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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1009件 41~60 3/51ページ
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主人公の古倉恵子はコンビニ18年勤務の36歳独身。。恋人は同じコンビニで働く白羽さん‥やがて白羽さんが自宅に隠れ始めたり借金があったりいろんなごたごたがあり。。コンビニを引退する。。コンビニにはいろんな音が存在する。。音 音楽匂い。。いろんな人の思い最期が衝撃的に面白い。。村田さんの他の作品も読みたいです。。消滅世界やマウスなど。。。読みやすかったです 半日で読破できました | ||||
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あっとゆう間に読み終わりました!面白かった〜 | ||||
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とても読みやすく、最後まで一時間もかからないくらいで読み終え(だいたい 150ページほどしかないので当たり前)た。 字を拾っていくと、目がとまることも何かを考えることもなく、さらりと読む ことができるが、何かひっかっかる感覚が残った。不思議に思い読み直すと、「ア ラ」が見えてくる。どうにも全体的に「リアリティ」がない。 主人公の小学校から大学までの生活は、どうにも「作り物」めいた印象しか持て なかった。フィクションなのだから「現実と合致しないこと」があるのは当然なの だが、その経歴はあまりにも「発達障がいのある人」に典型的すぎる。 友人達の喧嘩を止めようと、仲裁するつもりでスコップで殴る。先生を「静か」 にするために、教師のスカートとパンツを下ろす。 陰影のない白茶けた光景と、潤いのない心。 エピソードを語るたびに、現実を喪失したコンビニでの生活は、ますます現実 を失ってゆく。 この小説では「音」は重要なものになるだろうが、人や物の「匂い」は感じない。 視野もいやに狭く、主人公には眩しすぎる現実を見ていると「白飛び」している光 景が、コンビニの中ではかろうじて「現実」となっているのだろうか。 最初から数ページで、いかにも「軽い小説」と思った。だが、それなりの興趣も わいた。ただこの小説は、自然物ではなくコンビニに加工された、記号としての 主人公の歴史でしかない。プラスチックで成形したような人物描写も、いかにも 薄っぺらい。 「コンビニは強制的に正常化される場所」。気に入った表現だった。 人物描写はいかにも観念的で、同じような価値観を持った友人ばかりという設 定はあまり面白くない。筋立上これは仕方なかったのか、いささか疑問が残る。 トリッキーともいえるストーリーがそれなりの大団円を迎えるのは、著者の才 能でもあるのだろう。 「香りのする自然物」を食べたかったのだが、「展示用の食品サンプル」の味がす る料理を出された。 そんな思いとなった「小説」。 主人公の「実存」はあまりにも軽く、これが評価を高めているのだろうか。 私には、不満ばかりが残った。 | ||||
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食べ物は生命を維持するためだけのエサとしな思えず、妹の赤ちゃんを見ても友人の赤ちゃんと同じくらいのレベルにしか感じない、かなりの変人が主人公。人の真似をして、マニュアル通りにすれば、コンビニで働くことができる。そこにつけこんだ、社会になじまない男性との気持ち悪い共同生活が描かれている。 案外身近に存在しているのかもしれない。これを読んで救いに感じる人もいるのかもしれない、と思った。ただ、面白くはない。 | ||||
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コンビニバイトで求められる「能力」と社会一般人として求められる「一般人としての普通」を比喩的に表現し、それらに適合したもの、不適合な人を不気味に表現しており、こういう世界の見方もあるのか。とゾッとしました 1つの物事を多角的に見る。そういう意味では面白い作品だと思いました。 | ||||
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終盤、「あっ」という展開になります。 それまでは、小鉢のお漬物のようなものです。 一緒にいると話し方とかが似てくるというのはなるほど、あるあると共感しました。 あと、ふとしたところで笑ってしまいました。 白羽くんに出会って古倉さんは変わり、ブレンドされて自分を取り戻します。 自分も社会不適合者ですから何も言えませんが、 どんな方でも天職というものは必ずあるものだなと思いました。 自分も若い頃、色々比べられるのがイヤでした。 古倉さんは、マイペースでしか生きられません。 人間というのはそれぞれ自分のキャパがあり、 それにおさまればいいけど、 あふれるとオーバーヒートします。 今回の作品も自分の餌になりました(笑) 総じてホンワカ系のトリセツみたいな書風でした。 | ||||
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独自の感性で、あらゆる場面で考えの違いに苦しむ主人公と、コンビニで出会ったこれもまた独自の感性を持つ若者との奇妙な関わり合う展開から目が離せない。 はたして我々が日常で思い感じているあるべき姿、社会の有り様は、あたりまえすぎて疑問を持つことは理不尽なことがあったときに恨めしく思うぐらいで、常識的に振る舞っている。 主人公たちは人生の岐路である就職や結婚、子供を持つことが当たり前ではない。それが社会と乖離をうみ、ますます孤立する。コンビニバイトで合理的なマニュアル通りにやることが自分であること、そうする自分が、他者や社会から認められている感覚を唯一得られる場所が、コンビニなのか。 フィクションでありながら、身近にもしかしたら?と思えさせる迫力、リアリティーがある。 たいへん読みやすく作者の表現力に感服する。さすがの芥川賞ものである。 | ||||
