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四日間の奇蹟
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四日間の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全205件 1~20 1/11ページ
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このころの小説って泣ける!って評判の小説が流行っていたけれどこの小説はそもそもそういう小説じゃないと思うんだが。そしてこの小説はそもそも推理小説なのか? って思うんだが。著者は日本ファンタジーノベル大賞に応募歴があって落選経験があるそうだがこの小説なら日本ファンタジーノベル大賞なんて受賞できる訳などないと思う。 | ||||
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感動モノ的なタイトルで購入したが、登場人物のだらだらとした会話が続き、一向に話が進展してこないのにじれてしまった。タイトルと話の流れから方向性が予想付いたので、あまり惹かれないものを無理に読むこともないと思い、途中でやめた。話がなんとなく安直なので映画にしやすいだろうなと思ったら、案の定。話がくどくどと続くあたりはカラマーゾフのアナロジーか。カラマーゾフも途中でギブだったけど。 | ||||
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引っ越しを期に15年ぶりに再読。前に感動したところのページに折り目がついていました。やはり同じところで目が潤みます | ||||
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「泣ける小説」として有名な100万部超えのベストセラーだが、一滴の涙も出なかった。障害、自己犠牲、悲恋…ひねくれ者が鼻白む要素のオンパレードである。しかし、そんなマイナス点がどうでもよくなるくらい、とにかく読んでいる間、「幸福」であった。 資料的に本を読む日々が続いている中、「小説を読んでいる幸福感」を久々に味わせてくれた稀有な一冊。500ページ超えの長編だが、一文足りとも読み飛ばさずに読了した。 このミス大賞第1回金賞受賞作。選評や解説にもあるが、本作は超有名作家の超有名作とトリック(?)が同じという、(まだ世にない小説を発掘することが目的の)ミステリ系新人賞における最大の御法度を犯している。そもそもどう考えてもミステリーではなくファンタジーである。 しかしそんな制約云々よりも、加点主義で純粋に面白いエンタメ性を評価して本作に第1回の最高賞を与えたところから、「このミス」の方向性が決定されたと考えることもできる、このミス史における重要な作品。 ただ、そう書いておきながらも、本作は良くも悪くもこのミス大賞作中、最も「このミスらしくない小説」だった。それは、まだ1回目だからカラーが定まっていないとかそういう表面的な話ではなく、もっと深いところ――文体や台詞回し、構成といった作者の小説に対する態度がこのミスらしくない……いや、「宝島社っぽくない本」のである。 個人的には、講談社ノベルスっぽい本だと感じたが……英米文学感もあった。作者が翻訳業をやっていたからだろうか 「今のこのミス」は良くも悪くもライトでハイテンポで派手なエンタメ小説に振り切っているので、それらと比較すると本作はキャラは薄いし題材は地味。展開は遅く、ひねりの一つもない淡々とした筋立てである。台詞も一文も長すぎるし、描写が丁寧すぎるし深みやメッセージ性がありすぎる。 今のこのミスだったら、7割くらいの文量に刈り込まれて、その上で派手な要素や漫画的なキャラが足され、前半に事件がいくつか盛り込まれ、ラストにはどんでん返しを加えられるのではないだろうか。つまり、改稿ののち隠し玉としての受賞である。 良くも悪くも新人感がなく、「すでにクラシックの風格を備えている」という大森望の選評はまさにその通りだと思うのだが……こういった「非このミス感」は、老害読者には「うんうん、こういった示唆に富んだ文章や豊穣な物語こそ、小説本来の味わいだよなぁ」と嬉しく思わずにはいられなかった。 このミスに限らず、今のエンタメ系小説は先鋭化が進みすぎていて、すぐに漫画化や映像化ができる、「原作」のようなものばかり。そっちのが広くウケるのはわかるが、「それなら初めからシナリオを読むよ」と言いたくなることも多く…… 本作は、そんな、「純文学ではないエンタメ小説ではありながらも小説の醍醐味に溢れた作品」だった。(そしてつまり、そのような感慨を起こさせてくれる小説が、個人的に講談社ノベルスに多いと感じていたということだ) 一方、同賞の銀賞、東山彰良の『逃亡作法』、優秀賞の『沈むさかな』、隠し玉の『そのケータイはXXで』なんかは、どれも(今の)このミスっぽく、宝島社っぽい小説だから……そういう意味では、やっぱり第1回というよりも、この小説が特別なのだろう。 読みやすい文章や、綺麗な描写というものはあるが、本作はとにかく「読ませる文章」である。 変な言い方になるが、文章そのものはそこまで大したものではない。ただ、その文章を読ませんとするパワーが凄い。 しかし選評でも「説明を排した描写」と絶賛されているように、描写力や文章力……とくに堂々とした書きっぷりなんかは新人離れした完成度だと思うのだが、文法や語彙、漢字の使い方でところどころ首を傾げてしまう箇所があった。 しかしそれは意図的なものっぽくも見える。翻訳に従事していた作者のこだわりか、癖なのか…… | ||||
