トギオ
- 『このミステリーがすごい!』大賞受賞 (26)
- 処女作 (383)
- 貧困 (21)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.00pt |
トギオの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まったく内容が理解できなかった。設定も強引で、何が楽しいのかが分からない。大賞に選ばれたので、期待して読んだが、期待外れだった。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どう考えても読み手を選ぶ作品。 うまく酔えたら100点満点だね。 一方で二日酔いでもしたら作者にクレーム言いたくなるような作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初の一行にぐっときて読み始めました。 現実の世界とは全く違いますが、田舎と都会の違いって こんな感じです。 大人の純粋と、子供のズルさも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このミス大賞受賞作ということで読んでみたのですがかなり残念な本でした・・・。 まずは、ストーリーが破綻していると思います。 色々な要素が詰まっていますが、一つ一つが全然つながっていない、唐突に話が変わっていく感じがしました。かなりご都合主義に話しが進んでいきます。 また、登場人物もまったく描けていない。準主役の白にしても最初に拾ってくる以外ストーリーにまったく関係ない。耳が聞こえない、目が見えなくなり等も全然ストーリーに関係がないし、なぜこうゆう設定にしたのか読み終わっても?って感じです。 他の登場人物も薄っぺらくて、全然どんな人物なのかわかりません。 結局どの登場人物もストーリー中で必要性が感じられません。 主人公の独白等も自分勝手な妄想としか思えません。何度読み返しても主人公が何を言おうとしているのか、まったく理解できません。 ラストも、えっこれで終わり?って言う感じです。 作者はこの小説で読み手に何を伝えたかったんでしょうか? 本当に読み終わった後、時間の無駄だったと思ってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【あらすじ】 物語は、''死亡した主人公の回想″という、極めて特異な視点で進行する。主人公の蓮沼建は山村の学校に通う青年だったが、捨て子の『白』を拾い周囲からイジメに会う。その後''ある事情″によって山村から港町に移り、更にそこから大都市『東暁』へ移行するが……。 【感想】 「第8回『このミス』大賞」で大賞を獲得した作品であるが、他の多くの方々のレビュー同様に、間違いなく評価が分かれる作品だと私も思った。 少なくとも、ミステリでは無いのは確実だろう。「『このミス』大賞」の選評員が言ってるように、狭義の『探偵小説』で無いのは勿論のこと、広義の意味での『謎解き要素』(物語上での最低限はあるが)も期待しない方が良い。これらの要素を望む方(私自身もその一人だが)には、間違いなくお勧めしない。 「著者っ!応募する新人賞を間違えてまっせ!」としか言いようがない。 でも、まあそんなジャンル違いの中で大賞に選ばれただけの作品から溢れ出るパワーだけは、まあ理解できた。 この作品の『特異な世界観』と『その特異な世界観の表現する描写』は間違いなく良く出来ていたと思う。“現代の日本″と''古典的なサイバーパンク″を融合させた様な世界観は、決して斬新で独創的な発想までとは言わないが、知る限りの安易な模倣は無く、また現代的で優れた着眼点だと思った。 何より主人公を通して語らせる、その独白の描写が上手いと感じた。 描写に関して多くを読者に委ね、多分に行間を読む能力が必要であり、やはり内容の分かり易さが求められるミステリ向きの文章では無いですが、描写にこだわったような異世界SFやファンタジーなら決してマイナスでは無く、十分ありだと思います。映画化やアニメ化されれば、評価が上がる可能性が高い話だと思います。 ただし、逆に言えば“それだけ”の小説だと言うのも確か。登場人物が個性は強いが、主人公の厳しい評価によって『白』以外の相手は、好感が持てるように描かれておらず、当の主人公も決して好人物とは言い難く、また共感されるような描かれ方もしていない。更に、プロット的にも「どんでん返し」等の物語の盛り上げる要素も、ほどほどにしか無いので世界観に引き込まれなければ、物語自体は退屈とは言わなくとも、予定調和に進み「何が面白いの?」と感じると思います。これはエンタメ小説としては致命的でしょう。 本書は、“特異な世界観を、主人公の特異な視点を通して描く”事に注力した小説であり、サイバーパンクSF的な、夕焼が映える廃頽的で、ピカレスクな世界観自体に、一種の(『廃墟の美学』に近い)美意識やロマンを感じ、酔いしれる事が出来る人なら本書は間違いなく傑作になりえますが、正直それ以外の人には不評なのも仕方ないかと思った。 ただ欠点も大いに分かりますが、個人的に悪い印象は無いので、評価を★3にしようか、★4にしようか迷いましたが、私が以前★4を付けた作品とは区別したいので★3にします。著者の次の作品は買うかどうか未定(周囲の評価次第)ですが、世界観を同一にする続編なら買おうかと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
場一致でこのミスに選ばれつつ、賛否両論だというのに納得。 筆力はすばらしく、ぶれのない世界観はいざぎよい。 地の部分からほとんど背景説明を省き、独白やセリフで徐々に、 読者にネタを明かしてゆく姿勢は、終始一貫している。 ただそれがゆえに、短気な読者には勧められない。 そうしておそらく、ミステリー一辺倒の読者にも。 逆にそう、乱読・雑食のあなた、チャンスです! このミスでまさか、こんなファンタジックでグロ、 しかも社会派な骨太小説に出会えるとは。 (これがメフィスト賞であればここまで驚かない、多分) 後半、白が出てこなくなったあたりからなんとなくだれた感じだったけど、 でもこの作者、いいぞ。 次回作を大・所望いたしまする! | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 21件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|