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コンビニで働くということが、主人公にとって生きやすい!と思っているのに、そこをわざわざ否定してくる人がいる。 人生を試されているような感覚になる。 | ||||
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思考や感性が世間と違うと認識している主人公が、世間の歯車になれる場所として 選んだ場所がコンビニ。コンビニ店員としての役を全うし、世間の一員になれる事に 満足していた主人公だったが、次第に周囲の「普通」を勧める声に翻弄されていくようになり・・・ というストーリー。 途中、主人公に「普通」を勧める周囲の声にイライラさせられたが、自分も実生活で無意識に そういう事をしていないかと考えさせられ、人の選択や行動に対し、迷惑を掛けていなければ 自分の価値観であれこれ言う権利は無いと改めて認識する事ができた。 読後感は個人的には良いとは思えない部分があるが、「普通」で無いと思う人には刺さる 内容かもしれないし、自身を「普通」と思っている人にも感じる事がある作品のように思える。 何か考えさせられる | ||||
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共感できる話でした。多様な生き方、考え方を良しとしながらも、社会で生きるにはこうでなければならない。こうあるべき姿がある。それは、そうではないものに対する違和感として日頃から感じているのだと。再認識しました。読後感はスッキリしていたので、この主人公の感じ方を受け入れられたのかも。 | ||||
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独特の感性だったが 私も世間とズレているところがあるのでわかるーって思ったりもして 不思議でした 本当にコンビニ人間でした | ||||
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読み終わった後、「ほぉ…」というため息が出ました。 自分には当たり前すぎて考える事もなかった主人公の感覚が面白かったです。 面白くて一気読みしました。 | ||||
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僕の想像では、話の途中からコンビニの話題から婚活の話題に変わってそのままコンビニから離れていくのかと思っていましたが、実際にはすごく主題に忠実な気がしました。 意外だったけどそれはそれで面白かったので、四ツ星にさせていただきました。 | ||||
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アスペルガー症候群であろう主人公が、周りに全く理解されず世間のジョーシキを押し付けられ、一時はそれにあわせようとするものの、最後に自分の居場所を取り戻す、という物語。作中、ジョーシキを押し付けようとする人々は、ほんの一部をのぞき本来善良なひとびとばかりで、全く悪気がなく自覚もない。主人公はやりがいをもって生きているのに、周りは不幸と決めつける。 本書が書かれた時期を考えても、世間にはもう少し理解が広がっているように思うのだが、実際にはそうでもないのだろうか。多様性の社会とは口ばかりということか。自らを振り返って、自分自身にもそういうところがあるのではないかと反省しながら読んだ。 | ||||
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自分がグレーゾーンなので、主人公の考え方がよく分かり、共感できることが多かった。 | ||||
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ここ数年、小説を読んでいなかったが久しぶりに手に取ったのが「コンビニ人間」だった。芥川賞受賞作品の発表の時に題名にインパクトがある強く記憶に残っていたから、いつか読んでみたいと思っていたがようやく8年越しにその想いが達成された。 主人公の恵子は正常な人間としての反応ができない。公園で死んだ小鳥を見つけると母に「これ、食べよう」と言って、母をぎょっとさせてしまう。 そんな中、ようやく出会ったのがコンビニ店員だった。恵子はコンビニ店員という生き物に着替えることで、世界の正常な部品になることができた。 オレはこれに憧れる。主人公の恵子のように人をぎょっとさせるようなことはないが、正常な部品として生きることができない。オレは彼女が世界の正常な部品として自分をプログラミングしていく姿を見て、オレも自分をプログラミングしていく勇気をもらえた。 彼女はオレの憧れだ。 | ||||
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人の感情を理解出来ず、まるでロボットの様に生きて来た。 コンビニ店員になって改善されるかと思ったが、やはり性能の良いロボット。 社会的にはこれほど従順な社員は有能と評価される。 一方で生きていながら死んでいる。 周囲に合わせたり、良かれと思う事を模索したり、時には人から真似て騙し騙し生きていた。 色々な事を失って初めて気付く事もあった。 最後は自分の居場所、やりたい事が見つけられたと思う。 人間らしい人間に近づけた。 | ||||
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長編小説がシンドい人向きかな? | ||||
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ラストが良かった コンビニをやめて行き方を見失った主人公が 再びコンビニに足を踏み入れた途端にイキイキとし始める その高揚感や興奮が伝わってきて、読んでる私も嬉しかった 白羽?のいう縄文時代のムラ社会云々もなかなか面白い 『日常』を見つめ直させてくれる一作ですね | ||||
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この方の本は何冊か読みましたが、全体的にうっすいですよね。 今回はコンビニについて頑張って調べました!という感じは受けましたが、 それ以外は特に、、、 | ||||
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