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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1009件 261~280 14/51ページ
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はっきりいう。おもんない。70人の予約待ちの末、やっと図書館で借りて読んだが、読んだ感想が「は?何がおもろいの?」でした。妻も私もそう思ったので、なぜこんな評価高いのかわかりません。登場人物サイコパスだらけで全然共感できねーわ。だから最後まで感情移入できなかった。駄作。 | ||||
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彼女は居場所を見つけられたので、最後はハッピーエンドだと思ってます。わたしも彼女のような思考なので共感できました。彼女に「普通」はいらないんですよ。 | ||||
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自分自身と重なりすぎて、読後、虚無感というか焦りというか、複雑な感情になりました。 私自身も主人公・小倉さんと似ていて、30手前でアルバイト経験しかありません。幼い頃から幼稚で変わっていて、団体で浮いていました。ちなみに大人になってから自閉症スペクトラムと診断されました。 前職の接客業では、コツを掴み、業務はそこそこできていました。でも、日常的なコミュニケーションが取れなくて、やはり若干浮いていました。人手不足の中1年中週5勤務で、お店にとっては「便利な働き手」だったと思います。ですが、辞める際はあっさりとしたものでした。普段コミュニケーションが取れていない分、惜しむ感じは薄かったと思います。 まさにこの物語通りで、思わず引き込まれてしまいました。 印象に残ったセリフは「いい年してアルバイトなんてお荷物ですよ」「あなた達は子孫を残さず独りで死んでいくのが世のため」といったものです(※原文ままでない)。 キツい言葉ですが「確かになぁ」と納得してしまいました。 コンビニ人間がコンビニを失ったと同時に存在意義まで失い、再びコンビニ人間へと戻る…といった展開は、アルバイトを転々とする私の姿に似て戦慄が走りました。 また、結婚も恋愛も興味がなく、物欲もさほどない姿も私とそっくりです。 ただ、変わらないかと言われれば、年齢だけが増えていく…。見た目は老けていき、いつしか新社会人のようには可愛がられなくなっていく。また、体のガタもきだす。 小説では再びコンビニ人間へと戻ったというオチですが、主人公の人生は年を重ね、悪いループしていますよね。思わされるものがあります。 なんだかめちゃくちゃ私の痛い部分を突かれた小説でした。そして、人生を考え直さなきゃなと思わされました。私にとっては「モヤモヤエンド」で気持ちのいい読後ではありませんでしたが、少なくとも衝撃を受け、印象に残りました。 p.s. 私も小倉さんのように、はみ出さないように嗤われないようにと「普通の人間」をよく演じますが、きっと周りから見たらバレバレで噂されてるんだろうなと感じました。もうプライドを捨てたり、気にしないことが1番なんだろうなぁ。 | ||||
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昨日、オススメされてamazonで古本を購入した「ビニ本人間」を完読致しました。 タイトル通りの短編官能小説で、文字も大きく印刷されており、ワシの様な初老の視力でも読みやすいには読みやすかったです。 ただ、話の内容自体は今ひとつ何が伝えたかったのか?が理解が出来ませんでしたが、主人公の女性が勤め先のコンビニで深夜に配送された商品の品出しをしてる最中に店長に長年の夢である「肛門性交」を懇願され、流れに押されてノリノリで生挿入を許してしまうやり取りのシーンで不覚にも夜中に腹を抱えて大爆笑してしまいました。 前記も書いた様に話の内容は理解不能な部分が大半を占めましたが、全体的にはタイトで無駄の少ない纏まり良い文章になっていたと思います。 また、金森くんのオススメの作品があれば教えて下さい♪ ワシのオススメ作品は「鉄鼠の檻」「狂骨の夢」「絡新婦の理(ことわり)」の3作ですかね。 宜しければ読んでみて下さい。 | ||||
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普通じゃない人間は普通の人のふりをして生活しなければならない。しかし、無理をして普通でいようとしていると、本来の自分を見失い徐々に心を病んでいく。 この小説を読み終えたとき、爽快感が走ったのは主人公が最後まで自分の心に正直に生き、人生の選択をしたからではないか。 わたしも普通でない人間だと自覚している。主人公の自分を貫き通す強さや生き方に共感し、これからも生きていかなければならないと背中を押され元気付けられた。 コンビニのアルバイトについて、世の中の厳しい視点が書かれているが、個人的に大変な仕事だし続けてる人は凄いと思う。 | ||||
