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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1009件 161~180 9/51ページ
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世の中を上手に表現できている感じがした。コンビニだけでなく、大人の世界は全て同じようなものだと思う。人間は大人の皮を被り、他人に干渉することを厭わない、つまらない存在だ。ただ、そういう世の中で一人一人苦悩しながら生きていかざるを得ない。 | ||||
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自分と重なる部分が多いように錯覚させられる。 名曲に共感する人が多いのと一緒で、現代人の多くが心の中で感じている「自分はもしかしてグレーゾーンの人間なのではないか?」と不安に思う気持ちが本書に対する共感を呼んでいるのではないだろうか。 時折垣間見える主人公以外のグレーゾーンと思わしき人間の行動と、それに対しておかしいと思う主人公の感情もリアルさに拍車をかけている。 物語の最後は少し拍子抜けして、気付いたら終わっていた。 | ||||
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期待通り | ||||
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読みやすく、面白くてあっという間に読み終えてしまいました。 物語としては、恵子は変わった人で白羽はクズな人、それ以外は普通な人という感じで、恵子の気持ちに共感することはやや難しかったです。ただ、中盤に恵子が白羽と同棲を始めて、それをコンビニの職場仲間に話し、仕事そっちのけで根ほり葉ほり質問され、勝手に都合よく物語を盛り上げているシーンには、土足で踏み込んでくる職場仲間に鬱陶しさを覚え、恵子には自分が生き生きできる場所を壊してしまったことに何やっているんだと、感情移入をしました。そういった意味では、自然に恵子を応援していたんだなっと思います。 本書を読み終えて、私自身、変わった人を見て、自分はまともだと思い、安心しているところがあるなっと感じました。普段の生活にも少し気付きを与えてくれた一冊だと思います。 | ||||
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主人公の女性は普通ではなく、社会に不適合な人物。レヴューで星5付けている人は、どこか別次元の出来事に、奇異な眼で「気持ち悪い」「コワイ」というホラー的視点で捉えているんではないかなぁ。 身内に主人公のような人を持つ側からするとあまり気持ちの良い作品ではない。 でも書籍になって多くの人に知ってもらいたいという気持ちもあり、一方では奇異に描いて欲しくないという気持ちもあり、複雑です。 ハッピーエンドにされるのは違うし、でしょうね。っていう結末で、本人や身内は苦労しているんですよ。 | ||||
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面白い。 主人公の思考や感性はだいぶ個性的。でもそれが彼女の普通。それに気づいて器用に自分の個性を覆い隠した主人公。コンビニ店員の型にハマることで普通になる。普通の人の声色や持ち物を真似し、普通を習得してコンビニ店員の鏡にまでなった。 普通のコンビニ店員よりも、彼女のほうが組織としては優秀な存在。だったら、普通である意味は?変かどうかはだれ基準? これまでの人生で、『自分って変なのかな?』と心配したことがある人は少なくない気がする。 ユニークさが持て囃され、同時に嫌悪される。私自身、自分の些細なユニークさが恥ずかしくて邪魔で。でも人が面白がってくれると嬉しくて。 この本を読んでいると、主人公は明らかに特殊だが、所々自分と重なる部分を見出してしまう怖さ、に引き込まれていく本でした。 | ||||
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デクスターみたいなコンビニ女子定員 自分の意見を持たず、決まりごとに従っていればいい 登場人物たちが皆、自分の意見をもたずに、ききかじりの正論で殴り合う 侮蔑と蔑み 家族ですら容赦ない 常識という風向き次第でどうかわるかわからないものに踊らされる ええ、そっち行くのという最悪な選択に突き進んでいく姿は、もはやホラー そこでアクセルを踏んで、痛い描写をするところが評価されたのだろう 作者の性格の悪さが噴き出すような世界もきれいごとに昇華されてゆくのは、作者の良心なのだろう | ||||
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主人公は明らかに何か特性(アスペルガーなど)を持っている。しかし、言葉では表現されていない。彼女の特性は理解されず、無下に排除され、家族にさえ「治る」とされている。いわゆる「普通の人」にだったら、しないような態度や言葉を、主人公は投げかけられ続ける。 怖かった。主人公がではなく、普通の人たちが。世間の普通から外れたら、こういうふうにしか見られないのだと見せつけられた。ダイバーシティなど存在しないなと思った。 | ||||
