくと冗漫になる点がやはり気になります。青年には、他人の体を借りるのではなく、今の自分を出発点にした演奏をして欲しかったなぁ・・・最後の日の引っ張り方も、ちょっともたついた気がします。しかし全体に流れる空気は軽やかで、気持ちよく読み進めます。何気ないセリフに心を打たれることもありました。雰囲気の作り方が上手な作家さんですね。次回作にも期待しています。
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No.43:
(3pt)

ある意味不思議な本

ミステリというよりファンタジーとして読まないと空振りもあるかと思う。しかし、それより不思議なのは物語の流れ自体より文章のみを読んでゆく方が私にとっては重要で楽しかったことである。肝心な物事(クライマックス)が起こる前までの記述が長く普通ならそこでもたつくものだが、この本の不思議さはテーマとなっている事件の起こる前までの記述の方が楽しめて、事が起こってしまうと急に面白くなくなってくること。むしろ事件が起こってからはページがすすまなくなる。ジャンルのくくりや事件よりもこの作家自体の読ませる筆力がモチーフを凌いでいる。つまりSFとしてもファンタジーとしてもありがちで先の読める内容なのであるがそれはどうでもよく、耳障りの良いメロディのように文章が流れてゆくのを愉しむ感じで読めた。ファンタジー、ミステリ、SFなどのくくりの完成度を無視してこの本を推したかった「このミス」の気持ちはよく分かる。アイデア勝負の作家ではないのでライトノベルの文章ではあるが純文学向きなのではと思う。
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No.42:
(5pt)

いい本に巡り会えました

まさに奇蹟ですね。導入部からどんどん物語に引き込まれ、気がついたときにはどっぷり浸かっていました。でも脳の機能の説明についてはすごい科学的なのにあまりにも非科学的な現象が起こってしまったことは今までの話は何だったんだろう?とちょっと疑問に思ってしまう。それでも結局話の持っていきかたの巧さ、登場人物の魅力ですぐにこれもありかなって思えてしまうところがすごいところです。ラストは電車の中で読んでてもうるうるときちゃいますね。すがすがしい気分になれる、いい本に巡り会えました。
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No.41:
(4pt)

ここ何年かで私のベスト1

 とても感動しました。そして登場人物の感情の移り変わりをとてもリアルに感じることができました。私は皆さんの言っている類似作品は読んだことがないのでそれについては何とも言えませんが、純粋に1小説として読んで最高でした。ただ一つ私は真里子さんにすごく感情移入してしまったので、読み終わった時やはり少し切なさの様なものを感じてしまいそれが不満で星一つ減らしてしまいました(笑)。 これが新人の方の作品ということでさらに驚きを感じてしまうのですが、とにかく未読の方ぜひ読んで下さい。わたしは一人でも多くこの話を読んでもらいたくて初レビューしてしまいました。
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No.40:
(5pt)

純粋な心

 優しい物語だった。 知能障害を持つ少女、その少女を救うため強盗事件にまきこまれ指を失ったピアニスト、誰よりも家族を欲していたのに子供が産めないという理由ですべてを失った看護婦。 暗い過去を持っている登場人物が多いのに、出てくる登場人物全員に悪意が感じられなかった。その辺りが私がこの本が好きな理由だ。個人的には千織と敬輔のやり取りに心がなごんだ。 他にもピアノ演奏のシーンでは文章から躍動感が感じられ読んでいてその演奏を聴いているように感じた。 奇蹟そのものも良かったが私は奇蹟前夜の千織、敬輔、真理子三人のやり取りが一番印象に残った。 真理子が千織に対して「何かなりたいものはある?」とたずねたのに対して千織が「敬パパの指になりたいと」答えたシーンが個人的には一番好きだ。 とにかく優しい物語だった。
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No.39:
(5pt)

みなさん書いているように

確かにミステリーではないし、どこかで読んだようなストーリーではあるのだけれど、私の場合、夜11時から読み始めて次の日のことを考えずに朝3時半に読み終わったことでわかるように小説としてのおもしろさは十分に水準を超えており、文庫で買うのなら値段以上の満足を得られることは保証できる。泣けるかどうかは人によるだろうけれど。私の場合、軽くうるうる(←かなりの健闘)ってところでした。映画の原作にはもってこいって感じなのですが、誰か映画化してくれないものでしょうか。
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No.38:
(4pt)