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ミステリーではない。 ジャンルに分けることに大きな意味があるかどうか別として、しかし、ミステリーという分野の小説を読みたいと思ってこれを手に取ったら肩透かしを喰らう。 綺麗な語り口で読ませていく。 途中までの感想は「読みやすい」「ドラマとか映画になりやすそうな話」とはいえ、面白い。 しかし、途中で一変する。 はい〜〜??? と思わず声に出した。 思わぬ事故で「失った」指と「得た」少女。 そのことで、主人公と少女が新たな人生を歩み出すに至る感動話だと思っていた私は、ここで、読む気が失せた。 主題は、その通りだが、その「奇蹟」にたどり着くのに「超現実的ファンタジー」は必要だったのか? どうしてもそこにファンタジー要素を入れたかったのか? そこに頼らずとも、山間の療養所で献身的に働く人々との交流からそこに持っていくことはできたんじゃないの? しかも、ご都合主義的に事故や悲劇を起こす展開も好きではない。 ついでに、最後に少女に「渡された」ものについては、もう身勝手としか思えないんだが。 | ||||
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まず2人の関係の設定が強引すぎて ・・・ あとやたらタバコ吸うのは意味あるんですかね? 途中からの展開もよくあるアレです。 登場人物の性格も不快でイライラ。 最後は安い感動の押し売り。 ここまで合わない本があることを知ることが出来た。 | ||||
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千織が千織のまま奇蹟を起こす話だと思っていたから悪い意味で裏切られた。 このミス大賞受賞作なのにミステリー要素はどこにもない。 千織が単なる人形というか、作品の舞台装置に成り果ててしまったのがただただ残念。 そしてほぼ全てのキャラクターに愛され尊敬される真理子だが、私はあまり好感が持てなかった。患者に対する言動や思想が医療福祉に携わる者のそれではない。人前で、それも食事中に、ほかの患者やその家族だっているのに、排泄介助のようなプライベートなことを笑い話としてベラベラ喋るなんてありえない。あそこで一気に真理子と未来への好感が下がってしまった。 ラストで真理子が千織に渡したものも本当にいらなかった。千織が真理子に徐々に侵食されてるみたいで嫌だ。最早ホラーだ。 | ||||
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表情が写真と違うものに代わってました。 変わる前の表紙のこの本に思い入れがあるので少し残念でしたが、内容は当然同じなので…、そこは問題ありません。 大好きな小説です。 | ||||
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元天才ピアニスト如月敬輔と、障害をもった少女、楠木千織が体験した奇跡の四日間。 冒頭は小さな音楽室でのピアノコンサート、一片の狂いもない完璧な演奏をする少女、演奏を終えたその少女が無邪気にしがみつくひとりの青年、その手袋に包まれた左手の、不自然に潰れている薬指。 物語の冒頭の数ページで、とくに印象づけたい部分を前面に押し出していくことで、読者の心をいきなりつかんでしまう本書の文章構成はたいしたものだと、とりあえず思わされてしまった。少女の名は楠木千織、青年は如月敬輔。千織は先天的に知的障害をかかえているが、一度聞いた曲はすべて完璧に記憶し、ピアノで奏でることができるという、特異な才能をもっており、それは他ならぬ敬輔によって見出されたものだった。ピアニストとしてその将来を有望視されていながら、とある事件によって左手の薬指を失い、永遠にその道を閉ざされてしまった敬輔にとって、千織はその原因の一端となった憎むべき存在であるとともに、自分が守るべきか弱きもの、その才能をいつくしむべき存在でもあるという、きわめて複雑な関係であることが、本書を読んでいくにつれて徐々にあきらかになっていく。 | ||||
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子供の読書感想文用に 内容も面白い | ||||
