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四日間の奇蹟



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【この小説が収録されている参考書籍】
四日間の奇蹟
四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

四日間の奇蹟の評価: 3.38/5点 レビュー 205件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全205件 41~60 3/11ページ
No.165:
(5pt)

過去これほど何度も泣いた本は無い

これはやばいだろ。
ってくらいに泣きました。電車で読んでいても、細切れで読んでいても、すぐに感情移入してしまう。物語の最後には声をあげて泣き続けてしまった。(思い出した今は鼻の頭が赤い。。。。。)
読み進めて真理子のやさしさ痛いほど感じたからこそ、搾り出すように苦しさを語る彼女から目を離せなかった。救ってあげたかった。真理子を抱きしめてあげたかった。
神様がくれた四日間はとても長く読み終わった今となってはとても短かった。この作品を読んで、自分も救われた部分があったかもなぁ…って思ってたりして。
四日間の奇蹟Amazon書評・レビュー:四日間の奇蹟より
4796630597
No.164:
(4pt)

長い!

とにかく、いつになったら本題に入るんだ?と思いながら読んでいました。半分くらいよんでもまだエンジンがかかってこないような感触でした。それもこれも、おそらく説明する文章が多すぎるんだと思います。台詞の中にも説明するような文が多かったし、どうでもいい台詞も多かった気がします。
 でも話自体は結構好きです。もう少しまとめてくれれば星5つだったかも。
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4796630597
No.163:
(4pt)

う〜ん、これは やりすぎ?

ストーリーやキャラクターの個性&魅力など、ますます絶好調の浅倉卓弥の底力を感じる。
ただ、最後の「昇天シーン」?の描き方は、あまりにくどすぎる。 必ずしもリアリズムが求められる小説ではないとは思うが、『死』の描き方をここまでヴィヴィッドに描いてしまっては、不必要に美し過ぎ、軽い小説になってしまった気がして残念だ。
 そういった意味で、同作者の『君の名残を』などには 遠く及ばない。
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No.162:
(2pt)

ベストセラーねぇ…

ベストセラーになる小説ほど「軽い」と思いませんか?
なかには内容実力ともにすばらしい小説もあるので、すべてがそうだとはいいませんが――
ポッと出てきてヒットをとばすような小説ほど、そういう傾向にあるように思います。
そして、この小説はその典型例だと思いました。
とくに目新しい設定もなく、心に響く言葉もなく、「ふーん」で終わってしまうような感じ。
まあ…それなりに読めましたよ。でもこれがベストセラーといわれるとちょっとね……。
わたしはたんなる読書好きの素人でしかないけれど、「テーマ」がある作品っておもしろいと思うのですよ。
この小説のテーマはミステリーですか、ファンタジーですか、それとも恋愛ですか?
いろいろなテーマを盛り込みすぎて、重心が何もないから、中途半端で「軽い」印象になってしまったんじゃないかなぁ。
そこが少し残念な気がします。
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No.161:
(4pt)

ありがちな設定を独自の世界観で綺麗に描いた

第一回このミス大賞受賞作。指を失いピアニストの夢をたたれた青年と脳に障害をもつ女の子が山奥にある病院施設で遭遇する不思議な奇跡の物語。
前半はこれといった展開もなく退屈だったけど、中盤からは一気に読みきってしまった。ちょびっと文章に凝りすぎな感もあるけど、その文章がクライマックスでは効きに効いてて盛り上がって感動できる。なかなか面白かった。
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No.160:
(3pt)

なんともいえない読了感

正直これからやっと面白くなる、っていう所で終わったという感じでした。
もっと先が見たい、この先はどうなるのだろう?読者に色々と想像させると思うのですが、私は続きが気になりますね。だから終わり方はイマイチぱっとしない感じです。
読んでいて思ったのが、描写があまりにも細かすぎて逆にわかりづらくなるということ。
ピアノを弾いているシーンでは、曲をリアルに表現しようとしていると思うのですが、表現が細かすぎて読みづらくなっていると思います。
だから、正直全体を通して読みづらいっていう印象があります。
それなのに、ラストのクライマックスは、あまり描写がされていなくて、えっ、ていう感じで物足りなさを感じさせます。予想は出来ませんでしたが、予想するほどでもない、といったラストでした。
もっと「結」の部分を沢山書いて欲しかった、そういう思いでいっぱいです。
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No.159:
(4pt)

