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四日間の奇蹟



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【この小説が収録されている参考書籍】
四日間の奇蹟
四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

四日間の奇蹟の評価: 3.38/5点 レビュー 205件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全205件 141~160 8/11ページ
No.65:
(5pt)

お勧めします

ある人に勧められて読んで見ました。その日のうちに3分の2ほど読み進み、出先で紛失してしまったので、帰りに本屋に駆け込んで購入しました。とても途中じゃ止められません。結局、紛失したと思った一冊が後日ヒョッコリ出て来たので、友人に進呈しました。その友人も2日で読んでしまったそうです。ともかくご一読を。ミステリー大賞でありながらちっともミステリーじゃない、なんて事がちっとも気にならなくなりますよ。
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No.64:
(5pt)

泣けた!

前からどんな本なんだろうと気になっていたのですが、心にしみるいい話でした。素直に感動できたし、泣けました。是非、多くの人に読んでほしいです。
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No.63:
(4pt)

素敵な作品だと思います

読み終えて、とても清々しい気持ちになりました。心とは、どこにあるのか。何が自分なのか。生きるとは・・・。確かに“ミステリー的”な作品ではないかもしれません。ハラハラドキドキといった展開ではなく、静かなミステリーというか、実は壮大なファンタジーというか・・・。次回作もさっそく読んでみたいと思います。
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No.62:
(5pt)

素直に「良い本」と言える作品。

新人の作家さんには珍しく、素直に「良い本だった」と思える作品でした。正直読む前はあまり期待していなかっただけに嬉しかったです。某有名作家さんの作品と酷似しているという批評をよく聞きますが、僕自身はその作品は未読なため、最後まで展開も読めず、飽きずに読み進むことが出来ました。この作品の作家さんについては、『新人離れしたうまさ』とか『描写力が凄い』とかいう賛辞をよく聞きますが、まさにその通りだと思います。特に描写力についてはかなり優れています。描写力が優れている作家さんの作品は、活字として読んでいるにも関わらず、その場面を映画やTVで見ているかのように頭の中にイメージすることが出来ますが、この作家さんもその中の一人です。ただ1つこの作品について納得できないことは、なぜこれが『このミステリーがすごい!』大賞の金賞に選ばれているのかということ。この作品をジャンル分けしたとしても、ミステリーのカテゴリには含まれないでしょう。『このミステリーがすごい!』大賞の審査基準がいまいち理解できません。
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No.61:
(3pt)

次回作に期待したい

出てくる人がみんな良い人すぎませんか?何だかんだいいつつも、自分の将来の夢全てを壊した張本人を引取いやいやながらも面倒を見る主人公。子供ができない体だからと離婚を言い渡されて、それでも、文句をいわない真理子。そして、他の登場人物たちも・・・。しかし、なにより一番疑問なのは、既存の仕掛けをあえて使わなければいけない理由に”?”でした。いい人すぎる登場人物達には、目をつぶるにしても、ここであえてこの仕掛けをつかわなくても、よかったのではないかと思います。読んでいて面白いと思わせる筆力をもっている作者なのですから、もっと別の手法で挑んで欲しかったです。次回作に期待したい!!と思う一冊です(まだ「君の名残を」を読んでいないので)。
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No.60:
(5pt)

千織に惚れました

僕の中の「天才」にぴったりと当てはまるのが千織です。演奏の途中に腕組みをする場面がありましたが、そこが天才肌を感じさせる最高の場面でありました。後半は展開が速く、現実とかけ離れていて僕としては物足りなかったのですが、最近読んだ小説の中では一番面白い本でありました。
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No.59:
(4pt)

さわやかな本

なんだかんだいって、これはいい小説です。奇をてらわずにハートウォーミングに徹してる感じ。話の本題に入るまでが長くて、普通の小説ならだれてしまうところですが、飽きずに滑らかに、一気に読ませる文章力はすごい。ちょっとした伏線の生かし方もニクイ。類似小説との比較も話題に上がってますが、僕は読んでないので気になりませんでした。完全なハッピーエンドを期待した人もいるでしょうが、このカタルシスがこの物語には必要だったのだと思います。ひとりでじっくり読んでください。物語の核となる少女、僕は「リターナー」のころの鈴木杏をイメージしながら読みました。
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No.58:
(4pt)

死期がわかって死ぬまで健康なら!

