弁護士探偵物語 完全黙秘の女



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初公開日(参考)2012年12月
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長編小説

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弁護士探偵物語 完全黙秘の女 (『このミス』大賞シリーズ)

2012年12月07日 弁護士探偵物語 完全黙秘の女 (『このミス』大賞シリーズ)

第10回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家の、シリーズ第2弾です。弁護士の「私」は、新米女性弁護士・土田と一緒に、福岡県警察博多警察署留置所にいた。法テラスから、被疑者国選弁護人選任の依頼があったため、傷害罪で逮捕勾留されている女性に接見に来たのだった。ところが、この女性は当初から完全黙秘を貫いており、「留置番号二〇三号」と呼ばれている。彼女はいったい何を隠しているのか。事件に興味を抱いた「私」は、過去のある事件に注目するが……。現役弁護士が描く、デビュー後第一作! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

弁護士探偵物語 完全黙秘の女の総合評価:7.40/10点レビュー 5件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

弁護士探偵物語 完全黙秘の女の感想

このミステリーがすごい!大賞の大賞受賞作「弁護士探偵物語 天使の分け前」に続く第二作目の本書。前作は未読ながら本作を先に読んでしまいました。完全黙秘の女。傷害事件の被疑者である女はなぜ何も喋らないのか。長いものには巻かれない、しがらみや組織のルールなどに縛られない、はみ出し弁護士と新人女性弁護士のコンビが謎の女と放火事件などを調べていくうちに過去のある事件が浮かび上がってくる。DNT鑑定など法律用語や知識なども解かり易く使われていて、洒落なのかある程度マジなのか弁護士業界のとりまく環境なども愚痴っぽく語られていてクスリとさせられる。最後の法廷のシーンなども現役弁護士ならではのリアルさで読ませる。いろいろな謎が最後に一本の線で結ばれ、完全黙秘の女の正体も明かされる展開は良くまとめられていると思う。主人公のキャラクターも嵌まる人には嵌まるだろう。会話なども多少ハードボイルドぽくて、ヤワで湿っぽくないトーンの描写など一味違った探偵物語でこのあともシリーズとして書かれるのだろう。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(4pt)

これから本作品を読まれる方へ、注意点。

文庫版として出ている
「逆転尋問 弁護士探偵の反撃」
は、別の作品ではなく、本書を文庫化にあたり改題したもののようです。購入の際はご注意ください。

本作品については、このミス大賞を取った前作「天使の分け前」ほど、言い回しやジョークがクドくなく、読みやすい良作と思います。
もちろん前作も、十分面白いですが。
弁護士探偵物語 完全黙秘の女 (『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:弁護士探偵物語 完全黙秘の女 (『このミス』大賞シリーズ)より
4800204151
No.3:
(1pt)

眠くなる

これくらいの厚さの本なら一日で読めるのに、この本は読んで少しすると眠くて眠くて・・。
内容が私にとってつまらないのか、文章自体が読みにくいのか・・。
2週間経ちましたけど、まだ3分の1しか読んでません。
弁護士探偵物語 完全黙秘の女 (『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:弁護士探偵物語 完全黙秘の女 (『このミス』大賞シリーズ)より
4800204151
No.2:
(5pt)

待っていました。

昨年「天使の分け前」読んだ。

 日本では難しいと感じていた探偵ものを弁護士探偵という形で描き切ってくれた秀作である。

 それから一年、第2弾が登場した。

 本書ではヒロインが誕生する。見習い女性弁護士が主人公に共鳴しどんどん圧倒し成長していく様は次回作を期待させてくれる。

 ジャズナンバーを散りばめることで更に雰囲気は探偵である。

 フィリップ・マーロウとはいかないが、それでも本書はハードボイルド系として良くできている作品である。

 早く次回作を読みたい。
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No.1:
(5pt)

第2弾も炸裂!

待ちに待った第2弾。
相変わらずの主人公に加え、新人弁護士、土田有里ちゃん登場。
導入部からは想像をしていなかった展開が待ちうける中、有里ちゃんがどんどんと逞しくタフになってゆきます。
そうして、主人公の扱い方も上手に(笑)。ごちゃごちゃ面倒くさい心内語の多い主人公にシンクロしてゆき、彼の発していない言葉まで読めるように。。。(笑)
良いコンビなので、法廷で戦う方向というより、一緒にまた事件に立ち向かう方向で、次作移行も登場して欲しいと思わずに居られません。

物語の感想をネタバレさせずかける自信がないので、周辺の感想を。。。

現場を知っていると特に、そのリアルな感じが微に細に面白い。私がパラリーガルだった頃は全てB5に合わせていた裁判書類は今やA4。逆な感覚を覚えました。
刑の時効と控訴の時効の話も、いい加減に取り扱われる作品が多い中、さすが現役弁護士さんの作品ではきちんと説明がされているし。こういう細かいところにツッコミ所がないのがステキ。
また、エンタテイメントを共有していると、逃げている弁護士=逃亡弁護士。医者の場合はただの「逃亡者」なんていうところにも思わず笑えます。他にもこんなのがいっぱい。

次の作品も早く読みたいです。
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