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トギオ
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トギオの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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どう考えても読み手を選ぶ作品。 うまく酔えたら100点満点だね。 一方で二日酔いでもしたら作者にクレーム言いたくなるような作品。 | ||||
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最初の一行にぐっときて読み始めました。 現実の世界とは全く違いますが、田舎と都会の違いって こんな感じです。 大人の純粋と、子供のズルさも。 | ||||
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このミス大賞受賞作ということで読んでみたのですがかなり残念な本でした・・・。 まずは、ストーリーが破綻していると思います。 色々な要素が詰まっていますが、一つ一つが全然つながっていない、唐突に話が変わっていく感じがしました。かなりご都合主義に話しが進んでいきます。 また、登場人物もまったく描けていない。準主役の白にしても最初に拾ってくる以外ストーリーにまったく関係ない。耳が聞こえない、目が見えなくなり等も全然ストーリーに関係がないし、なぜこうゆう設定にしたのか読み終わっても?って感じです。 他の登場人物も薄っぺらくて、全然どんな人物なのかわかりません。 結局どの登場人物もストーリー中で必要性が感じられません。 主人公の独白等も自分勝手な妄想としか思えません。何度読み返しても主人公が何を言おうとしているのか、まったく理解できません。 ラストも、えっこれで終わり?って言う感じです。 作者はこの小説で読み手に何を伝えたかったんでしょうか? 本当に読み終わった後、時間の無駄だったと思ってしまいました。 | ||||
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【あらすじ】 物語は、''死亡した主人公の回想″という、極めて特異な視点で進行する。主人公の蓮沼建は山村の学校に通う青年だったが、捨て子の『白』を拾い周囲からイジメに会う。その後''ある事情″によって山村から港町に移り、更にそこから大都市『東暁』へ移行するが……。 【感想】 「第8回『このミス』大賞」で大賞を獲得した作品であるが、他の多くの方々のレビュー同様に、間違いなく評価が分かれる作品だと私も思った。 少なくとも、ミステリでは無いのは確実だろう。「『このミス』大賞」の選評員が言ってるように、狭義の『探偵小説』で無いのは勿論のこと、広義の意味での『謎解き要素』(物語上での最低限はあるが)も期待しない方が良い。これらの要素を望む方(私自身もその一人だが)には、間違いなくお勧めしない。 「著者っ!応募する新人賞を間違えてまっせ!」としか言いようがない。 でも、まあそんなジャンル違いの中で大賞に選ばれただけの作品から溢れ出るパワーだけは、まあ理解できた。 この作品の『特異な世界観』と『その特異な世界観の表現する描写』は間違いなく良く出来ていたと思う。“現代の日本″と''古典的なサイバーパンク″を融合させた様な世界観は、決して斬新で独創的な発想までとは言わないが、知る限りの安易な模倣は無く、また現代的で優れた着眼点だと思った。 何より主人公を通して語らせる、その独白の描写が上手いと感じた。 描写に関して多くを読者に委ね、多分に行間を読む能力が必要であり、やはり内容の分かり易さが求められるミステリ向きの文章では無いですが、描写にこだわったような異世界SFやファンタジーなら決してマイナスでは無く、十分ありだと思います。映画化やアニメ化されれば、評価が上がる可能性が高い話だと思います。 ただし、逆に言えば“それだけ”の小説だと言うのも確か。登場人物が個性は強いが、主人公の厳しい評価によって『白』以外の相手は、好感が持てるように描かれておらず、当の主人公も決して好人物とは言い難く、また共感されるような描かれ方もしていない。更に、プロット的にも「どんでん返し」等の物語の盛り上げる要素も、ほどほどにしか無いので世界観に引き込まれなければ、物語自体は退屈とは言わなくとも、予定調和に進み「何が面白いの?」と感じると思います。これはエンタメ小説としては致命的でしょう。 本書は、“特異な世界観を、主人公の特異な視点を通して描く”事に注力した小説であり、サイバーパンクSF的な、夕焼が映える廃頽的で、ピカレスクな世界観自体に、一種の(『廃墟の美学』に近い)美意識やロマンを感じ、酔いしれる事が出来る人なら本書は間違いなく傑作になりえますが、正直それ以外の人には不評なのも仕方ないかと思った。 ただ欠点も大いに分かりますが、個人的に悪い印象は無いので、評価を★3にしようか、★4にしようか迷いましたが、私が以前★4を付けた作品とは区別したいので★3にします。著者の次の作品は買うかどうか未定(周囲の評価次第)ですが、世界観を同一にする続編なら買おうかと思った。 | ||||
