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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1008件 101~120 6/51ページ
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ドラマ化でも見据えたようなリアリティのなさだった。登場人物がキャラ立ちしすぎていて、展開が不自然で私には無理だった。 | ||||
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2時間かからず読み終わりますが、読んでいる途中も「…?」となり、最後まで読んでも「…で?」という感想しかなく、私には何を書きたかったのかよく分かりませんでした。 | ||||
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全てを合理的に考えて行動する主人公の女性と、普通だと思い込んで生きている人たちの間に起こる些細なことを物語にしていると思った。そこに第三の登場人物が現れて物語が進展していきます。 2023年にこの物語を置き換えると、主人公がAI で第三の登場人物が人間、普通だと思い込んでいる人たちはNet 民。 | ||||
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まだ読み終わっていませんが、面白い。久しぶりです。 | ||||
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私の感覚では普通でした。 | ||||
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現代が要求する機械的な人間像をキャラクターとして描き、痛烈に皮肉っているという事なのだろうか。そういった機械的な視点の一人称が「普通」を求めていく流れに面白みはあったが、どうも人間臭さが足りないし主人公があまりにも機械じみていて肉体が感じられない。主人公に肉体を自覚させるようなもっと大きな動きがあればよかったが、結局弱者男性にざまぁするだけの俗っぽい内容で非常に残念。 ラストは良かったが最初からそっち方面で掘り下げて欲しかった。 | ||||
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朝、世界が動き出す時間にその部品として自分が廻り続ける、コンビニというガラスの箱で。 コンビニで働きはじめて自分が生まれ変わった。 というイメージが清々しい、大好きです。 五感の敏感さ、自分なりの見方や合理性がある、でも周囲と合わせるために話し方や服の好みが影響されていく、なるほどなぁ、そうだわ。 今の気分を美しい文字化にした描写は再読しても鮮やかでクラクラする。 【世間の普通】に折り合いをつけようとしつつ、ラストのぶっちぎりも爽快。 | ||||
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「普通」とは何か考えさせられた。確かに主人公の幼少期は普通でないと思う。大学生になり、コンビニでマニュアルに則り、一生懸命働く。働きながら、人の真似をしたり、状況を見たりして、成長していく。これは普通だと思う。しかし、働いていない時は、普通に人と接することができない。30台半ばになった主人公の将来を考え、親、妹は心配する。変な男に寄生されるが、最後はコンビニ人間として立ち直り、一部、普通に戻れて良かった。「普通の人間っていうのはね、普通じゃない人間を裁判するのが趣味なんですよ。」というくだりが心に残った。読み終わって何とも言えない気持ちになった。 | ||||
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幼い頃から社会不適合と自認する女子の日常を切り取った作品。 フツーの人のフリをして生きてきた主人公は、学生時代に出会ったコンビニのバイトで無理しない生き方が出来ることを発見する。コンビニ中心のルーチンワークに埋没することで、フツーの人のように見えている(はず)と考える主人公。コンビニで人間として生まれた、という発想が面白い。 エキセントリック過ぎる主人公が成り行きで同棲するこことなったのは、これまた究極の社会不適合者。この男の想像の上をいくダメさ加減は、イライラを通り越して笑いが込み上げてくる。 男を養うため三十代まで勤め上げたコンビニを辞めることとした主人公。この時の店長、バイト仲間の反応で、実は主人公がどう見られているかが分かってしまう…。 著者は、暗黙の同調圧力がどんなに生きづいかを描きたかったのか。決着の付け方は、ホラーに近いかも。面白系純文学である。 【芥川賞】 | ||||
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主人公は持病がなく、五体満足で犯罪歴もないのに家族からカウンセリングに連れて行かれ「治そう」とされてしまう。 妹に哲学、神学、心理学、法学、文学、アートなど の知識があれば展開が違ったはずだ。 「普通」を押し付けてくる側の普通者たちは実は読書で身につけられる知識や教養が無く、どうにもならなくなるが、ラストで主人公は自分の感覚に頼ってある場所に戻る。 ちょっとでいいから本を読んで、だけど本だけじゃなくて朝散歩もしよう。そんなメッセージを作者から感じた。 | ||||
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私は普通に慣れないちょっと変わった人間だという自信が感じるジレンマと、そんな私を支える家族の心配と不安と優しさと、普通ではない私を腫れ物に触るように接し、しかし普通に近づいた瞬間にコミュニティの一員に引き入れる人間模様と心の機微が上手く描かれた作品だった。 | ||||