自分に価値を見いだせない人にぜひ読んでもらいたい

とても感動しました。クライマックスは文句なしに最高の終わり方で、さわやかな後読感があります。
この作品の素晴らしいところの一つは、情景描写がとても鮮明で美しいと言うことです。読むだけでありありと自然の厳かな風景が脳裏に浮かぶのには、作者の描写力の高さを感じました。そして、人の生と死と、愛の問題がストーリーと絶妙に絡み合って読む人に感動を与えるということです。ヒロインの真理子の最後に至った心の境地は、涙と感動なしに受け取ることはできないでしょう。
少し不服に感じたのは、それまでのシナリオを裏切るような不自然な出来事を機に、いきなり現実感を失うことでしょうか。それでも、我慢して読んでいくと、そのシナリオ設定がこの作品の完成度の高さには必要だったとうなずける展開になっています。
総合的には、精神的に価値の高い内容だと思います。
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No.158:
(2pt)

私にはどうも…

「このミステリーがすごい」大賞とのことで、読んでみました。
読んでて途中でどきどきしたり、こう来るか〜と驚いたり、ということはありませんでした。
また、本の帯や裏表紙に紹介されているような感動、感涙も正直なところ、ありませんでした。
それに、文章や登場人物の会話がまどろっこしく、しかもちょっと押し付けがましい感じが私にはして、だめでした。
登場人物の言葉をちょっとだけ引用させていただくと、、
「泣かないでって言っても無理だよね。わかんない、すごく複雑。あたしより先に泣いてずるいっても思うけど。だけどなんて言うの?貴女があたしのために泣いてくれているっている感覚は、照れくさくって、同時にとても−−−とても暖かだわ」
どうなのでしょう、この台詞…まあ感じ方は人それぞれですね。こんな調子が続きます。
千織が弾くクラシックの名曲が物語のBGMとして流れる感じで、そこはよかったです。
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No.157:
(4pt)

ミステリーじゃ無いじゃん

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作。
でもこれ、ミステリーじゃ無いじゃん。
幻想小説かファンタジーと言うべき作品ですね。
何故この作品がミステリーの賞を取れたのか、それこそミステリーです。
審査員はバカばっかりだったんでしょうか。
それとも、ろくな作品が集まらなかったのかな。
それなりの感動作ではあるが、真理子という人物が、ちょっと
出来すぎていたり、お涙頂戴の部分が鼻に付いたりもする。
千織という少女の造形は、なかなか秀逸。
ミステリーだと思って読むと、展開が遅いのでいらつくかも知れない。
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No.156:
(1pt)

ファンタジー

宝島の新人賞第1回「このミステリーがすごい!」大賞の大賞金賞受賞作品です。
どんだけすごいんだろう?と思い読んでみました。
ある強盗事件で両親を亡くした脳に障害を持った少女・千織と、その事件で左手薬指を失いピアニストの道を閉ざされた青年・敬輔が、山奥の診療所で遭遇した不思議な出来事・・・簡単に言えばこういうストーリーです。しかし、もうひとつ重要な人物がいます。
その診療所で働く女性・真理子です。
彼女は敬輔の高校時代の後輩にあたります。
この真理子がある事故から千織を庇い意識不明の重体となったことから物語の本筋が始まります。
ここまで書くと分かる方もいると思いますが、大きく言うと入れ替わりの物語です。
言ってしまえば小説では使い古されたテーマでもありますよね。
私が読んで思ったのは、これはその入れ替わりが終わった後が重要だと思うのです。
なんて言うのか再生の物語っていうのかな・・・
ミステリーというより、ファンタジーで、あまり感情移入は出来なかったし、帯に「感動」とか「涙が止まりませんでした」と書いてありますが、私は涙は出なかったです。
小説なんだからフィクションなのは当たり前なんだけど、ファンタジー色が強くなってしまって余計に作り物という感じがしてしまいました。
面白くないという事ではないんだけど、私の好みではなかったかな。
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No.155:
(2pt)

う〜ん…

感動ものにはすごく弱い私なんですが、この作品では正直全く泣けませんでした…。文章力は高いと思いますが、内容がありきたりすぎます!読んでいて先がすぐに見えてしまい、残念でした。
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No.154:
(5pt)

鎮魂と再生の物語

イギリス風スピリチュアリズムを地でゆくような物語。人間のこころイコール脳細胞と考える即物的傾向の人には馬鹿馬鹿しい話に思えるだろうが、霊的傾向の強い人にはとても感動的な物語。その人の人生観によって評価が分かれるのはやむをえない。
作者は、神的存在を信じ、肉体は霊の単なる入れ物にすぎないのであって、肉体は死んでも霊は別の世界で生き続けると考える側に立つ。死んだらどこへ行くのだろうかという人間にとっての重大な問題を深く考えさせてくれる。
冒頭の見開き部分に書かれた言葉、「キリエ・エレイソン ― 主よ、導きたまえ」は、この作品の内容を暗示している。真理子の天上での救いと幸せ、また、彼女の精一杯の想いに支えられた地上での敬輔と千織の将来の幸せを心から祈るものだ。非常に精神性の高い作品である。
生と死と愛をテーマとした優れた小説で、出会えてよかったと思える本のひとつである。
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No.153:
(5pt)

感動した!

