(短編集)

シンデレラ・ティース



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シンデレラ・ティース (光文社文庫)

2009年04月09日 シンデレラ・ティース (光文社文庫)

大学二年の夏、サキは母親の計略に引っかかり、大っ嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになってしまう。個性豊かで、患者に対し優しく接するクリニックのスタッフに次第にとけ込んでいくサキだったが、クリニックに持ち込まれるのは、虫歯だけではなく、患者さんの心に隠された大事な秘密もあって…。サキの忘れられない夏が始まった。 (「BOOK」データベースより)




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シンデレラ・ティースの総合評価:7.46/10点レビュー 35件。Bランク


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(7pt)

シンデレラ・ティースの感想

歯医者さんミステリ。
お仕事系・日常の謎作品が得意な著者作品は読んでいて心が温まります。

物語は、過去のトラウマで歯医者が大嫌いな女子大生が、親戚が務める歯医者で受付のアルバイトをする事になってしまった話。お仕事ミステリとして巧いのは、知識のない読者と主人公を合わせている所にあります。歯医者さんには医者と受付の他に、どんな人がお仕事しているのか?アルバイトとして入った主人公目線で現場が見えるのが面白い。そして登場人物達が基本優しく、とても雰囲気がよい職場なので読んでいて癒されます。

ミステリとしては訪れる患者さんの行動・心理を紐解いていく感じです。カウンセリングに近いかもしれません。行動や発言などから、患者の悩みや状況を察してケアするような感じです。
読んでいて嫌な気持ちにならないミステリというのは万人に薦めやすい。この路線の著者の作品はどんんどん読んでみようと思います。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.34:
(4pt)

歯科クリニックの受付は楽しい

歯科クリニックの仕事が少し垣間見ることができました。人とのやり取り、性格などとても楽しく読みした。
シンデレラ・ティース (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シンデレラ・ティース (光文社文庫)より
4334745717
No.33:
(4pt)

歯医者さん恐怖症の心理を、よく描いている

主人公(ヒロイン)自身がデンタルフォビア(歯科恐怖症患者)で、その心理を描いて秀逸な本である。
私も幼時から重症のデンタルフォビアであり、酷い虫歯持ちだった。 その私を救ってくれたのは、社会人になって巡り合った名歯科医のA先生で、『30年はもたせてあげる』と、あちこち治療と補綴をしてもらった。

以降、本当に30年はメンテナンス以外の通院だけで、歯科受診の恐怖と縁が切れていたが、A先生が高齢で廃業してから已む無く受診した近所の歯科クリニックが、院長も歯科衛生士も外注歯科技工所も3拍子揃って技術がなく、不親切かつ乱暴なクリニックで酷い目(殆ど拷問)に遭い、青少年時代のデンタルフォビアが再発してしまった(その後、評判を調べて「普通」のクリニックに鞍替えしたので現在は小康状態)。

多くの歯科クリニック・歯科医は、デンタルフォビアを軽視し過ぎていると思う。
この本は、デンタルフォビアに焦点を当てたところに見所がある。

推理小説としては、デンタルフォビアのほかに幻臭や難聴を扱っている。
裏方である歯科技工(士)についても、光を当てている。

ただ、肝心の歯科治療そのものについてはごく表面的で、歯学の基本的知識も、歯科治療の実務的知識も、殆ど得られない。  たとえば、デンタルフォビアにとって最も恐ろしい、歯を削る「アレ」のことを工作の世界ではリューターと言うが、歯医者さんはなぜかタービンという。そのことも書かれていない。

ライトノヴェルとしてはそんなものかも知れないが、歯科を題材にした小説なのだから、あと2歩くらい踏み込んでいただきたかった。
シンデレラ・ティース (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シンデレラ・ティース (光文社文庫)より
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No.32:
(5pt)

面白かった

一気に読んでしまった。姉妹編にあたる物語もあるようなので、読んでみたい。
シンデレラ・ティース (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シンデレラ・ティース (光文社文庫)より
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No.31:
(3pt)

坂木司のお家芸の日常の謎とき

普段から何気なくある他人に対しての疑問に敢えて踏み込んで謎解きをしていく坂木司お得意のミステリー。
読みやすく、流れるような展開だったため、読むこと自体が作業になることもなく、最後まで一気に読むことができた。
読後感も、アンを先に読んだ自分からしてみれば、かなりいい方。
アンは、2作とも後半にバテて、読後感がよくなかったので、いい口直しになった。
ただ、取材して作りこんでいるのだとは思うが、仕事のために仕事の取材をして、仕事仕事で肝心な何かが欠けているような気がする。
シンデレラ・ティース (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シンデレラ・ティース (光文社文庫)より
4334745717
No.30:
(5pt)

歯医者さんのことを少し好きになるお話。

歯医者に行くのは私も好きじゃないですが、歯医者さんって本当にみんな患者さんのことを思って一生懸命なんだなぁ・・というのが伝わってきました。 少し恋愛要素もあって、女性なら特に好きな小説だと思います。 あと、このクリニックで働いているスタッフの人の個性が上手に描けていて、それもこの小説を盛り上げてくれます。 ミステリーもあり、笑いあり涙ありで、とても楽しめる作品です。 やはり、こういうプロフェッショナルな方々を描かせると、この作者の力量が際立ってとてもいいと思います。 これからもこういう作品を期待しています。 いろいろな仕事の知られていない裏側を見せてほしいです。
シンデレラ・ティース (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シンデレラ・ティース (光文社文庫)より
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