「かぶり」を許せれば

 前半からかなり読み手を引き込む展開と文章力がある。ミステリというか人間ドラマに近い感じか。某有名作品との「かぶり」をさらっと流すことが出来れば楽しめる作品だと思う。「かぶり」なしの次作にも期待。
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No.37:
(3pt)

どんな奇蹟か予想しながら読みますよね☆

キャッチコピーにも惹かれますし、確かに期待して読み始めます。音楽家族で育つ主人公“卯月啓輔”有名なピアニストに待ち受ける悲劇。しかし、少女“楠本千織”のピアノ演奏から始まるストーリー。読み進むにしたがって、二人の会話や行動に惹かれて行きました。浅倉さんの文章力も、認めざるを得ないと思います。慰問で訪れたセンターの人達との出会いが、ものすごく素敵です。特に岩村真理子と長谷川未来の存在は、欠かせない気がします。突然訪れる259頁から始まる“奇蹟”・・・ここで脚本の弱点が露呈されます。評価は誰が読んでも50%以上、低くなってしまうと思います。もったいな過ぎる、評価が分かれる以前の問題だと考えてしまいます。千織の変化と奇蹟をつなげて、展開される物語を期待してしまうのは、私だけでしょうか?非常に残念です☆
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No.36:
(2pt)

期待しすぎた・・・

感動のベストセラー。山積みの本。この2つにつられて買ってしまいました。まず、私は泣けませんでしたし、あまり感動もなかったような…。期待しすぎていたために残念です。ただし、話は面白かったと思います。中盤までは読むペースも上がりませんでしたが、中盤以降は話の急展開に物語に引き込まれました。期待しすぎなければ、それなりに面白いのではないかと…。
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No.35:
(5pt)

最高でした。

四日間の奇蹟最高でした。次に何が起こるのかが、楽しみで一気に読んでしまいました。全体として,文章が荒いと言うか未だ洗練されてない印象を受けましたが,ストーリーが完全にそれをカバーしたように思います。なにも先入観を持たないで、何が起こるか期待しながら呼んでほしい作品です。次回作もとっても楽しみです。
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No.34:
(2pt)

まだ読み終わっていないんですけど・・・

いまひとつ文章が洗練されていないというか、例えば、「思しき」とか「XXのそれ」などという言い回しが多すぎて目障りです。本の内容以前に文体が気になっちゃって物語に入っていけないです。まぁ、こういうのは合う合わないの問題かも知れないけど。
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No.33:
(5pt)

久々にグッときた作品

なんとなく題名が目に入ったので買ってみた作品。このミステリーがすごい!の大賞を受賞した作品と書かれていたが、あんまり詳しいことはわからずに読みました。読み始めて数分で、自分でもビックリするほどあっさりと物語に引き込まれていきました。序盤はゆったりとした、それでいて綺麗で違和感の無い描写に見せられ、後半にかけては一気に物語が進行を開始します。その引き込まれる様は心地よい感じさえ抱かされました。後半からの展開はミステリーというより、ファンタジーというのが正しいのかもしれません。しかし、人の脳の不思議や、死の概念についてなどあえて世の中の「不思議」に挑戦したのはとても面白かったです。読んで損は無い作品だと思います。
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No.32:
(4pt)

自分は何のために生きているのかを考えさせられる作品

フィクションであると知らずに読めば、途中まで「普通に考えては起こりえない事」が起こるのにもかかわらずノンフィクションであるかのように錯覚してしまいそうな作品です。それは作者の文章力と伏線の数々によるもので、登場人物の設定や表情、仕草などが事細かに描かれており現実味を感じさせられたように思います。中盤から終盤にかけてのファンタジーな部分(四日間の奇蹟)は賛否両論あると思いますが私は素直に受け入れることができました。「このミステリーがすごい」大賞を受賞したという先入観なく読めばなかなかいい作品であると思いました。"500ページ"とやや分厚い本ですがストーリーの展開が刻々と変わっていったのであっという間に読めました。とにかくいろいろな意味で作者の事を"うまい"と感じさせられました。読んでみる価値ありです。
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No.31:
(4pt)