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場一致でこのミスに選ばれつつ、賛否両論だというのに納得。 筆力はすばらしく、ぶれのない世界観はいざぎよい。 地の部分からほとんど背景説明を省き、独白やセリフで徐々に、 読者にネタを明かしてゆく姿勢は、終始一貫している。 ただそれがゆえに、短気な読者には勧められない。 そうしておそらく、ミステリー一辺倒の読者にも。 逆にそう、乱読・雑食のあなた、チャンスです! このミスでまさか、こんなファンタジックでグロ、 しかも社会派な骨太小説に出会えるとは。 (これがメフィスト賞であればここまで驚かない、多分) 後半、白が出てこなくなったあたりからなんとなくだれた感じだったけど、 でもこの作者、いいぞ。 次回作を大・所望いたしまする! | ||||
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第一部の世界観は魅力的だったけれど、第二部以降、だんだんと好みじゃない方向へ話が向かっていき、でも力強い文章に引きづられるようにして最後まで一気読みしました。 好きな話じゃないと思いつつ、でも次の小説が出たら、読みたいかも。 | ||||
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全体的なテンポや構成と独自のオリジナルな世界観はよかった。 ただ、その強烈なオリジナルティのせいか、話の展開に全くついていけなかった。 主人公の主観が合わないのは目を瞑るとして、オリガミのような専門的なものや設定が説明不足になっている。 そこに政治的思想や、妄想世界まで割り込んでくると本当に分からなくなってくる。敢えて言うならそこがいいのかもしれないが。 全体的に詰め込め過ぎた感じが多い作品だと思いました。 | ||||
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正直、「わかりません・・・」 読んでいて、楽しくないし、わからないし 時間の無駄という感じです。 好き嫌いの世界ですから、何とも言えませんが この作品を評価することが良く判りません。 このような作品が、世の中に出て それを評価する人がいるという事が 勉強になりました・・・ | ||||
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ぶはははははははは。久しぶりに大笑いさせていただいた。 ブコガーハタカナエが田舎のイヤナカンジを描いてリアルだけど ムナグソワルイとゆー声が多いのにーこちらのートウギョショッカーの オニーサンのわイヤナカンジもムナグソワルイもぶっ飛ばして メチャクチャに突き進んでいくアットテキ力技! ブコガー女子戦闘員級とトウギョショッカー幹部級の力量の差を マザマザと見せつける。例えて言えばクウジョジョリンと DIO様くらいの差がアリ 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄アアアァッ!! 力押しでわ圧倒的なパワを見せてくれるんだけれどー 問題わどのてーど長続きするのかってことだしー あとージョリンに勝ってもデイオ神父様が何故?を 考えるとソウシロウさんわ無敵の筈なのにいー やっぱ意外なトコに伏兵がいるか、またわ 自ら掴んだ栄光と平安を捨てて再び荒野へと戻ってくかも | ||||
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ミステリ的どんでん返し、独創的なSF的世界観、なんか良く解らんけどすごいと感じさせてくれる筆力、などなど。 解説を読み、色々と期待しながら最後まで読み進めたが、どれも期待はずれだった。 どんでん返しは一切なし、そもそもこの作品をミステリと呼べるのか疑問符。 SF的ガジェットは所々出てくるが、過去作品で使い古された小道具ばかり。その世界観共にオリジナリティは見受けられない。 筆力に関しても、可もなく不可もなくで、特筆すべきところはない。 一番の問題点は、主人公が性悪すぎて、その行動・言動に全く共感できないこと。 喧嘩っ早かったり、過度な暴力描写も嫌いではないが、そこに畏敬や感情移入がないと、 大半にとって、読み進めることは苦痛でしかないのでは。 いい点を挙げるとすれば、巻末の解説にも書かれていたが、作者の世相風刺のセンス。 この部分には共感や関心させられるものがある。 ただ、そのほとんどが解説で挙げられてるから、辛辣な言い方になるが、解説を読めばこの作品を読む時間が節約できる。 厭世観的SF世界観、暴力と性、風刺と、様々な具材を放り込んだ作品だが、読後に腹が膨れることはないだろう。 只々、胃がムカムカするだけだ。 最後に、このミス大賞の選考基準に疑問が残った。 | ||||
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圧倒的な筆力で物語にグイグイ引き込まれた。物語は陰惨だが、ここまで物語に入り込める経験は中々できない。SEXandバイオレンスな内容を受け付けない方も多いだろうが、内容の薄いライトノベルが好まれる昨今、貴重な存在だ。 | ||||
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『このミス』関連の本は大抵読んでいるのですが、その中でも断トツにダメでした。良く言えば“独自の世界観”が強過ぎて分かりにくく、結局それが分からず終い。どうしてこの作品が大賞なのか?疑問でなりません。読んでいて苦痛を感じたのは初めてですし、途中何度も投げ出しました。最後に凄い仕掛けがあるかも?と思いなおして、なんとか読み終えたのですが、、、 個人的には今まで読んだ本の中でも最低ランクでした。残念です。以後、『このミス』モノは書評を見てから買うようにしようと心に決めました。 | ||||