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脳に障害を抱えているが、異才の持ち主であるピアニストの少女が、どのように話しを展開させていくのか?気になり、先行きに期待感が持てる分、前半は楽しく読み進めることができた。 しかし、後半(奇蹟の四日間)に入ると、イマイチでそれほどでもなかった。それに、批判的な評価をする人もいるようです。事故を切っ掛けに、 他人の人格に入れ変わってしまうストーリーは、東野圭吾の『秘密』をパクったのではないのか?と、かなり不評で話題にもなりました。また、その後の進展も想定の範囲内で、特別に面白いわけではありませんでした。タイトル『 四日間の奇蹟』にやや名前負けしている感じがします。 | ||||
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途中からの展開が予想外でした。 心が暖かくなるっていう表現とは少し違うかな。でもそれになんか近い。 | ||||
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「このミステリーがすごい!」の大賞金賞受賞作ということだったので、事件が起き推理をしながら物語を進めていくのかと思いきやファンタジーでした!? でも読んだ結果、ものすごく感動しました! 脳に原因不明の障害を負った少女とある事件でピアノが弾けなくなってしまった男性。 その二人がとある診療所に訪れ不思議な魅力を持った女性に出会う。それに関わる人達との出会い。 中盤前あたりまでは、黙々と話を進めて読んでいたのですが、中盤以降どんどん物語に引き込まれてしまいました。 四日間の奇蹟というタイトル通り、読後とても暖かい気持ちにさせてくれました。 | ||||
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発売当時、平積みしてあったものを買って読みました。 読んでいる間、 序盤:素敵だな 中盤:なんだこりゃ 終盤:えぇ… というふうに気持ちが推移していき、後味がすごく悪かったです。 一番嫌悪感があったのは、全てが終わってからの千織に起きた変化です。 変化があったとしても、それをなんとなく匂わせる程度の描写でよかったのでは… 序盤の心地よさや、それまでの千織自身・主人公との関係性を否定しているように感じてしまいます。 文体があまり好きではないと思いつつ読み進めていた事もあり、がっかりしました。 しかし、むしろ終盤を高く評価する人も多いようで驚きました。合う合わないが分かれる本なのでしょうね。 | ||||
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このミステリーがすごい大賞受賞作ということで読んでみました。 いい話と言えばいい話なのですが、どこかで読んだことがあるような話で、 東野圭吾の「秘密」に近いものがありました。 個人的には救われない感が残るので、★3つとしました。 | ||||
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ミステリーというよりはサスペンスでは? まあカテゴリの文句はおいといて内容ですよね。 とても綺麗な文章です。 それはもう、広大な景色が眼前に浮かぶぐらいの綺麗な文章です。 見事としか言いようがありません。 が、入れ替わりの要素があまり生かされていないように感じます。 必要あったのか?と思わず突っ込んでしまいました。 | ||||
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夢を断たれた音楽家の主人公が、幼き少女に希望を託す。 、が問題発生。 読んでください。 | ||||
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本当に大好きな本で、友達にプレゼントしたりしているので、これで三冊目の購入です。心から感動できます。東野圭吾さんの「秘密」と比べられる方がいますが、それぞれ良さがあって、私は別のものだと思っています。私はどちらも好きですが、あえて言うならこちらの方が深いと思います。 | ||||
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物語のきっかけを読むと、世界を股にかけた小説なのかな?と思えるけれどdomesticな物語。 主人公と少女の恋愛へと話が進みそうでそうではない。 とっても分厚い本。。なんとなく先の見える展開,どこかで読んだよな小説?ですが、美しい小説であり、なので読みやすい。 | ||||
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けど、楽しんで読めました。最後の、ピアノを弾くシーンは圧巻。 | ||||
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