ビザール・ラヴ・トライアングル



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初公開日(参考)2007年05月
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長編小説

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ビザール・ラヴ・トライアングル

2007年05月31日 ビザール・ラヴ・トライアングル

娘と二人だけの日々を過ごす「僕」のもとに残された、母親の思いを静かに綴る表題作、幼い頃の記憶を確かめる真夏の出会いを描いた「向日葵の迷路」など、精緻な筆致で喪失と再生を描く全五篇。 (「BOOK」データベースより)




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No.4:
(5pt)

とりわけ『向日葵の迷路』

浅倉卓弥の作品は、読み始めは現実世界の話だと思わせておいて、いきなりSF化してしまうという設定が大変多数を占める。 ここで取り上げた5作品の中で、SFでないと言えるのは、表題作の『ビザール・ラヴ・トライアングル』だけ。 浅倉氏のSF作品は、文章から光景が想像しづらいので、僕的には表題作が最も素直に頭に入ってきた。 ただ、例外的に『向日葵の迷路』は素晴らしすぎだった。一人称の女性は 落ちこぼれた? 画学生だが、この作品そのものがルナティックな向日葵のイエローで描かれた 眩しい油絵だ。あまりの見事さに感動し、2度続けて読んでしまった。 この作品から飛び出してくる向日葵の原色は、仮にこの作品が映画化されたり、この作品をモチーフに油絵が描かれたとしても、文章以上の色彩は表現しきれないと思う。
ビザール・ラヴ・トライアングルAmazon書評・レビュー:ビザール・ラヴ・トライアングルより
4163260501
No.3:
(3pt)

残された私たちがすべきこと

死者がこの世に残していった深い想いを感じ取ったり、
失った人への想いを抱えて生きていく人々を描く死にまつわる短編集です。
ホラーっぽいものもあれば、ハートウォーミングなものまで
一言で「死」と言っても様々な切り口の話がそろってます。

失ってしまった人の記憶やその人への想いは
時間が薄めてくれるものなのでしょうか。
けど、だからといって消滅させてしまえば楽でいいというわけでもなく、
いつまでも大切に大切にしていかなければならないもの。
そして、決して自分の一方的な想いだけでなく、
その人がどんな想いで、何を残して逝ってしまったのかも考える優しさも必要。
そんなことにふっと気付かせてくれます。

表題作の「ビザール・ラヴ・トライアングル」にこんな文章がありました。
「生きている者にはどれほど逃れたくても明日が襲ってくる。」
何があっても、そして何もなくても私たちは悲しみを乗り越えて生きていかねばならない。
それだけは事実です。
どう生きるかは自分にかかってるんですね。

浅倉卓弥さんの本は正直言っていつも退屈です。
のめり込ませてくれるような面白さはない。
けど繊細で、美しい文章を書く人でだからつい手にしてしまいます。
ビザール・ラヴ・トライアングルAmazon書評・レビュー:ビザール・ラヴ・トライアングルより
4163260501
No.2:
(5pt)

文豪の片鱗が・・・

ホラーあり、ファンタジーあり、SFありの短編集なのですが、どこか既視感のある内容になっています。でも文章がすごく巧いです。こういう言い方は高いところから見た言い方みたいなので本意では無いのですが、言葉を丁寧に選んで感情や情景を表現しているところが文豪の片鱗を窺わせます。太宰も川端もそんなに読んではいないのですが、昭和の大作家が平成の世に現れたら、きっとこんな文章を書いていたのではないかと思いました。
ただ、前述した通り物語としては新味があまり無いので、意外性を重視する方は控えられたほうが良いのかも知れません。文章を味わいたい方には良書だと思います。
ビザール・ラヴ・トライアングルAmazon書評・レビュー:ビザール・ラヴ・トライアングルより
4163260501
No.1:
(4pt)

嫌いじゃないけれど

ジャンルは・・そうだなぁ、“ちょっとミステリアスなハートフルストーリー”って感じかな?
んで、“ハートフル”な部分は文句なし。
だが、“ミステリアス”の部分は・・・
だって、わたしにもオチが読めてしまうんだもの(汗)
こういうストーリーで想像を絶する話の展開・・・ってのは無駄なんだろうけれど、もうちょっと意外性みたいなのがあるといいかなぁと。
ま、内容的にはまずまず・・かしらん?
ビザール・ラヴ・トライアングルAmazon書評・レビュー:ビザール・ラヴ・トライアングルより
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