雪の断章
- 二千万円テレビ懸賞小説佳作入選 (1)
- 映画化 (231)
- 毒殺 (157)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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主人公の飛鳥は孤児。育てられていたところのいじめに耐えかね飛び出したところを、青年の祐也に拾われ、そのまま育てられることになり、大人になっていく様を描いた小説。登場人物の感情の描き方がうまいなぁと思いました。主人公の真実を話そうとしない心情がもどかしく、一方で祐也とその親友の史郎、アパートの同僚の厚子 、それぞれの心の動きが絶妙でした。全篇を通してどこか切ない感じがしたのは、主人公の性格からかなぁ。事件とその結末は決してハッピーではないと思いますが、読後感は良かったです。お二人の幸せを願いました。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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ミステリー感はほとんどなく、孤児である飛鳥の成長を描いた作品。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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何度読んでも、この小説の美しさにハッとさせられます。 飛鳥ちゃんの、真っ直ぐだけど捻くれているところがすごく好き。友達の順ちゃんも素敵です。 大人になって読み返すと、あの頃より高い視座で物語を理解することができました。 史郎さんに関しては、本当に悲しくてやらせない気持ちになりますが、ひろやさんは今でもずっと私の理想の人です。 | ||||
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ともだちから「こういうのも自分には読んでいいときがあるんだ」ということですごくおすすめではないけど…と紹介された本。表紙の絵柄にもピンと来なくて正直期待しないで読み始めた。 とても文章が美しい。美麗というのではなくて、素直に心に入ってくることばなんだ。不思議。 むさぼるように読んでしまった。 いわゆる昭和の時代を感じる内容で、現代を生きる人にはちょっと時代のずれを感じるかもしれないが、自分はちょうど親世代のにおいがして、その雰囲気をゆっくり味わうことができた。 全然知らない作家さんだったけど、とてもおすすめ。1回読んでみて欲しい。 | ||||
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流石佐々木丸美 | ||||
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特に可もなく、不可もないです。 | ||||
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私は16歳の時に、この作品と出会った。 境遇は違えど、あまりの理不尽、主人公の頑なさ、譲らない不器用さに共感し読んだ。 主人公目線で読み、涙を流した。 大人になってから、もう一度読み直してみた。 すると、もっと広い視野で描かれていた作品だと理解させられた。 主人公以外の登場人物の想いや心情にも心が打たれた。 時代は違えど、 少女期に読んで欲しい。 そして是非、20代30代40代… 何度も読み返して欲しい作品です。 その都度、受け取れるものが違う。 純粋さも純度も違う。 読み返すその都度、自分が成長成熟できたのだなと振り返られる作品です。 | ||||
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