第一回このミス大賞受賞作品。留学先のウイーンで薬指を失った前途有望な元ピアニスト如月と指を失った事件が縁で面倒を見ることになった脳に障害がある少女千織。少女は特異な才能を持っていた。一度聞けば完全に曲を覚え弾けるのだ。ある施設を慰問のために二人は訪れる。施設の運営スタッフの一人で、彼らをよんだ女性真理子は元ピアニストの高校の後輩で、音楽関係のクラブで一緒だった。コンサートが終わり、勧められて二人はもう数日滞在することになった。真理子と千織はヘリコプターの飛行を見に行き事故に巻き込まれる。千織をかばった真理子は大けがを負い、死線をさまよう。真理子の精神が千織に乗り移り、それまでの人生を如月に語る。自分は何のために生まれてきたのか。子どもを産めない体のために離縁され、両親に死なれひとりぽっちになった自分。しかし、施設の人々から母のように慕われ、離婚した元夫、義理の妹たちにも思われ続けられていることを知る。三日目の真夜中、真理子とともに行った誰もいない集会所で、如月は千織の体に入り込み、ピアノを弾く。直後、真理子は満足して千織の体を去り、死んでいく。その後、千織の心は外の世界に向き始め、ことばも増えていく。二人は、ウイーンで世話になった如月のかつての恩師に、ピアノを聞かせるため、二人を結びつけたウイーンに旅立つ。よく考えられた作品だ。クライマックスでの高まりがもう少しあればと思うが、こんなものだろう。最初から飽きさせずに読ませる技術は新人とは思えない。設定も月並みなものなのだそうだが、私は『ノルウェー』の森を思い出した。真理子がぐちゃぐちゃしゃべり、ただそれを聞く如月、やさしい?何もできない・しない?男。勝手に納得して死んでいく真理子。普通は死ぬまでの三日間くらいは、話すこともままならないのだから、思いのたけなど話せない。もし、三日後に死ぬということがわかっていて、それまでの人生が幸福でなかったら、幸福でないというよりも、幸福に気づいていなかったら、そして体が健康で思いきり話し行動できるのならば、このようなことになるのだろうか。読後感はいまひとつすっきりしない。しかし、読む価値はじゅうぶんにある作品だ。
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No.57:
(4pt)

善意の人たち

ごちゃごちゃした難しいことはわかりませんが、もし、本を読んで良かったか、或いはそうでなかったか、の二つに分けるとするならば、間違いなくこの本は、「読んでよかった本」であったと思います。この小説、登場する人物すべてが“よい人”でした。“よい人”というのは、決して強い人間ではなく、むしろ感情的になったり、弱さもさらけ出したりするのですが、心がきれいで優しく、善意の塊みたいなのです。こう書いてしまうと、能天気なストーリーに聞こえてしまうかもしれませんが、それでもいいじゃありませんか。ぎすぎすした現実から逃避するのではなく、人の心の中には誰でも、汚れなき美しい部分が存在し、それが共鳴しあって、理想郷のような社会が形成される・・・そんなことを信じても、罰は当らないと思うのです。読んでいる最中、あるいは読み終わったあとも、善意や優しさがからだを包み込んでくれているような気持ちになり、それがたまらなく心地よいのでした。
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No.56:
(4pt)

いろいろ…

良く出来た小説だと思います。描写は丁寧でうまいです。でも、障害者を抱え込むって、もっと重いことじゃないでしょうか。もっと葛藤があってもいいのでは。如月さんの家族が簡単に千織を受け入れてしまうことが納得できない。真理子さんについても、田舎にお嫁に行くってもっと汚いことや泥臭いことがありますよね。子供ができないからと言う理由で離婚しているのに、「その家が長く続いてくれればいい・・・」と言う考えは理解できない。女性の生き方としてあまり好きではない。
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No.55:
(4pt)

