弁護士探偵物語・天使の分け前



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長編小説

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弁護士探偵物語 天使の分け前 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

2013年01月10日 弁護士探偵物語 天使の分け前 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

「法曹関係の圧倒的ディテール、そして司法と検察、弁護の馴れ合いを糾弾する作者の筆致が、実に素晴らしい。(茶木則雄)」との評価を得た第10回『このミステリーがすごい! 』大賞、大賞受賞作の文庫化です。「殺した記憶はない」と、母子殺害事件の容疑者・内尾は言った。裁判のあり方をめぐって司法と検察に異を唱えたことで、弁護士の「私」は懲戒処分を受ける。復帰して間もなく、事件で妻子を奪われた寅田が私の前に現れ、私は再び、違和感を抱えていた事件に挑むことになる。その矢先、心神喪失として強制入院させられていた内尾が失踪。さらに周囲で不可解な殺人が起こり……。現役弁護士、鮮烈デビュー作。 (「BOOK」データベースより)




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弁護士探偵物語・天使の分け前の総合評価:4.70/10点レビュー 23件。Cランク


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No.23:
(4pt)

モノクロ映像が似合いそう

読書録「弁護士探偵物語 天使の分け前」4

著者 法坂一広
出版 宝島社文庫

p128より引用
“ タクシーにカーナビがつく世の中だ。タク
シー運転手は道を知らなくても許される。
 警察官は法律を知らなくても許される。
 テレビドラマの主演女優は顔かスタイルさえ良
ければ、脚本の棒読みで許される。ヌードになれ
るならなおさらいい。
 政治家は地盤があって金集めさえうまければ、
官僚の用意した原稿の丸暗記で許される。
 裁判官や検事は、事件を数多く処理できれば許
され、内容は問われない。
 その一方で、裁判員制度が導入されて分かりや
すい裁判をしなければならないなどと言われ、弁
護士は法廷で書面を読み上げるだけでは許されな
くなりつつあるらしい。どうにも不公平だ。"

 福岡を舞台とし、酒好きでひねた弁護士を主人
公とした、ハードボイルドミステリ。同社刊行作
文庫版、著者デビュー作。
 深夜のファミレスで、依頼人の旦那に呼び出さ
れ、酒臭い無駄話を聞かされた弁護士の主人公・
私。寒さに体を震わせながら、事務所へ帰ってき
たところ、ドアに靴のような物が挟まってお
り…。

 上記の引用は、主人公がタクシーに乗り運転手
がカーナビを操作する場面での一節。
自分に出来ないことでも、機械などで補える、
便利な世の中に感謝せざるを得ません。
と同時に、本人に能力を求められずに済むような
事は、そのうち人が必要とされなくなるかも知れ
ませんね。
 文章の書かれ方が独特で、段落の変更がとにか
く多いのが特徴。ぎゅう詰めで書かれるよりは、
読みやすいので助かります。
 中盤までは話の展開が遅く、主人公のひねくれ
た人物像と相まってだるさを感じてしまいます。
ハードボイルドな雰囲気から、映像化されるなら
モノクロが似合いそうな感じを受けますが、後半
に入ると二時間のサスペンスドラマのように色合
いが付いてきます。しかしやはり、全体としては
モノクロな雰囲気を感じ取れました。
 所々に光る、台詞回しが気障ながらユーモア。
前半を読んで慣れてくると面白い作品だと思われ
るので、合わないなと思ってももう少し読み進め
てほしいところです。

ーーーーー
弁護士探偵物語 天使の分け前Amazon書評・レビュー:弁護士探偵物語 天使の分け前より
4796688145
No.22:
(2pt)

「懲戒弁護士」の方が良かった

物語自体は、★★★~★★★★でも良いかと思います。後半は話が入り組んで、良く分からなくなりましたが。
ただ、会話とか言い回しが、気持ち悪くて全く無理でした。理由は、★ひとつを付けた方々の書評に書かれている通りです。あのような会話は昭和ならともかく、今の人にはもう無理だと思います。
それと、元々のタイトルは「懲戒弁護士」とのことですが、その方がずっと良かったです。どうして変えたのでしょう。「懲戒弁護士」ならもっと売れたと思います。
弁護士探偵物語 天使の分け前Amazon書評・レビュー:弁護士探偵物語 天使の分け前より
4796688145
No.21:
(3pt)

単に、ミステリーとしては面白いと思います。

しかし、一人称の主人公のキャラが感情移入を阻んでいるのは、ハードボイルドとしては致命的かと思います。
文体としては、明らかにチャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズを模倣して書かれています。
ただし、差し挟まれるワイズクラック(減らず口)は、チャンドラーのものと比較すると、かなりひどいと言わざるを得ません。
ちなみに、この小説の原題は「懲戒弁護士」だそうですが、著者は実際にその後、懲戒処分になったという見事なオチが付きました。
弁護士探偵物語 天使の分け前Amazon書評・レビュー:弁護士探偵物語 天使の分け前より
4796688145
No.20:
(5pt)

この作品の評価が低い読み手は、読む力がないと思いますが。

おもしろく一気読み。小説は書かれた内容だけで楽しむもんじゃありませんよね。
文章のドライブ感、作者が大切に思っているところが醸し出されるべきじゃ。
あまりに評価が低く驚きました。
弁護士探偵物語 天使の分け前Amazon書評・レビュー:弁護士探偵物語 天使の分け前より
4796688145
No.19:
(1pt)

気持ち悪いナルシストのハードボイルド気取りの弁護士が見たいなら中古で100円で買って読んでも可です。

気持ち悪いナルシストのハードボイルド気取りの弁護士が見たいなら中古で100円で買って読んでも可です。ただ問題はそこではないです。問題はこのミステリーは凄い大賞の作品で無ければ見向きもされない出来上がりなところです。まあ売れてないみたいですが当然ですね。下手な文章でふざけた証拠隠滅や捜査妨害が見たい人ならバーボンでも飲みながら読んだらいいのではないでしょうか。細部もひどいが全体もだめなラノベレベルですね。
弁護士探偵物語 天使の分け前Amazon書評・レビュー:弁護士探偵物語 天使の分け前より
4796688145



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