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四日間の奇蹟
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四日間の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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このころの小説って泣ける!って評判の小説が流行っていたけれどこの小説はそもそもそういう小説じゃないと思うんだが。そしてこの小説はそもそも推理小説なのか? って思うんだが。著者は日本ファンタジーノベル大賞に応募歴があって落選経験があるそうだがこの小説なら日本ファンタジーノベル大賞なんて受賞できる訳などないと思う。 | ||||
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感動モノ的なタイトルで購入したが、登場人物のだらだらとした会話が続き、一向に話が進展してこないのにじれてしまった。タイトルと話の流れから方向性が予想付いたので、あまり惹かれないものを無理に読むこともないと思い、途中でやめた。話がなんとなく安直なので映画にしやすいだろうなと思ったら、案の定。話がくどくどと続くあたりはカラマーゾフのアナロジーか。カラマーゾフも途中でギブだったけど。 | ||||
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ミステリーではない。 ジャンルに分けることに大きな意味があるかどうか別として、しかし、ミステリーという分野の小説を読みたいと思ってこれを手に取ったら肩透かしを喰らう。 綺麗な語り口で読ませていく。 途中までの感想は「読みやすい」「ドラマとか映画になりやすそうな話」とはいえ、面白い。 しかし、途中で一変する。 はい〜〜??? と思わず声に出した。 思わぬ事故で「失った」指と「得た」少女。 そのことで、主人公と少女が新たな人生を歩み出すに至る感動話だと思っていた私は、ここで、読む気が失せた。 主題は、その通りだが、その「奇蹟」にたどり着くのに「超現実的ファンタジー」は必要だったのか? どうしてもそこにファンタジー要素を入れたかったのか? そこに頼らずとも、山間の療養所で献身的に働く人々との交流からそこに持っていくことはできたんじゃないの? しかも、ご都合主義的に事故や悲劇を起こす展開も好きではない。 ついでに、最後に少女に「渡された」ものについては、もう身勝手としか思えないんだが。 | ||||
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まず2人の関係の設定が強引すぎて ・・・ あとやたらタバコ吸うのは意味あるんですかね? 途中からの展開もよくあるアレです。 登場人物の性格も不快でイライラ。 最後は安い感動の押し売り。 ここまで合わない本があることを知ることが出来た。 | ||||
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千織が千織のまま奇蹟を起こす話だと思っていたから悪い意味で裏切られた。 このミス大賞受賞作なのにミステリー要素はどこにもない。 千織が単なる人形というか、作品の舞台装置に成り果ててしまったのがただただ残念。 そしてほぼ全てのキャラクターに愛され尊敬される真理子だが、私はあまり好感が持てなかった。患者に対する言動や思想が医療福祉に携わる者のそれではない。人前で、それも食事中に、ほかの患者やその家族だっているのに、排泄介助のようなプライベートなことを笑い話としてベラベラ喋るなんてありえない。あそこで一気に真理子と未来への好感が下がってしまった。 ラストで真理子が千織に渡したものも本当にいらなかった。千織が真理子に徐々に侵食されてるみたいで嫌だ。最早ホラーだ。 | ||||
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脳に障害を抱えているが、異才の持ち主であるピアニストの少女が、どのように話しを展開させていくのか?気になり、先行きに期待感が持てる分、前半は楽しく読み進めることができた。 しかし、後半(奇蹟の四日間)に入ると、イマイチでそれほどでもなかった。それに、批判的な評価をする人もいるようです。事故を切っ掛けに、 他人の人格に入れ変わってしまうストーリーは、東野圭吾の『秘密』をパクったのではないのか?と、かなり不評で話題にもなりました。また、その後の進展も想定の範囲内で、特別に面白いわけではありませんでした。タイトル『 四日間の奇蹟』にやや名前負けしている感じがします。 | ||||
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発売当時、平積みしてあったものを買って読みました。 読んでいる間、 序盤:素敵だな 中盤:なんだこりゃ 終盤:えぇ… というふうに気持ちが推移していき、後味がすごく悪かったです。 一番嫌悪感があったのは、全てが終わってからの千織に起きた変化です。 変化があったとしても、それをなんとなく匂わせる程度の描写でよかったのでは… 序盤の心地よさや、それまでの千織自身・主人公との関係性を否定しているように感じてしまいます。 文体があまり好きではないと思いつつ読み進めていた事もあり、がっかりしました。 しかし、むしろ終盤を高く評価する人も多いようで驚きました。合う合わないが分かれる本なのでしょうね。 | ||||
