黄蝶舞う
- 連作短編集 (229)
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浅倉卓弥さんの「君の名残を」を読み、 とても面白かったのでこの本も購入しました。 本格時代小説ということで、読み始める前には、 平安・鎌倉時代についてほとんど何も知らない 私が楽しめるか、と不安でした。 しかし、実際に読んでみると、物語の中に 違和感の無いように説明が溶け込んでいて、杞憂に終わりました。 五つの短編ですが、それぞれの物語が登場人物、 世代を前後させながらつながっているという構成となっています。 読み進めていくにつれて、以前に登場した生者、亡者の妄執が、 怨霊あるいは、生霊の姿を借りて現れ、以前はうかがい知ることができなかった 登場人物の胸の内を知ることができます。 と、ここまで書いておいていまさらですが、 この物語は史実を柱にしつつ幻想的、現実的な解釈がなされています。 しかし、とてもうまく溶け込んでいるため、読み進めているとどこまでが 実際にあった出来事なのか・・・となりました。 さいごに、本書と一緒に「君の名残を」を読むことによって、 さらに面白くなることは間違いない、ということだけを付け加えておきます。 | ||||
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この作品を読む前に著者が以前書いた『君の名残を』を読むことをまず進めたい。全五章で構成されているこの小説は源家三代の死にまつわる短編のストーリーである。 前作は平家物語でそのストーリーは完結したがもちろん歴史にはその後がある。『黄蝶舞う』単体として読んでも面白いとは思うが『君の名残を』を読んでいると出てくる人物達をより理解する事が出来ると思う。特に第一章の大姫にまつわる話は前作を知っていると知らないでは感情移入の仕方が大きく変わる。 評価はこの作品を単体として読んだときの物として前作を読んでいる場合なら5☆の評価。 | ||||
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