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没入感がすごかった。 誰しも主人公と大なり小なり共通するところがあるのでないかと思うが、そこを煮詰めて煮詰めて昇華したラストにはある種の爽快感があった。 心理描写もよくぞここまで描けるなあと感心。 | ||||
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過大評価。読みやすいので普段文学に触れてない人におすすめ。取り立てて着目する点がない。面白い点がないので凡百の小説より退屈。ツカミはいいと思ったが、それ以外はなんとも言えない。 | ||||
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現代ならではの話しですね。確かにいろんな職業がありそれぞれの社会があるんだと少し考えさせられました。 | ||||
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社会性を持つ人として、自らの価値観と折り合いをつけ、やりたい事をやって生きる。 という事が書かれているのかな。 | ||||
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「火花」とかはよかったが、これはタイトルにしても今どきの小説みたいだから、もしかしたらハズレかも、と、期待しないで読み始めたんだが。 ポップな口調で読みやすいし、登場人物も設定も今どきっぽいし、とか思ってたら、いつしか虚構世界のど真ん中に引きずり込まれた。ちょっと驚きの傑作。 細かな日常描写が少しずつ傾いでいき、これまで当たり前で普通に思っていたことがさりげにくつがえされ、もう何もかも今までのように直視できないような妙な読後感。 あのノーベル賞級の傑作「砂の女」を思い出した。カフカの現代日本版みたいな気もする。「火花」はオーソドックスな定番の傑作だったが、本書はその対極の傑作だ。 | ||||
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主要キャラはやや奇妙だが、大事件は起こらない。 にも関らず、先の展開が気になり、ラスト、意味不明な納得感、爽快感がすごい。 | ||||
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図書館で借りて読んで、文庫が出ていた為購入。 なぜか引き込まれる内容。 ふと、また読みたいなと思える。面白いですよ。 | ||||
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捻りのないストーリー、オチ。感情移入できない登場人物。雑であり魅力的な人間味もない。 流行りのマイノリティがテーマ。 発達障害、LGBT要素を仄めかしているのは明らかだが、全体的にチープ。 人間の作り込みが浅いというか、洞察力、想像力が無い作家だと感じた。 流行りネタで売れそうなタイトルにしとけば感。 純文学好きにはおすすめできない。 読みやすく分かりやすく、読書初心者には向いている。 芥川賞を送るタイプの小説とは思えない。 内容が薄いのに、ウケのいい売れそうなタイトルの作品に送るあたり、文学賞の退廃を感じる。 今時、芸術すらも商業的、利益的、コンビニ的。 | ||||
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まだ始めの方しか読んでいませんが……。 読書が苦手で学生の時に嫌々読むくらいでしたが、今はだいぶ大人になり、ふと本を読んでみようと思い、こちらの本を1.2ページ読んでみたらとても読みやすかったです。これから少しずつ読んで行こうと思います。楽しみです。 | ||||
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私は社会不適合な部分が多めなので共感して楽しめました。 主人公には頑張ってほしいと思いました。 ただ、もしこの主人公が「ケーキを切れない」系の人に危害を加える社会不適合者だった場合、私は「普通」の側に回って「排除」すると思いました。白羽さんに皆がしたように。 また、主人公は飲み会に誘われてなかったり微妙に遠巻きにされていますが、もし自分が主人公と一緒に働いたら「普通」にしなきゃと思って皆に合わせると思います。 「普通」「不適合」どちらの部分もリアリティがあってとても面白かったです。 | ||||
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読みやすく面白かったです | ||||
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サイコパス?と思うような女性が経験する日常を、”フツウ”の時点で書いている。 共感できるところが多く、そして物語としても面白かった。 1日、2日で読み終わるくらいです。 | ||||
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