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何が面白いのか、どこで感動するのかわからなかったです。子供を産めない女性への扱いがヒドイな、という印象しか残らない。 大賞を取ったらしいですが、どういう選考システムなんでしょうか。 | ||||
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最後はあれじゃダメでしょ。 あくまで千織は今までの千織で生きていかなきゃダメでしょ。 障害者に対して失礼です。 | ||||
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ふらっと入った古本屋でタイトル買いした『君の名残を』がとても面白かったので、『四日間の奇蹟』も読んでみました。 説明調なセリフ、良い歳の女の女子セリフ、無理やりすぎで引いた事故、先の読める展開。 ありのままの千織、というか障害を否定された気がしたので残念でした。 読んですぐに古本屋に売りに行きました。 | ||||
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展開が強引過ぎてついていけず、あらゆる事柄がご都合主義過ぎているように思える。 如月の過去も壮絶というほどではなく、言い訳作りの為に用意された事件のようで何の感慨も得られない。 真理子は真理子で十分幸せで充実した人生だと思えるし、彼女が死んだところで読者は何の悲しみも湧いて来ないのではないかという疑念が読み進めるごとに強くなり、まず死を迎える展開になんてしないだろうと祈りにも似た思いがあったが無駄だったようだ。 そもそも、偶然の事故で命を危うくして何が奇蹟なのかと……神が起こした奇蹟なら私はハリセンで突っ込みいれてることだろう。 ただのつまらない小説というだけならレビューなんてする気も起きなかっただろうが、時間を掛けて500ページを読んだので正直なところ腹が立つ。 実際、ページ数の割りに内容は薄く無駄な文章もあり表現力もそれほどないのだから、もっと短くまとめてもらいたかった。 何より許せないのは、感動作と謳ったPOPや帯だ。 感動できる面白い小説なんて幾らでも在る。本当に幾らでもあって涙なしには読めない作品も在る。 だが、この作品だけは違うと断言できる。 伏線が云々、文章力が云々と誉めそやした煽り文句には嫌悪を感じるし 自己犠牲がどうこうといった書評には溜息と苦笑が同時に漏れたくらいだ。 こんなものを読むくらいなら私はカミュの「異邦人」を30回は読み返していたほうがよかった。 | ||||
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”このミス”の大賞作品だと言うので読んでみたのですが、 設定は使い古された物だし、 本来、好感を持たさなければならない準主役の真理子の キャラが最初は良かったのですが後半は 自己中のとんでもなく嫌な女に書かれていたりで 泣けるどころか読み進めるがきつくなりました。 言葉の使い方などにも矛盾点や不快な部分も多々有り、 だらだらと何を言いたいのか分からない文章に これだけのページを使う意味を感じられませんでした。 浅田次郎なら同じ題材ををこの半分でもっと素晴らしい作品に 仕上ていたはずだと思えば、時間の無駄以外何物でもなかった の感はぬぐえません。 第1回の大賞ですから該当作なしにはしたくなかったのかもしれませんが、 これを選んでしまった書評家の先生方にはがっかりです。 | ||||
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圧倒的なつまらなさです。正直面白くなさすぎて逆に読めました。 ピアニストがたまたま指を撃たれるって・・・偶然出会った少女を守ったとか・・・。 どうしようもないご都合主義、少しは考えてよと言いたくなるいいかげんな設定、ありきたりすぎるストーリー、個性の無い薄っぺらい登場人物。 人気さえ出ればなんでもいいんでしょうけどいくらなんでも・・・。 | ||||
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頂き物の本に混じっていたので読みました。 第一章の時点で自己陶酔的文章と古臭い台詞まわしに嫌気が。。。 いつもなら読むのを止めるのですが、裏表紙に第一回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作・「描写力抜群、正統派の実力」「新人離れしたうまさが光る!」「ここ十年の新人賞ベスト1」と大絶賛だったので、本当かどうか確かめるために最後まで読みました。 結果は時間の無駄でした。 展開には違和感があるし、長台詞も必要性を感じない。細かい描写も的確ならいいんですが、やり過ぎな長文は邪魔なだけです。 話を進めるための強引な事件が起こるのはまぁいいんですが、それを補って有り余るだけの人間性あふれる内容でもないんですよね。主人公には魅力を感じないし、女の子のキャラクターも死んでるし、女性の描写も駄目ですし。 人の悲しみや優しさって、もっともっと深いものじゃないですか?解っていない人が人間の表面だけをなぞったような、薄っぺらな物語でした。 この作品の大賞受賞によって、埋もれてしまった数々の作品が気の毒です。熱い感情や素晴らしい人間性をぶつけた作品はもっともっとあるはずなのに、出版社も選考者も作品を世に出す責任を今一度考えて欲しいものです。 あとがきにて、大好きな書評家の茶木則雄さんがこの作品を大絶賛していたのでかなりショックでした。私にとってはこれが最大のミステリー。 | ||||