オススメファンタジー。

どうしてミステリー大賞?という話はおいといて、ファンタジーとして楽しく読めました。登場人物各々の設定、読者を引き込ませる構成、後半の『動』を際立たせるための『静』、よく作りこまれています。作品中に出てくるクラシック曲をすべて知っていれば、さらに楽しめたのかなぁと。泣かないけど、電車の中で読んでたけど、過剰な宣伝文句や先入観にとらわれなければ、損はしません。
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No.30:
(3pt)

あくまで新人

感涙と絶賛のこちらの本ですが、多くのレビューにあるように泣ける本ではない。感動を期待して読んだので残念だった。ただ私はここ最近、年を重ねることに涙もろくなるのか、クライマックスでは全く泣けなかったが、諸所でたまにほろりとしたこともあった。様々な登場人物が出てくるがその人々の自然の優しさが染みた。当然のようにされる敬輔の行動、千織の感情や、敬輔の父親の優しさがあまりにもさりげなくてじんとくる。そこは結構好きだったので三つ。だけど新人なのだから仕方ない、と思ってしまうところも多い。文は綺麗に感じたが、やはり未熟さは抜けない。次回はもっと練った話をこれからは期待したいところである。
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No.29:
(1pt)

ミステリーではなく文体が光るものあり

ミステリーとしては、軸となる仕掛けが古い更に、構成にも甘さがあり、読者を一気に読ませない作品しかし、文体には描写力が独自のものがある静かに流れるような文体で主題が変わればと期待させる
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No.28:
(2pt)

がっかり

ファンタジーと分類されるべき作å"ãªã‚"でã-ょうね。最後の感動ã‚'期å¾...ã-て一æ°-に読みまã-たが、å...¨ãæ„Ÿå‹•できなかった。ä»-のæ-¹ã®ãƒ¬ãƒ"ューã‚'読ã‚"でみると、僕の感性の鈍さだã'が原因ではないようでほっとã-まã-た。å†...容が難ã-いわã'ではないã'ど、æ-‡ç« ãŒã"なれていないのか、読みづらい部分が多ã€...あり。登å '人物はそれなりにみã‚"なé­...力的だったã'ど、如何せã‚"、ストーリーに目æ-°ã-さがなく、どã"かで読ã‚"だようなæ°-がするだã'で、感動とは程遠かった。なã‚"でã"の作å"ãŒå¤§è³žãªã®ã‹ï¼Ÿã™ã£ã"くç-'問で、読み終わってがっかりã-てã-まいまã-た。
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No.27:
(3pt)

この本のテーマは?

この本のテーマはなんなのだろう?と考えましたがイマイチ理解できませんでした。本作は、物語の構成などの技術的な面はすばらしいし、一気に読者に読ませる魅力などはありますが、読後感が「う~ん・・・」と言う感じでした。ファンタジーなので仕方がないのでしょうか?障害を持った少女、指を失ったピアニスト・・・・と役者ぞろいなのに、現象ばかりが壮大すぎて、心理的な描写が非弱で、ちょっと勿体ない気がします・・・・。ただ、食事もトイレも我慢して一気に読んでしまったので、かなり読みごたえのある作品です。
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No.26:
(5pt)

泣けなかったけど、いい話です。

幸いにもほとんど先入観を持たずに読んだのでかなり面白かったです。序盤はこの話いったいどういう展開していくのかさっぱり先が読めなかったのですが、中盤から一気に違う小説かと思わされるぐらいの急展開。そこからは本当にあっという間に読み終わりました。序盤の静かな雰囲気のまま話が進むと思いながら読んでいたのであまりの違う雰囲気に少し戸惑いながらも、これもありかなといった感じです。最後の展開は予想通りといったところですが。想像していたのと全く違う小説であることは間違いありません。ミステリーというくくりは確かにどうかと思います。どう考えてもミステリーではなくファンタジーなのにミステリー大賞となるとそれを期待して読む読者からすると中身がいくら良くても大いなる期待はずれとなってしまいます。せっかくのいい小説がもったいない気がしました。中身についての批判ではなく、これはミステリーではないとか帯があおりすぎとか、宣伝仕方ひとつで評価にも左右されると感じ、つくづく先入観なしに読んで良かったと思いました。これから読まれる方はあまり先入観に捉われずニュートラルな心で読まれることをお勧めします。この小説がミステリー大賞をとってることが一番のミステリーかも
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4796630597

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