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面白くて一気に読んだけど、なんだか胸くそ悪い読後感!笑 主人公ほど極端ではないにしろ、誰にでもある心情、あまり共感は呼ばないけど、自分らしくいたいと思える一冊。、 | ||||
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1ページ目から最後のページまで通して少し人と違う考え方を持つ主人公。そしてその感情に対して少しでも思い当たる節のある人には共感と普通の生き方とはなんだろうという目線を与えた上でストーリーを読ませる。 その感情を知らない人は気味の悪さだけが残る話だと思いました。 共感を得られるように作られた話ではないのに共感を得られた人にしか読めないストーリー。 「普通」とはなんなのか?「社会の歯車」であること。それをいいんだよ、大丈夫だよとか正しいとか悪いとかではなく、あくまで利己的に、主観的にこういう考え方もあるんだ!って共感できてしまう人達に向けて言ってるような気がする。きっとそんな考え方になってしまう事への救いではなく諦めを与えてくれる。誰かが生きる希望を持てるような作品ではないけれど、生きる事ってそんなものだと思わされる作品。 | ||||
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コンビニの仕事で自己実現している30代後半独身女性が主人公。ただ、他の登場人物はそんな主人公を「普通じゃない」と扱い、びっくりするくらい(時には酷い言葉で)干渉してきます。 (恐らく)作者が感じたであろう「生きづらさ」を小説で表現したと思うんですけど、「普通の」世間はこんなに干渉してこないと思います。「誰もあなたに興味はないよ?誰にも迷惑かけてないし、税金払って自活してるなら、好きに生きたら?」って感じが「普通の」世間の反応です。 小説だから過剰表現してるんでしょうが、「普通の」世間はここまで他人に興味を持ちません。特に白羽の義妹が酷かった。ほぼ初対面の相手にあんなに汚い言葉遣って罵る人いる?あれは最早犯罪でしょ。 | ||||
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主人公はコンビニ店員。30代半ばにも関わらず結婚もせず就職もせず、18年間同じコンビニでバイトで働いてる人。 新しく入った店員(これがまたクズ人間なのだ)がすぐにクビになり、その後ばったりその人と会ってひょんな事から一緒に住む事に。 主人公は18年働いたコンビニを辞めて就活する事になり(これもまた一緒に住んでる人に利用される為)、しかしそれがきっかけで主人公も一緒に住んでる人もまともな人間になるかと思えば、結局就活は辞めてコンビニ店員に舞い戻る。 予想した結末ではなかった為びっくりだったがそこは批判しないでおこう。 なんともあっけない最後だったと思った。 | ||||
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とても読みやすく、話も短めなので、小説が苦手な方でも読了しやすいのではないでしょうか。オススメです。 私は、「主人公側」か「そうでない側」かの視点で読み進めてしまい、最終的に主人公を「受け入れられる」か「受け入れられない」かで考えていたことを未熟だと思わなければいけないのかもしれません。 普通や常識は、自分の中に在るもので、不利益を被る状況でないならば、他人を測り、押しつけ、自分を納得させるためのものではないでしょう。 主人公に対して、私は、「無関心でいること」が正解なのかもしれません。 | ||||
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終始、均一的な考え方をする人々しか出てこなくて単調。主人公は、社会に上手く適応できない部分はあるが、コンビニの仕事に関しては紛れもなくプロフェッショナルだ。それは、コンビニでヘコんで売り物にならない缶ジュースや、売れ残りそうなサンドイッチを自ら進んで買うなど、切なくなるほどに。好きなものを見つけて、一生懸命で、その暮らしに満足している主人公は、私にはシアワセに見える。そして、周りの人間の方がくだらない価値観を押し付ける考えの浅い人達に思える。 | ||||
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この小説はフィクションとしてアスペルガーの方の日常を描いただけのように思えます。つまり、アスペルガーについて理解があれば、何の新奇さも発見もない小説なのです。このような作品が芥川賞をとってしまうのは、純文学の世界がアスペルガーや人格障害などの医療における診断の進歩や変化に追いついていないことの現れでしょう。純文学サイドの不勉強を感じました。 このような小説が芥川賞をとってしまうことが、純文学が読まれなくなってしまっている理由の一つの表れなんだと思いました。 | ||||