このミステリーはファンタジー

手に汗握るミステリーというよりは,こころ暖まるSF的なファンタジーという感じ。でもそれはそれで,随所に出てくるピアノによるクラッシックが効果的に展開を際だたせ,少女の弾いているピアノの旋律が耳にはっきり聞こえてくるよう。ナースの真理子との再会以後の出来事はあまりにも出来すぎと言えないことはないけど,真理子の人間性や心の内面が逆に小説の中に引き込んでいってくれる。つくりごとと分かっていても,このような世界があればいいと素直に思えるし,最後は心和む終わり方でよかったと思える作品。ドラマや映画にしてもおもしろそうな感じ。読む前に,あまりに誇張された作品紹介のコピーに惑わされずに,白紙の気持ちで読めばすばらしいと思える作品。若い人の方が素直によめるのかな。・・・この作品を読んで,浅倉卓弥の今後の作品に興味を持った。
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No.54:
(5pt)

この本のおかげで本が大好きになりました☆

私の中学校では「読書の時間」という本を読む時間があります。その時間に読む本がなくなったので友達のススメで読んでみました。読んでみると涙がもうボロボロ出る出る・・・。最後のほうは一気に読んでしまいました。今まで話題の本を沢山読みましたが、この本が1番良かったです。本ってこんなにすばらしいものなんだと初めて思いました。この本のおかげで本が大好きになりました。是非、ドラマ化や映画化をしてほしいです!!本当にありがとうございました!!
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No.53:
(2pt)

納得いかない

書店のポップで「感動作!あなたは途中で読むことを止められますか?」と書いてあって期待して手に取りましたが、正直言ってがっかりしました。確かに一気に読み終えましたが、面白くて本を置けないというよりも、あれだけほめてたんだからもう少し読めば面白くなるだろう…そんな期待からでした。しかし、読み進めていっても心に響くエピソードは出てこないし、なんだか既読感をぬぐえない。色々な本からいいとこ取りしてる感じ。結局ラストまで予想できてしまい感動も出来なかった。そして何より文章が読みにくいというかこなれていない。デビュー作らしいので仕方がないですが、個人的にはプロットにも文体にも入り込めず、何故この作品がこれほどまで大絶賛されるのか納得いかない。自分の感受性が鈍くなっただけかもしれないけど…
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No.52:
(4pt)

いい本です。

 まず、読ませる力(文章力)が圧倒的でした。小難しい脳生理学の話も、口数の多い登場人物(特に真理子)の長セリフも、すんなりと頭に入ってきます。読者に対する説明的な内容ながら、一つひとつがストーリーラインとして機能。無駄がありません。 やはりここでも触れておきますが、話の要となる要素について。ネタとしては前出の異作(僕は未読です)と重なるそうですが、それ以前に個人的にはよくある展開だな、と感じました。しかし、そんなことは全く気になりません。真理子が抱える生と死への葛藤は、もし自分が同じ状況になってしまったらと考えるととても共感できるものでしたし、それでいて最後に彼女が導き出した結論は、ここでは果たして自分はどうするだろうか・・・と考えさせられました。 クライマックスにおける教会での真理子のやりとりと、そこから派生して起こる現象は、ただただ引き込まれます。そして訪れる再生、別れ。心を揺さぶられる物語は終焉を迎えます。 蛇足ながら、ベートーヴェンのピアノソナタ、かの有名な「月光」をあらかじめ第3楽章まで聴いておいて、曲構成を覚えておくとクライマックスのシーンはより感動的になると思います。 
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No.51:
(3pt)

四日間の奇蹟

 宣伝ではベタ褒めだったので前々から気にはなっている作品だった。前半は「奇蹟」と呼べる出来事が全く起こらずもう止めてしまおうか、と思った次の瞬間からこの作品は輝きだす。ドンドン引き込まれていきラストまでのジェットコースターに身を任せるように読んだ。この人の伏線の張り方は好きだ。あちらこちらで投げかけられた疑問が、思わぬところで暖かい結果として返ってくる、「そうか!」と思うそんな伏線。少し話しすぎる登場人物にうんざりした前半が後半に活きてくると私は感じた。作中のピアノの旋律は専門用語を知らない私には響いてこなかったのが残念。読み終わった後この「奇蹟」にポーっとするか「んなわけあるかい!」と思うか、あなたはどちらかです(笑)
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No.50:
(4pt)