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「さよならドビュッシー」が良かったので、同じく受賞作のコチラも期待して買いました。(不安もあったので古本で購入)←不安的中!・・・・何度読むのを止めようと思ったことか!これほどまでに読んでてツライ作品は初めてです。意味がまったくわからない上、説明一切無し!普通、本って、読み進めていくうちにはまっていくものだと思いますが、半分読んでも、最終章まで行っても、「ツライ」の一言です・・・。もう「このミス」に期待しません。この作品を推した審査員をはずしてくれれば、と切実に思います。異常なまでのオビの広告に騙されました。・・・・・・・・・あ、まだ30ページくらい残ってたんだ・・・ww | ||||
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この小説の世界はそう「鉄コン筋クリート」に似てる。あれとよく似た匂い。 どちらにも主人公の大切な片割れとして「シロ」という名の者がいる設定も。(偶然か?) まあ票はわかれるだろうねー。 読んでいる最中に「もう止めよっかな」と何度も思った一方で、ふとこの世界のことを考えている自分がいる。 とにかくインパクトがあったことは確かだ。 | ||||
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オリガミ、情報洋? 一見すると何か新しい言葉のように思えるけど、単に携帯電話やインターネットを置き換えただけ。 タイトルにも書いたけどとにかく説明ばかりで退屈に感じられて仕方なかった。 もっと描写を中心に据えた方が良かったと思う。 しかし審査員たちの目は一体何がどうなっているのだろうか? | ||||
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初めて途中で読むのを止めた本です。意味が全く分からないし異様なまでに暴力的な主人公にも嫌悪感を抱くだけでした。次回作も絶対に読まないと思います。 | ||||
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『このミス』受賞は殆ど考慮せずに装丁と宝島社さんの勇気ある(笑)帯で衝動買い。 読み終えた感想は一言で言うなら良くも悪くも荒い…かな。時々ハッとさせる表現が出てきたかと思えば、え”ぇっと思わず口に出してしまうような文章がだらだら続いたり、確かに暴力は作中に頻繁に出てくるけども、売りにするほどのものでもないような。偉そうに言って恐縮だけど、もっともっと人物を深く描いて欲しかったかな。 不満ばっかりになってしまいましたが、それでも読了後、不思議とこの人の違う作品が読んでみたいと思わせるものがありました。そこらへんが受賞理由かな?書評は読んでないからわからんが。 | ||||
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昨年の「このミス」大賞受賞の「臨床心理」もひどかったが、この作品もひどい。ストーリーも無いみたいなものだし、想像の世界のみで書いているので、調べたりする労力もほとんどかかっていないだろうし。「臨床心理」もそういう意味では同じ。どちらもきちんとした準備も無しに書いたような作品だった。審査員がおかしすぎるとしか思えない。昨年のペア受賞作「屋上ミサイル」は悪くなかったし、今回の「さよならドビュッシー」も悪くない。「臨床心理」や、この「トギオ」を推した審査員は次回から辞退していただくべきだろう。 | ||||
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何故でこの作品がミステリー大賞になったのか、さっぱり分かりません。審査委員の文学的センスに疑問を抱きます。作品自体はSFともファンタジーともとれる摩訶不思議なジャンルですが、読んでいて全く面白くありませんでした。 作品紹介ではブレードランナーやアキラに準えていますが、これらの作品に失礼千万だと思います。ハッキリ言って少年の妄想の域を出ていません。いわゆる子供じみた世界です。文章も決して上手ではありません。 耐えに耐えて半分まで読みましたが、結局そこで放り出しました。 | ||||
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東暁という未来都市と、その周辺に広がる寒村。間引きや子捨ての常態化した寒村に生まれた男が、伝説的テロリストに祭り上げられるまでの「死に様」を描いた作品。PCを思わせる「オリガミ」というアイテム以外は、近未来っぽいのに土俗的な感じが強い。日本より、現代においては中国の方がモデルに近いかもしれない。 SFと呼ぶには新機軸がなく、異世界ものに近い。しかもエンタテイメントかどうかさえ疑問。生死、貧富、経済活動、美醜、正邪といったあらゆる価値観に対して揺さぶりをかけてくる作品だ。どこからどう考えてもミステリーではない。挑発的な応募作である。 こういう作品を「このミス大賞」にすることで、コンクールの価値はまた高まったと言えよう。 | ||||
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