追憶の雨の日々



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    初公開日(参考)2009年08月
    分類

    長編小説

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    追憶の雨の日々

    2009年08月07日 追憶の雨の日々

    不器用にしか愛せなかった、あの頃。そこにはただしっとりと冷たい雨が降り注いでいる。一面に沈んだ色彩の中に、僕は今もあの赤い傘を探している。幻の小品。 (「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (5pt)

    赤い傘が示すもの

    印象に残るのは赤い傘、包丁で野菜を刻む音、2人の間に流れる心地よい音楽でした。そして、喪失感、やるせなさ、切なさという様々な感情が読後を待ち受けています。
    また、作品の中に散りばめられたいくつもの素敵な例えも、漏らさずチェックしていただきたい良作です。
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    No.5:
    (5pt)

    まっとうな恋愛小説

    上司から紹介された風俗嬢を呼んだら、中学時代の同級生だった。その彼女との、短い同棲生活。心はきれいなままだった彼女は、彼に足りないものを補ってくれた。人と一緒にいることの喜びを与えた。しかし、彼女はある日突然消えた。どんな事情かは、明かさないままで。
    4日間の軌跡ほどではないが、この作品でも音楽が使われている。読んだ後、しんと悲しみが心にしみこむ物語だった。
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    No.4:
    (5pt)

    中編で初めての方にもおすすめ

    中編なので、あまり長くなく初めて読む方にもおすすめです。

    人生に疲れた時、ぜひ読んでいただきたいです。
    幸せとは何か?その答えの一つがここにあります。
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    No.3:
    (5pt)

    喪失感

    どことなく大崎善生さんの作品を匂わせる"喪失感"を描いた作品でした。
    主人公の男性は司法書士という職にありながら夢や目標が特に無い。
    作中では一言も発していないが「生活の為」に働いてる、といったところだろうか。

    彼のその無欲とも無気力とも取れるその感情に同調してしまった。
    30歳を手前にして恋人も、自分の家族も持っていない。
    まるで自分だけ時間が止まってしまっているかのような
    世間に置いてけぼりを食らってるかのような感覚。

    そんな時にふと訪れた転機。
    中学校の同級生・佳織との意外な出会い。
    そこから始まる二人の生活。

    色々な予想をかきたてたのだが、終ぞ佳織の秘密に関しては明かされず…。
    良い意味でも悪い意味でも期待を裏切られた。
    だが答えの無い結果というのも想像力を書きたてられて良いものだとも思った。

    こういった話の場合、メインの男女のみで話が進んでいく作品が多いが
    この作品では、お隣さん夫婦(と娘)、男の上司などが結構絡んできていて
    読み終わった後も印象に残る登場人物として描かれている。
    後半の吉野夫のエピソードなど、読んでいて微笑ましかったし
    吉野妻の気持ちを考えると旨が締め付けられるような気もした。
    "喪失感"を味わったのは決して主人公だけではなかった。
    それがよく伝わってきた。

    上司に対する印象も読み始めと読み終わりでは全く変わり
    彼が最後のほうに主人公に伝えた言葉は、人としてとても大切な事のように思えた。

    アラサーの独身男性には一度読んでみて欲しい。
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    No.2:
    (5pt)

    最高の幸せと、失うことの痛み

    タイトル通り、「一番幸せだった時期」の記憶を追いかける話。

    ふとしたきっかけから始まった幸せな生活。
    好きな人と一緒に住めること。好きな人の料理を毎日食べられること。
    夜寝るときも、朝起きた時も、好きな人が隣にいること。

    楽しくて、毎日があっという間に過ぎて、輝いていて。

    そんな時期は、失ってからこそ輝いていたことがわかるし、
    何より失ったことが痛い・・・

    幸せな時期の暖かさと、それを失うことの体をもぎとられるような感触。
    正直、泣くことさえ許されないくらいの「喪失感」と「痛み」を
    物語の中に入り込んで、はっきり感じられる作品です。

    あっという間に読んでしまった。そして自分の人生を振り返ってしまいました・・・
    いろんなものを失ってきたけど、輝いていたものは確かにあったんじゃないかな。
    そんな気分になります。
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