優しい物語

友人から勧められて読みました。「ミステリー」というジャンルにこだわらずに読んだので素直に感動することが出来ました。どの登場人物も優しく描かれていて、その優しさにホロリときました。ただ、「真理子」が喋りすぎの感があって、「煩いなー」と思ってしまいました。気持ちの交流は「言葉」ではないんだというのを理解しているはずの女性がこんなに喋るのはなんだか不自然というか、ちょっとがっかりです。奇跡の4日間が終わったところで、千織の言語が著しい変化を遂げるのですが、ここもなんとなく納得できない。たどたどしいながらも、ケイパパには自分の気持ちを伝えようとし、ケイパパもなんとか千織の気持ちを理解しようと努める、前半の関係の方が断然好きです。作者の次回作も楽しみにしています。
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No.49:
(2pt)

前半はなかなかいいです。

前半はなかなか面白いですが、後半があれ?って感じです。物語のキーになるネタがありがちな上に、そのありがちなネタを敢えて使う意味が全然ないストーリー展開でした。これで感動するのはちょっと無理です。しかも東野圭吾が同じネタで面白い物語を先に書いてしまってるため、比べられるとキツいものがあるでしょう。人物描写力とか、臨場感のある雰囲気づくりとか、そのへんに優れたものがある作家さんだと思うので、変なカラクリを使わないで、地道な物語を描いていってほしいです。美しい話を書ける人だと思います。
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No.48:
(2pt)

宣伝に惑わされず、自分自身で善し悪しを決めたい

それなりに楽しめる作品であった。(あまりこのことにふれるとネタバレになってしまうのだが)99年版このミス9位で映画化もされた有名なミステリー作品との関連を指摘される向きもあるようだが、このテーマ自体がそもそも、その作品にオリジナリティーがあるものではなく、古今東西多く用いられているので、その点に関しては問題ないと思う。作品自体も終盤は情景が映像と音で浮かんでくるほどきれいにできている。難点は、登場人物がしゃべりすぎること。確かに登場人物の語らせるのが、もっとも楽な表現かもしれないが、私自身が相手にあんなに長々と話されたら、途中で10回はつっこみを入れたくなる。作者や作品の内容とは関係なく、宣伝のありかたについてだが、確かに第一回の受賞作ということもあるのかもしれないが、いくら何でもほめすぎではありませんか?あまり「感動」「感涙」と騒がれると、かえって気持ちが引いてしまう。言うのは勝手だが「ここ十年の新人賞ベストワン」ということは絶対にないと思う。あまりやりすぎると、第二回以降の受賞作の信頼度が落ちる気がするが・・・。「この作品だけ売れればいいのか?」と問いたい。作品の内容が☆4つ 宣伝が☆マイナス2でトータル☆2つ。
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No.47:
(3pt)

前半はよかったけど・・・

前半部分を読んでいて、「さてどんな奇跡が起きるのだろう?」とどきどきして読み進めました。そして起こった事件は??「なんでやねん!」と思わず突っ込みそうになりました。あまりにもB級映画的なべたな展開に、なんとも入り込めず・・・当然思い出したあの映画の場面が浮かび、「ああ、昔のヒロスエはかわいかったのに・・・」とか余計なことばかり考える始末。音楽や風景描写はうまくできており、いい雰囲気をもった作品であるだけに、この展開は「なんかもったいないなぁ」というのが正直なところです。次回作には期待したいですね。で、星2つかなぁ、というところを3つにします。
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No.46:
(5pt)

麻薬の効能

まるで自分がそこに居るような錯覚を覚えます。後半に入ってからはかなり感情移入してしまって気がついたら涙が溢れていました。いい歳した男が小説で泣くなんて思いませんでしたけど読み終わったとき優しい気持ちになれましたよ
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