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設定がどうだの、これはミステリーではないだのといったことはさておいても、一言で言うと長すぎ。くどい。感動の押し付け感が強い。とりわけ登場人物の饒舌さは読むのに苦痛。もっともっと刈り込んで短く出来るのでは?短編であれば、もっとさらっと、余韻の残る感動を与えていたのでは? 巻末の解説は手前味噌なぐらい褒めすぎなのだけど、ほんとにそう思ってるの?と突っ込みたくなった。新人賞の作品主義化に異論を唱えていたが、これも作品主義な選択なのでは?原石というにはちょっとあざといぐらい出来すぎてるんですが・・・ | ||||
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ベストセラーになる小説ほど「軽い」と思いませんか? なかには内容実力ともにすばらしい小説もあるので、すべてがそうだとはいいませんが―― ポッと出てきてヒットをとばすような小説ほど、そういう傾向にあるように思います。 そして、この小説はその典型例だと思いました。 とくに目新しい設定もなく、心に響く言葉もなく、「ふーん」で終わってしまうような感じ。 まあ…それなりに読めましたよ。でもこれがベストセラーといわれるとちょっとね……。 わたしはたんなる読書好きの素人でしかないけれど、「テーマ」がある作品っておもしろいと思うのですよ。 この小説のテーマはミステリーですか、ファンタジーですか、それとも恋愛ですか? いろいろなテーマを盛り込みすぎて、重心が何もないから、中途半端で「軽い」印象になってしまったんじゃないかなぁ。 そこが少し残念な気がします。 | ||||
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「このミステリーがすごい」大賞とのことで、読んでみました。 読んでて途中でどきどきしたり、こう来るか〜と驚いたり、ということはありませんでした。 また、本の帯や裏表紙に紹介されているような感動、感涙も正直なところ、ありませんでした。 それに、文章や登場人物の会話がまどろっこしく、しかもちょっと押し付けがましい感じが私にはして、だめでした。 登場人物の言葉をちょっとだけ引用させていただくと、、 「泣かないでって言っても無理だよね。わかんない、すごく複雑。あたしより先に泣いてずるいっても思うけど。だけどなんて言うの?貴女があたしのために泣いてくれているっている感覚は、照れくさくって、同時にとても−−−とても暖かだわ」 どうなのでしょう、この台詞…まあ感じ方は人それぞれですね。こんな調子が続きます。 千織が弾くクラシックの名曲が物語のBGMとして流れる感じで、そこはよかったです。 | ||||
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宝島の新人賞第1回「このミステリーがすごい!」大賞の大賞金賞受賞作品です。 どんだけすごいんだろう?と思い読んでみました。 ある強盗事件で両親を亡くした脳に障害を持った少女・千織と、その事件で左手薬指を失いピアニストの道を閉ざされた青年・敬輔が、山奥の診療所で遭遇した不思議な出来事・・・簡単に言えばこういうストーリーです。しかし、もうひとつ重要な人物がいます。 その診療所で働く女性・真理子です。 彼女は敬輔の高校時代の後輩にあたります。 この真理子がある事故から千織を庇い意識不明の重体となったことから物語の本筋が始まります。 ここまで書くと分かる方もいると思いますが、大きく言うと入れ替わりの物語です。 言ってしまえば小説では使い古されたテーマでもありますよね。 私が読んで思ったのは、これはその入れ替わりが終わった後が重要だと思うのです。 なんて言うのか再生の物語っていうのかな・・・ ミステリーというより、ファンタジーで、あまり感情移入は出来なかったし、帯に「感動」とか「涙が止まりませんでした」と書いてありますが、私は涙は出なかったです。 小説なんだからフィクションなのは当たり前なんだけど、ファンタジー色が強くなってしまって余計に作り物という感じがしてしまいました。 面白くないという事ではないんだけど、私の好みではなかったかな。 | ||||
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感動ものにはすごく弱い私なんですが、この作品では正直全く泣けませんでした…。文章力は高いと思いますが、内容がありきたりすぎます!読んでいて先がすぐに見えてしまい、残念でした。 | ||||
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「このミステリがすごい」大賞と言ってもそもそもミステリではないでしょう。それと脳性麻痺の少女をヒロインにするあざとさ。心の入れ替わりという手垢にまみれた手法を採用する厚顔さ。ファンタジーの筈なのに作品に高級感を出すために散りばめられた医療問題とクラシック衒学。 どれを取っても賞狙いとしか思えない。作者の目に映ったものは、自らの作品が与える感動ではなく、賞金額なんだろうなぁ。 | ||||
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