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「コンビニバイト」というありきたりな題材でここまで面白くなるのか! この作者にしか書けない登場人物たちと物語 他の作品も読みたくなる | ||||
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自分にとっての軸は何か、幸せとはなにか。 「普通」とは何かを問う小説だったが、 読み終わってら自分の人生、生きててよかったと思うために、何を大切にしたらいいかを考えるきっかけになった。 | ||||
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年齢、性別、人種などなど、様々な人間を均一なコンビニ店員にしてくれるコンビニのノウハウにより、初めて普通の笑顔の作り方を教えてもらい、初めて普通でいられる場所を見つけた主人公。そんな彼女も30代後半になって独身のままでいることにより、普通と見られることが難しくなってゆく・・・。真の自分らしさを見つける物語ではなく、そんなことを望むべくもない人が、自分がいられる場所を求める、ささやかな物語。 | ||||
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主人公の気持ちが手にとるようにわかりました。彼女ほど極端ではないですが、私も発達障害のグレーなのでしょう。今までの生きづらさの原因が明確になりました。 「気持ち悪い」「不愉快」という感想も散見しますが、おそらくそれが「普通」といわれる多くの方たちが、私たちに向ける感情そのものなのだと思います。 主人公も私も、自分の感覚が普通からズレていることや、周囲の視線には気づいているし、できれば誰も不愉快にさせず普通に生きたいと思っている。が、どこを治せば良いのかわからないから擬態するしかない。 しかし若い頃は「天然」「空気が読めない」だけで済んでいたことが、歳をとるに連れ誤魔化しきれなくなってくる。明らかに「異質」なものとして排除される。 悲しい物語です。 主人公は、最後清々しいほどに吹っ切れました。 私はそうはなれません。中途半端が故に、これからも「普通」でなければならない社会の中を、露骨な視線に晒されながら、できるだけ普通を目指してもがき苦しみながら生きていくしかないのです。 | ||||
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読後にレビューを読んでみて、リトマス試験紙のようだなと思いました。読んで励まされた人、おもしろく読めた人、ひたすら気持ち悪いという人の大きく分けると3通りあって、気持ち悪いという人は、どこでそう思ったのか、と思うと、白羽さんを家に泊めたあたりからなのかな?と思いついた。白羽さん、にせよ誰にせよ、独身未婚女性が、あまり知らない男性を家に泊めるのはちょっとどうかと思う。さらに白羽さんは「婚活」と称して突飛でもないことをしていた人なので、いくら何でもと思うけれど、彼もまた「異端者」「異物」で、「ムラから排除される」ような人で、そこに苦しんでいる同士で、それを見抜いて主人公は受け入れている(と思われる)。そしてそんなストーリーの流れを受け入れられる読者は、多様性を受け入れられる人で、そうでない場合には、排除する側になってしまうのかもしれない。 冒頭で、日頃当たり前で見過ごしてしまうコンビニ内の音をひとつひとつ拾って、いきいきとコンビニを描き出す感性は、読んでいて楽しいところでした。そうして、目と耳を使いながらコンビニの仕事を身体で覚え、日々考えている主人公は、でも本文の途中では、18年もただのアルバイト身分で、そこまで優秀でもないとされている。十分優秀そうですが。身長180cmの白羽さんが寝られる広い浴室がある賃貸(丸まって寝ているのか?)。浴室で生活を始める白羽さん。洗面器にご飯と副菜を入れて持って行くって・・・餌って・・・からかっているのかと思うくらい新しい。矛盾もありつつ新しい世界でした。 | ||||
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読みやすかったです。 | ||||
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私たちは社会の中で「普通」であることを強要されていると思うのですが、「普通」もマニュアルであると、コンビニという舞台装置を使って表現している「普通」の著者が書いた本です。しかし僕は世の中の「普通」を履行するためのマニュアルを読んだことがありませんし、主人公の女性のように器用に「普通」を演じることもできないようです。「普通」には幅があると思っていますが、「普通」ではない人を受け入れられない世界が正しいのではなく、狭量なのだと思います。 | ||||
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ただただイカれた女の「私のどこが変なのかなぁ」を見せられ続けるお話しです。 | ||||
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