映画は観ていないが、「泣ける」と注目を集めたのは知っている。
読んだら期待以上の作品だった。
またこの人の作品を読みたい。
いやーよかった!
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No.152:
(3pt)

奇蹟の代償。

記念すべき「このミス大賞作品」はある重要な設定が某有名作家の先行作品と類似していたことが物議をかもしたとのこと。たしかに読めば主旨がちがうとはいえ何かと危険な賭けではあるので選考は困難だったことでしょう。 怪我によってその道を望めなくなった元ピアニストとその奇禍により出会ったある少女、そしてある女性とのあいだに起こる奇蹟。 読んで数年たっても大まかなストーリーを覚えているので書き手の方に技量はあります。 「三人目」の存在を軌跡ととるか代償と捉えるかのほうが気になりましたが。
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No.151:
(3pt)

ミステリー・・・?

率直に思ったことを書くと、脳の説明が長すぎだったり、医学的説明が長かったりと前半はイライラした。
しかし、ラストに向かうにつれて場面転換は早くなっていき、最後の演奏のシーンは感動。
疑問はこれが果たしてミステリーなのかと言う疑問だ。
これくらいなら仕掛けや意外性はある程度予想できてしまうだろう。
だけど映画は見てみるつもり。
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No.150:
(5pt)

読後感は最高

たしかに解説でも書かれているとおり、
以前読んだことのある、映画化もされた小説に
物語の核となる重要な仕掛けが似ていた。
けれどそれを補って余りある、、というか
その有名小説とはテーマ(主題)が全然違うのだ、
ということに読み終わってから気づいた。
内容についてはあまり書かないほうがいいと思うが、
読んだあとに、
自分もがんばって生きていこう、
今の自分を認めてあげよう、
そう思えた作品。
しばらく他の作品を読みたくないくらいだった。
おすすめです。
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No.149:
(2pt)

ウケ狙いがミエミエですね

「このミステリがすごい」大賞と言ってもそもそもミステリではないでしょう。それと脳性麻痺の少女をヒロインにするあざとさ。心の入れ替わりという手垢にまみれた手法を採用する厚顔さ。ファンタジーの筈なのに作品に高級感を出すために散りばめられた医療問題とクラシック衒学。
どれを取っても賞狙いとしか思えない。作者の目に映ったものは、自らの作品が与える感動ではなく、賞金額なんだろうなぁ。
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No.148:
(4pt)

奇蹟はより、奇蹟を増して

ミステリーとは正直言いがたい。
でも本としては大変よかった。
こうくるだろう、という奇蹟はより奇蹟をまして描かれる。
うむ、いい本を読んだ。
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No.147:
(4pt)

ラストまで読んでください

私も読み始めたときはどこかで見たような設定、ファンタジーのはずなのに妙にリアルすぎる医学・背景説明にやや戸惑いを覚えましたが、ラストの50ページで本作は傑作になったと思いました。
ストーリーは敬輔と千織のエピソードから真理子のエピソードに移り、最後に一つに収束するような構造を持っています。生と死の意味を問いかけながらも重苦しさを感じさせず、雰囲気は最期まで爽やかです。
最後の奇蹟が起こったとき、敬輔と真理子は精神的な呪縛から解き放たれ、同時に敬輔に負い目を感じていた千織も救われます。事件によって眠っていた脳の一部が活性化した千織は、敬輔の考えるようにいつか自立する日が来るでしょう。それでも二人の関係の継続を感じさせるのは真理子が千織に残していった敬輔への恋心でした。そういった意味ではラストの二人の姿は暗示的です。
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4796630597
No.146:
(5pt)

感動しました。

 脳に障害を負った少女千織とピアニストの道を閉ざされた主人公の青年、という設定には正直言って、「どこかで見たような」と言う感があります。また、読み進めていくと、千織と真理子という女性の間に起きたファンタジー的出来事も「どこかで見たような」感があり、この時点では閉口しました。
 が、それからの四日間の奇蹟には、まさに素晴らしいものがありました。奇蹟がどうのこうのではなく、主人公や真理子、そして周りの人たちの心の動き、想いは涙なしでは読めないと思います。
四日間の奇蹟Amazon書評・レビュー:四日間の奇蹟より
4796630597

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