雪の夜話
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
雪の夜話の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
雪の夜話の総合評価:
7.11/10点 レビュー 18件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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其処で傷心のまま鬱々と日を過ごすうち、大雪の深夜、近くの公園に行って不思議な少女に出会う。彼女には、十七歳の受験勉強のころ、やはり大雪の深夜に一度だけ会って話したことがあった。彼女はその時の十五歳のままで少しも変わっていない。
二十五歳になった彼だが、大雪の降った深夜には必ず公園に行って彼女に会う。彼女から人間存在の真の意義を教えられ、様々な助言を受けるうち、彼は社会人としても家庭人としても立ち直る決心をする、一方、天界の門をくぐることを恐れ、霊的存在のまま地上でさ迷っていた少女も、彼との交友によって天上にゆく気力を与えられ、天界に上る決心をする。そして、彼女と彼は正月もまぢかに迫った大雪の夜、公園で盛大なお別れパーティを開く。
この大雪の深夜のお別れパーティの場面が、この物語中最大の圧巻で、とても美しく感動的でさえある。
彼女と彼はこの世では次元を異にする存在であっても、霊の世界では繋がっている。何時か一緒になることもできる。これは、肉体をともなわない霊と、肉体をともなった霊との、美しいラブストーリーである。
(注)雪の夜に起こった出来事がメインストーリーで、それまでの話はプロローグ、あとの話はエピローグである。この話を寓話ととると、何の寓話か分からない。寓話にはイソップ物語のように、教訓とか風刺とか寓するものがなければならない。夢か心象風景か体外離脱による超常体験か、いずれにしても、主人公の神秘的な実体験と考えるのがいちばん自然である。なお、神秘体験や霊界について疑いを持たれる方は、木内鶴彦著「生き方は星空がおしえてくれる」(サンマーク出版)を読んでみられるとよい。