北緯四十三度の神話
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ある姉妹を軸に話が進んでいくのですが、お互いに抱えたトラウマはそう目新しいものではありませんが、読ませる力はさすがです。 中々重い雰囲気で話は進んでいくのですが、読後感はとてもさわやかです。 とにかく読者を驚かせるだけのミステリーとは一線をかくします。 長さも2時間もあれば読めると思いますので、まだ浅倉作品に触れたことがない方是非。 | ||||
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姉と妹、イコール女と女の葛藤と雪解けの描写がうまく描かれていた。 | ||||
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ホロッとする良い話ではあるけど、何でもかんでも繋がっていて都合よすぎて三文芝居を見せられている気がしてしまうことが数回あった。 和貴子のラジオDJのプロ意識の低さに少し凹んだ。何度も失敗を繰り返すぬるさは校内放送レベルである。まあそんな彼女だからこそ、お姉さんとの関係が変にこじれてしまったと思えば納得できるが...う〜ん、やっぱちょっとひっかかるな。 まあでも「ラジオDJ」というキーワードにひっかかる読者なら楽しめると思います。いろいろ書きましたが僕も楽しみました。 | ||||
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この作品は面白いという範疇の小説でないが、人生というもの、人間存在の本質をより深く知りたいと思う人なら決して読んで損はない。 孤児になった二人だけの姉妹。とても愛し合い、お互い頼りにしていた。それなのに、仲違いしてしまう。仲たがいは深刻で、簡単に元に戻るものではない。作者は二人の心のあやを丁寧に解きほぐしてゆく。そこに人間というもの、生きて行くことの困難さが、圧縮して示される。悩みに悩み、努力を重ねた末、ついに思いがけない救済と解決が訪れる。ラストはこの本の帯に書かれているように清冽な感動が待っている。 物語の途中にも何か所か感動的な場面がある。亡くなった両親のために二人で遠くの公園に行って赤い風船を飛ばすところや、同じ公園で、飛行機事故で亡くなった恋人のために、模型飛行機を飛ばすところなど。 この世で生きて行くためには、生きて行けるだけの資力を稼がなければならない。二人はそれぞれの特質を生かして勉強もし、有意義な職業と地位を得た。しかし、それだけでは十分でなかった。生きて行くには、更に愛がなければならない。作者は、そのことをそれとなく主張している。読後感は暖かくさわやかである。 | ||||
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姉と妹、過去に両親と妹の最愛の人を亡くした二人の心情、性格など非常に細かく表現しており、女性の著者かなと思っていたら、男性が描いていることを知り驚いた。ラジオ局に勤める妹の軽快な番組の中に、妹の普段思っている気持ちや視聴者からの相談を受けての本音など、うまくストーリをつなげていた。ただ、読んでいてドキドキするところがなくちょっと物足りなかった。 | ||||
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