シンデレラ・ティース
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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歯医者さんミステリ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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歯科クリニックの仕事が少し垣間見ることができました。人とのやり取り、性格などとても楽しく読みした。 | ||||
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主人公(ヒロイン)自身がデンタルフォビア(歯科恐怖症患者)で、その心理を描いて秀逸な本である。 私も幼時から重症のデンタルフォビアであり、酷い虫歯持ちだった。 その私を救ってくれたのは、社会人になって巡り合った名歯科医のA先生で、『30年はもたせてあげる』と、あちこち治療と補綴をしてもらった。 以降、本当に30年はメンテナンス以外の通院だけで、歯科受診の恐怖と縁が切れていたが、A先生が高齢で廃業してから已む無く受診した近所の歯科クリニックが、院長も歯科衛生士も外注歯科技工所も3拍子揃って技術がなく、不親切かつ乱暴なクリニックで酷い目(殆ど拷問)に遭い、青少年時代のデンタルフォビアが再発してしまった(その後、評判を調べて「普通」のクリニックに鞍替えしたので現在は小康状態)。 多くの歯科クリニック・歯科医は、デンタルフォビアを軽視し過ぎていると思う。 この本は、デンタルフォビアに焦点を当てたところに見所がある。 推理小説としては、デンタルフォビアのほかに幻臭や難聴を扱っている。 裏方である歯科技工(士)についても、光を当てている。 ただ、肝心の歯科治療そのものについてはごく表面的で、歯学の基本的知識も、歯科治療の実務的知識も、殆ど得られない。 たとえば、デンタルフォビアにとって最も恐ろしい、歯を削る「アレ」のことを工作の世界ではリューターと言うが、歯医者さんはなぜかタービンという。そのことも書かれていない。 ライトノヴェルとしてはそんなものかも知れないが、歯科を題材にした小説なのだから、あと2歩くらい踏み込んでいただきたかった。 | ||||
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一気に読んでしまった。姉妹編にあたる物語もあるようなので、読んでみたい。 | ||||
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普段から何気なくある他人に対しての疑問に敢えて踏み込んで謎解きをしていく坂木司お得意のミステリー。 読みやすく、流れるような展開だったため、読むこと自体が作業になることもなく、最後まで一気に読むことができた。 読後感も、アンを先に読んだ自分からしてみれば、かなりいい方。 アンは、2作とも後半にバテて、読後感がよくなかったので、いい口直しになった。 ただ、取材して作りこんでいるのだとは思うが、仕事のために仕事の取材をして、仕事仕事で肝心な何かが欠けているような気がする。 | ||||
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歯医者に行くのは私も好きじゃないですが、歯医者さんって本当にみんな患者さんのことを思って一生懸命なんだなぁ・・というのが伝わってきました。 少し恋愛要素もあって、女性なら特に好きな小説だと思います。 あと、このクリニックで働いているスタッフの人の個性が上手に描けていて、それもこの小説を盛り上げてくれます。 ミステリーもあり、笑いあり涙ありで、とても楽しめる作品です。 やはり、こういうプロフェッショナルな方々を描かせると、この作者の力量が際立ってとてもいいと思います。 これからもこういう作品を期待しています。 いろいろな仕事の知られていない裏側を見せてほしいです。 | ||||
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