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芥川賞をとって、世界中で翻訳されているという。 どんなものかと思って読んでみた。 読みやすいからすぐ読んでしまえる。 しかし自分には何がいいのかよくわからなかった。 どの部分に感心すればいいのか。 ズバリ言ってしまえばこの主人公は一本神経が足りない人物だ。 子供のころは平気でスコップで人を殴り、頭が悪いわけでもないのに就職しようとも思わず目の前にあったコンビニに入って働く。 親を安心させようとも思わず心配してくれる妹を泣かす。 友達と距離を置くわけでもなくしかも浮いている。 どこから見てもおかしい白羽のような人間を家に引き入れてしかも中途半端に操縦される。 少数派の人間といってしまえばそうなんだろうがやっぱり共感はできにくい。 コンビニの音が空気が自分には必要なんだということで、一度はやめたコンビニに結局戻ることにして小説は終わる。 ハッピーエンドでも何でもなくただ続いていくだけだ。 外国人にとっては日本のコンビニというものを垣間見る思いがして興味深いかもしれない。 でも日本のコンビニをよく知る我々日本人にとってはどうなのか。 コンビニ店員のベテランとして一生を送るちょっぴり神経が足りない女性の物語、それしかない。 これのどこが芥川賞でどの部分に共感し感心すればいいのか、自分にはわからない。 | ||||
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社会に蔓延する「普通」であることへの同調圧力に向き合う主人公を通して、自分が求めている「普通」について考えさせられる良書 | ||||
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"群れ"に属するのが苦手で、人からはよく変わり者と言われます…と聞いて、思い当たる節がある方は興味深い作品なのではないでしょうか?多様性を求めるが、受け入れる土壌が整っておらず、結局のところ一般的な人生設計から外れると迫害される。そんな苦しみを感じている方はこの作品を楽しめるかもしれません。しかし、少数派ではない方は理解に苦しむ場面が多いのではないでしょうか。 | ||||
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話はシンプルでした。 ですが、内容の波が緩やかなので、活字に慣れてない方にはオススメできません。 最後も作者が何を伝えたいのかがわかるような、エンディングでもないので、モヤッとしてしまうかもしれません。「どんなオチなんだろう、ここから面白くなるのかな?」と思ったらそのまま終わる感覚です。 文章を構成する単語や表現は美しいです。 それ以外は自分にはあんまり合いませんでした。 | ||||
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所謂「普通」の人が息をするように自然に習得し受け入れていく社会の暗黙ルールや価値観を、感覚的に理解出来ず苦しむ主人公。周囲の多数派に迎合し努力してそれに馴染むキャラクターを演じつつも、結局は正体のない「普通」の亡霊に翻弄される。読んでるちになんとなく「人間失格」を思い出した。この主人公は最後に自分なりの価値観に確信を持てて良かった…のかな。 | ||||
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コンビニ店員の生態をリアルかつユーモラスに描いていますね。 前半は、リアルでシリアスな感じだったけど、 後半は、減らず口ばかり叩くダメ男の白羽さんが登場してから、ちょっとおふざけが過剰になったような。 縄文時代云々の御託は、ユーチューバーのひろゆきさんあたりがいかにも言いそうな感じでおかしかったです。 まじめな古倉さんとダメ男の白羽さんとの化学反応は、もっと古倉さんに心の変化をもたらしてほしかったです。 コンビニのマニュアルやら他の店員の言動やらのコピペばかりしていると、 自分がなくなっちゃうでしょう。自分本来の感じ方を見失ってしまいます。 それでは、人間らしさのない中身スッカスカ人間に堕してしまいます。 白羽さんとの同居で、その辺の心境が変化する姿を個人的には描いてほしかった… 古倉さんが最初から最後までアップデートされていくAIロボットみたいだったのがちょっと残念でした。 作者は意図的にそうしたかったかもしれませんが… | ||||
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最初は主人公から見る他の人物の描写が独特でとても面白かった。 しかし、ある男との生活が始まってから、う~ん…と感じてしまい。 ある男が自己中すぎて、また主人公への発言の数々が無理だった。 終盤の妹が泣く場面で主人公の気持ちに変化が生まれ良い方向へ向かうことを期待したが、そんな簡単なことではなかった。 ある男との生活や妹の涙など、それまで主人公の人生にはなかったことが起きたのに …そこの広がりが読みたかった。 | ||||
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テンポの良いストーリー展開で、一気に読めました。アイロニカルな雰囲気がとても良かったです。個性的な作品で、好みは分かれてしまいそうだなと感じました。僕はとても楽しめた! | ||||
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何故か高評価(中には作品以外の評価があるし)なのでレビューします。 大したことないです。コンビニで働くことだけが生きがいの人のお話です。 それだけです。 まあ良い点は読んだ人に「芥川賞は無価値」を気づかせてくれたことじゃないっすかね。 | ||||
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